大切なデータを確実に守る6つの方法|今すぐ実践できるセキュリティ対策
21世紀において最も価値のあるもののひとつが「自分のデータ」です。パスワード、金融情報、その他の機密情報を第三者から守ることは、企業にとっても個人にとっても長年にわたり最重要課題となっています。
テクノロジーは私たちに多くの恩恵をもたらしましたが、その一方で、悪意ある第三者が個人情報へアクセスし、自己利益のために利用する手段も生み出してしまいました。
ご存じのとおり、こうした攻撃者の標的となるのは、主にインターネットやネットワーク経由で共有される情報です。また、スマートフォンやノートパソコンなどのデバイスも、個人情報漏えいの原因としてよく知られています。
幸いなことに、サイバーセキュリティを確保し、機密情報を守るための方法は数多く存在します。この記事では、データの紛失やハッキングなどのリスクから大切な情報を守るための実践的なヒントを紹介します。
1. データをバックアップする
データ保護とは、不正アクセスから守ることだけではありません。万が一失った場合に復元できるようにしておくことも含まれます。これは最も基本的でありながら、見落とされがちなデータ保護対策です。具体的には、データのコピーを作成しておくことで、デバイスの紛失・盗難・侵害が発生しても、いつでもデータを取り戻せるようになります。
複雑な対策を検討する前に、まずはデータのバックアップから始めましょう。複数のバックアップを作成しておけば、複数のデバイスが同時に被害を受けても、情報はしっかり守られます。ここで重要になるのがクラウドストレージです。次のポイントで詳しく説明します。
2. 信頼できるクラウドサービスを利用する
ハードウェアに依存せず、どこからでもデータへアクセスしたいなら、クラウドは理想的なバックアップ先です。信頼できるクラウドバックアップサービスを選び、利用条件や詳細を確認したうえで、データをアップロードするだけで準備完了です。
クラウドではデータがローカルに保存されないため、特定のハードウェアに縛られることなくアクセスできます。BackBlazeのような専門家も、信頼性の高いクラウドバックアップソリューションを導入すれば、データが確実に保護されると推奨しています。さらに、場所を問わず権限を持つ人が簡単にアクセスできる点も大きなメリットです。
3. データを暗号化する
暗号化は、現代のテクノロジーが生み出した最も効果的なデータセキュリティ手法のひとつです。かつて暗号化は数学者や専門家だけのものでしたが、今日では多くのツールによって、誰でも手軽に暗号化・復号化できるようになりました。
市販のツールやアプリを使えば、データはスクランブル(暗号)化され、侵入者や覗き見する第三者には読み取れない状態になります。彼らにとってあなたのデータはただの意味不明な文字列にしか見えず、解読には多大な手間がかかります。
4. OSを最新の状態に保つ
オペレーティングシステム(OS)は頻繁にアップデートされます。多くのユーザーにとって更新作業は面倒なものであり、つい後回しにしがちですが、注意すべき点があります。これらのパッチ更新は、システムの脆弱性を修正し、データを危険から守るために提供されているのです。
新たな脅威が発見されるたびに、開発者はユーザーを保護するための対策を講じ、それが定期的なパッチ更新として配信されます。データの安全を確保するためにも、OSの更新は必ず適用するようにしましょう。
5. ネットワークを安全にする
ハッカーや悪意ある人物がデータに到達するために使う経路のひとつが、あなたのネットワークです。「公衆Wi-Fiなどの公共ネットワークで機密情報にアクセスしてはいけない」という警告を耳にしたことがあるでしょう。接続を他の人と共有しているため、一定の知識を持つ人ならあなたの情報にアクセスできてしまうからです。
機密情報を扱う際は、プライベートネットワーク、できればスマートフォンのテザリング(ホットスポット)を使用するのが安全です。どうしても公共の回線を使う必要がある場合は、必ずVPNで通信を暗号化し、接続を保護しましょう。
6. アンチマルウェアソフトを導入する
多くのコンピュータを悩ませているのが、ウイルスとも呼ばれるマルウェアです。マルウェアは目立たない場所に潜み、データに脅威をもたらします。悪意のあるソフトウェアに感染すると、自分のデータへのアクセスさえ困難になることもあります。
多くのOSには標準でマルウェア対策機能が搭載されていますが、より高度な保護を実現するためには、市販の専用セキュリティソフトを追加で導入することをおすすめします。
データセキュリティは、現代を生きる私たちにとって欠かせないテーマとなりました。ほとんどすべての人が、守るべき大切な情報を持っています。情報セキュリティは奥深い分野で、本が一冊書けるほどの内容ですが、この記事で紹介した6つの対策を実践すれば、データを紛失やハッキングといったリスクから効果的に守ることができるでしょう。
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