iPhoneの広告識別子(IDFA)をサードパーティのトラッカーに渡さない設定方法
Appleは「あなたのデータはiPhoneの中にとどまる」と主張していますが、それは完全には真実ではありません。実は、iPhone上で行うほぼすべての操作は、その端末の「広告識別子(IDFA)」と紐付けられています。この識別子は広告主やアプリ開発者、その他数え切れないほどのサードパーティによって収集され、市販のデータベースを利用することで、個人と直接結び付けられてしまうのです。
これは深刻な問題です。では、どれほど深刻なのでしょうか?ニューヨーク・タイムズ紙が、2021年1月6日のワシントンD.C.での集会(後に連邦議会議事堂襲撃事件へと発展)に参加した人々の移動経路を地図化した記事を覚えている方もいるでしょう。あの記事は、広告目的で使用される一意の(ランダム化されているはずの)識別子を含むデータセットによって実現したものです。同紙はその識別子を他の入手可能なデータベースや位置情報データと照合し、参加者全員の移動マップを作り上げました。
もちろん、政府の建物に押し入るつもりはないかもしれませんが、だからといって自分のデータを誰かの手に渡したいわけではないはずです。病院への通院、自助グループのミーティング、教会やバーでの時間——あなたのすべての移動は、広告識別子を通じて個人と結び付けられ得るのです。
解決策はシンプルです。アプリが広告識別子にアクセスできないよう設定を変更しましょう。以下で手順を詳しく説明します。
iPhoneの広告識別子へのアクセスを無効にする方法
iPhoneのセキュリティを強化したいなら、まずここから始めましょう。
- iPhoneで「設定」アプリを開きます
- 「プライバシー」をタップします
- 「トラッキング」をタップします
- 「Appからのトラッキング許可要求」の横にあるトグルスイッチをオフ(グレー表示)にします
これで、iPhoneが広告主やゲーム開発者など、識別子を求めるあらゆる相手に固有の識別子を渡すことはなくなります。セキュリティへの意識が高まったところで、もうひとつ覚えておきたいポイントがあります。位置情報へのアクセスがなくても動作するはずのアプリがアクセスを求めてきたら、「OK」をタップしないことです。マップアプリやフィットネストラッカーでない限り、位置情報は必要ないケースがほとんどです。許可してしまった場合、そのデータは広告目的、あるいはもっと悪い用途に使われる可能性があります。
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