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iPhoneからAndroidへ乗り換える方法:後悔しないためのデータ移行ガイド

わかっています。3GSの時代からiPhoneを使い続けてきた理由のひとつは、慣れ親しんだ環境がもたらす安心感ではないでしょうか。iTunesの癖にも順応し、iMessageの便利さにどっぷりハマり、何か欲しいものがあればApp Storeで「こういうアプリもある」ですぐ解決。さらにキャリアからの機種変更案内が届き続けた、なんてこともあったかもしれません。

それで構いません。現状に満足しているなら、そのまま使い続ければいいのです。しかし、Androidの世界にそろそろ足を踏み入れてみたい、あるいは普段のアルミボディのスマホとは少し違うものを試してみたい——そんな気持ちがあるなら、ぜひ読み進めてください。

この記事では、Androidデビューの不安を少しでも和らげるお手伝いをします。

始める前に知っておくべきこと

iPhoneからAndroidへの乗り換えは、新しい車を購入するのに少し似ています。今まで使っていた機能はほぼすべて揃っていますが、操作する場所が違ったり、呼び方が違ったりするだけです。実はベテランのAndroidユーザーでも、機種変更時に戸惑うことがあります。それは大手メーカーごとに仕様や操作感が少しずつ異なるためです。

いわゆる「純正(ストック)Android」の体験に近いのは、GoogleのPixelシリーズや、「Android One」を採用したNokiaなどの端末です。これらを選べば、SamsungやXiaomiなど各メーカーが独自に加えるカスタマイズによる混乱を最小限に抑えられます。

iPhoneの電源を切る前に

iMessageをオフにする——Androidに移行したら、普段使うメッセージアプリを変更する必要があります。切り替え前にiMessageを無効化しておくことが重要です。これを怠ると、友人のiPhoneがあなたの番号宛てのメッセージを依然としてiMessage経由で送ろうとし、着信メッセージを見逃す原因になります。

同じ理由で、FaceTimeも同時にオフにしておきましょう。

アプリはあるけど、買い直しが必要かも

iPhoneで有料アプリを購入していた場合、Android端末では再購入が必要になる可能性が高い点に注意しましょう。

iOSのApp StoreとGoogle Playストアは完全に独立しており、アプリのライセンスを移行する手段はありません。一方で、LastPassやSpotifyのようなサブスクリプション型サービスなら、Google Playストアからアプリをダウンロードしてログインするだけで済みます。課金状況もアカウントに紐づいているため、引き継がれます。

まずは同期環境を整える

iPhoneを使っていた間ずっと、連絡先・カレンダー・写真・書類など、デジタルライフのほとんどがiCloudに同期されてきました。悪いニュースは、これらのデータをAndroid側へ転送・再同期する必要があること。良いニュースは、一度やってしまえば二度と繰り返す必要がないことです。

GoogleもGoogleアプリ群によるクラウドサービスを提供しており、仕組みはiCloudとよく似ています。Androidの初期設定時にGoogleアカウントを登録すれば(なければ新規作成)、iCloudのデータの一部はGoogleのサービスへ直接同期できるため、連絡先やカレンダーを一から入力し直す必要はありません。

引っ越し準備:データの持ち出し

スマホを乗り換えても、大切に整理したデータまで失われるわけではありません。以下の方法を活用すれば、すべてを手入力し直す必要はありません。

連絡先

GoogleとAppleはモバイルOS市場で競合していますが、意外にも乗り換えは簡単です。新しいスマホに連絡先を手入力するのは時代遅れ。iPhoneの連絡先はvCard形式などでエクスポートし、Googleアカウントにインポートするのが定番の方法です。

カレンダー

予定で埋め尽くされたカレンダーをお持ちなら、その内容をすべて新しいAndroidへ引き継ぎたいはずです。iCloudのカレンダーデータは、Googleカレンダーへ同期・インポートできます。

写真(カメラロール)

家族との旅行スナップや思い出の動画もiCloudに保管されているはず。これらも忘れずにAndroidへ移しましょう。特に、後でiPhoneを売却して少しでも元を取る予定なら、データ消去前の移行は必須です。売却用に外箱も取ってありますよね?

多くのAndroidスマホには「Googleフォト」が初期インストールされています。なければGoogle Playストアから無料で入手可能です。手順としては、iPhone側でもApp StoreからGoogleフォトをインストールし、アップロード→Android側で同期という流れが最も簡単です。

書類

iCloudを長年利用していれば、iCloud Driveに多数のファイルが保存されているかもしれません。Googleにも「Googleドライブ」があり、両者間の移行は比較的容易です。パソコン上でiCloud DriveとGoogleドライブ両方のアプリ(またはブラウザ)を使えば、ドラッグ&ドロップで移せます。

メーカー純正の移行ツールを活用しよう

一部のAndroidメーカーは、データ移行を支援する独自ツールを提供しています。2台のスマホを直接接続して転送するタイプもあれば、パソコン上のバックアップ経由で移すタイプもあります。

Samsung(Smart Switch)

SamsungのGalaxyシリーズにはUSB-OTGアダプターが付属しており、新しいGalaxyと旧iPhoneを接続するだけでデータを移行できます。専用アプリ「Smart Switch」を使えば、有線接続のほか、iCloudからの復元やPC/Mac経由の移行にも対応しています。

Google Pixel

GoogleのPixelシリーズにもUSB-Cケーブルでの移行に対応したツールが用意されており、初期設定中にiPhoneと接続するだけで、連絡先・写真・メッセージなどをまとめて転送できます。

焦らなくて大丈夫!

iPhoneから新しいAndroidスマホへの乗り換えは、思ったよりシンプルです。もちろん慣れるまでの期間はありますが、それは新しい靴を履き慣らすようなもの。メッセージの送受信、通話、ウェブ検索といった基本操作はすべて揃っています。名称が違うだけの場合も多いのです。

最初はAndroidの自由度の高さに圧倒されるかもしれませんが、使い込むうちに自分に合ったホーム画面・壁紙・アイコンの組み合わせが見つかるはずです。外観のほぼすべてをカスタマイズできるのは、世界にひとつだけの「自分仕様」の一台を作れる大きな魅力です。

どうぞカスタマイズを楽しんでください。

実際に乗り換えを経験した方は、このリストに追加すべきコツがあればぜひコメント欄で教えてください。

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