ソフトウェア
 Computer >> コンピューター >  >> ソフトウェア >> ソフトウェア

Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージのダウンロード方法【全バージョン対応ガイド】

アプリを実行しようとした際に、「Microsoft Visual C++ Redistributable パッケージをインストールする必要があります」というメッセージが表示された経験はありませんか?Visual C++ 2019、2017、2015、2013、2012、2010、2008 など、さまざまなバージョンの再頒布可能パッケージが必要になるケースがあります。

この記事の内容

  • Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージとは?
  • なぜ Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが必要なのか?
  • 各バージョンの Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージのダウンロード方法
  • なぜ Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが複数存在するのか?
  • これほど多くのパッケージは本当に必要なのか?

Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージとは?

まず用語を分解して理解しましょう。C++ はソフトウェア開発に使われるプログラミング言語であり、Visual C++ は Microsoft が提供する開発環境・ツールです。そして「再頒布可能(Redistributable)」とは、この Visual C++ パッケージをさまざまなアプリケーションと共に配布できることを意味します。

たとえば、複数のアプリが Microsoft Visual C++ を必要としている場合でも、1つの Visual C++ パッケージだけで Windows 10 上でそれらすべてを動作させられることがあります。

もともと独立した製品だった Microsoft Visual C++ は、現在では Microsoft Visual Studio の一部として統合されています。名称からも分かるように、最新バージョンは「Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2019」です。

なぜ Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが必要なのか?

ソフトウェア開発者は、動的リンク ライブラリ(DLL)の形式で共有コードを含む標準的な再頒布可能パッケージを利用します。これにより、開発者は共通のコードを毎回組み込むことなく、アプリを効率的に配布できます。

PC 上で Microsoft Visual C++ が必要となる場面は、主に次の2つです。

  • 特定のアプリケーションを実行するとき:Skype、Chrome、Steam、Microsoft Excel など、多くの人気ソフトが Visual C++ ランタイムに依存しています。
  • DLL ファイルが見つからないときWLDCore.dllX3daudio1_7.dll などの DLL エラーが表示される場合、対応する Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストールで解決できることがあります。

各バージョンの Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージのダウンロード方法

C++ 再頒布可能パッケージのインストールを求める警告が表示された場合は、以下の2つの方法があります。

方法1:Driver Booster で自動的にダウンロード・インストールする

Driver Booster は、ゲームや各種プログラムに必要な Visual C++ パッケージを自動的に検出してインストールできる信頼性の高いツールです。必要な C++ パッケージを Windows 10 上で一括スキャンし、まとめて導入できるため、自分で一つずつダウンロードする手間が省けます。

  1. Driver Booster をダウンロードし、PC にインストールして起動します。
  2. 「スキャン」ボタンをクリックします。Driver Booster が Windows 10 上の欠落・破損・不具合のあるコンポーネントの検索を開始します。
  3. スキャン結果の 「Game Support」セクションを見つけ、「Update Now」をクリックすると、必要な Microsoft Visual C++ パッケージが一括でインストールされます。

パッケージは自動的にインストールされるため、アプリが起動しない問題や「DLL ファイルが見つかりません」といったエラーを解消できます。

方法2:Microsoft 公式サイトから個別にダウンロードする

Microsoft の公式サイトから、必要なバージョンの再頒布可能パッケージを個別にダウンロードすることもできます。以下に、主要なバージョンの一覧をまとめました。

  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2019
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2017(x64)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2017(x86)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015(x64)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015(x86)
  • Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable(x86 / x64 両対応)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2012(x64)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2012(x86)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2010(x64)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2010(x86)
  • Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2008(x64 / x86)

ダウンロード後は、Windows 10 上で再頒布可能ファイルを手動でインストールしてください。インストールされたパッケージはアプリケーションとは独立した場所に配置され、さまざまなプログラムに対して必要な機能を提供します。

なぜ Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが複数存在するのか?

多くの方が、Microsoft Visual C++ 2005、2008、2010 など、異なるバージョンの再頒布可能パッケージが多数インストールされていることに気づくでしょう。

また、インストール済みプログラムの一覧に、32 ビット用と 64 ビット用の 2 つの Visual C++ 2015 パッケージが並んで表示されていることもあります。これは、64 ビット版の Windows では 32 ビット版と 64 ビット版の両方のパッケージが必要になる場合がある一方で、32 ビット版の Windows では 32 ビット版のみで足りるためです。

つまり、Windows 10 で複数の Microsoft Visual C++ パッケージが必要になる理由は、主に次の 3 つです。

  1. インストールされているアプリケーションがそれぞれ異なるバージョンを要求する
  2. 64 ビット版の Windows 10 では 32 ビット / 64 ビット両方のパッケージが必要
  3. Windows システム自体がランタイム コンポーネントを利用している

これほど多くのパッケージは本当に必要なのか?

結論から言うと、既存の Visual C++ パッケージはそのまま残しておくのが賢明です。

プログラムをインストールする際、必要なランタイム ライブラリを含む Visual C++ 再頒布可能パッケージ(たとえば Visual Studio 2013 用)が同時に PC へ導入されることがあります。次に別のアプリをインストールすれば、今度は Visual C++ 2015 など別のパッケージが追加されるでしょう。

それぞれのプログラムは、正常に動作するために特定のバージョンの Visual C++ パッケージを必要とする可能性があるため、不要だと思って削除するとアプリが起動しなくなる恐れがあります。

まとめ

この記事では、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージの概要、Windows 10 上に複数のパッケージが存在する理由、そしてアプリを正常に動作させるために必要なパッケージを迅速かつ安全にダウンロードする方法を解説しました。DLL エラーやアプリの起動トラブルに悩んでいる方は、ぜひ本記事の手順を参考にしてみてください。

  1. Microsoft、Visual Studio 2019を4月2日に正式リリースへ

    Microsoftは、WindowsおよびMac向けの統合開発環境「Visual Studio」の最新版「Visual Studio 2019」の登場に合わせて、丸一日かけてのローンチイベントを開催します。イベントは4月2日午前9時に開始される予定です。同社はこの場で、新版のVisual Studioが開発者の生産性をどのように向上させるのかを紹介する予定です。また、新しいビルドでは、AI機能によって開発者が得られるメリットについても取り上げられます。 新バージョンのメリットとは? 生産性向上が最大の特徴とされる今回のバージョンでは、コーディングスペースの拡大や、よりスマートなデバッグ体験が

  2. Microsoft「XO18」発表まとめ:Obsidian・inXile買収からGame Pass新情報まで、すべてが実現した夜

    マイクロソフトはメキシコシティで開催されたファンイベント「XO18」にて、数々の大型発表を行いました。新サービス、新作ゲーム、スタジオ買収など、Xboxファンにとって見逃せない情報が満載のイベントとなっています。気になる内容を詳しく見ていきましょう。 スタジオ買収 Obsidian Entertainment(オブシディアン・エンターテインメント) マイクロソフトは、RPG開発で高い評価を受けるObsidian Entertainmentの買収を発表しました。同社は2003年、Black Isle Studios出身の業界ベテランたちによって設立されたスタジオです。Xbox向け独占タイトル『