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ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

Chromeは時にリソースを大量に消費することで知られています。このガイドでは、Chromeの動作を軽くし、CPUへの負荷とメモリ(RAM)使用量を抑えるための方法を詳しく解説します。

ここで紹介するテクニックを実践すれば、Chromeが前面で動作しているときもバックグラウンドで動作しているときも、パフォーマンスの改善が期待できます。まずはGoogleが公式に推奨する最適化方法から見ていき、その後、あまり知られていない便利なツールもご紹介します。

Chromeを最適化する基本の手順

1. Chromeを最新版にアップデートする

最初におすすめしたいのは、Google Chromeを最新の状態に保つことです。アップデートには新たな最適化や、お使いのハードウェアとの非互換性に関する修正が含まれていることがあります。

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

Chromeを更新するには、画面右上の3点リーダー(縦に並んだ3つの点)をクリックします。下部にある「ヘルプ」にカーソルを合わせ「Google Chromeについて」をクリックしてください。

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

このページで、Chromeのアップデートが必要かどうかを確認できます。アップデートが利用可能な場合は通知が表示され、そこからすぐに更新できます。

2. タスクマネージャーでリソース使用状況を確認する

アップデートを確認したら、次はChrome内蔵のタスクマネージャーを活用しましょう。この機能は意外と知られていませんが、ChromeのメモリとCPU使用量を削減するのに非常に役立ちます。

タスクマネージャーを開くには、右上の3点リーダーをクリックし、「その他のツール」にカーソルを合わせて「タスクマネージャー」を選択します。ここでは、Chrome内でどのアプリやタブが最も多くのメモリとCPUを使用しているかを一目で確認できます。

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

表示される数値には驚くかもしれません。たとえば、筆者の環境ではバックグラウンドで開いていただけのGoogleドライブのタブが430MBものRAMを消費していました。ここから直接アプリやタブを終了できるほか、タスクマネージャーを閉じてから手動で終了することも可能です。

3. 内蔵の省メモリ機能を活用する

比較的新しいバージョンのChromeには、「メモリセーバー」と呼ばれる省メモリ機能が標準搭載されています。アドレスバーに「chrome://settings/performance」と入力するか、設定の「パフォーマンス」から有効化できます。この機能をオンにすると、しばらく使用していないタブが自動的に休止され、メモリ使用量を大幅に抑えられます。

Chromeの日常的なメンテナンスのコツ

上記の対策に加えて、同時に開いているタブの数を意識するだけでも、Chromeの負荷は大きく変わります。各タブはそれぞれパフォーマンスに影響を与えるため、10個以上のタブを開いていれば、PCにかかる負担はその分だけ増大します。

さらに負荷を減らしたい場合は、Chrome上で使っているサービスをスタンドアロンのソフトウェアに置き換えるのも有効です。たとえば、Web版ではなくWordやワードパッド、デスクトップ版のGoogleドライブを使うといった具合です。

音楽鑑賞なら、YouTubeの代わりにSpotifyのデスクトップアプリを選ぶのもよいでしょう。できるだけ単体アプリを活用し、使わないときはきちんと終了することを心がければ、Chromeがメモリを大量に消費する事態を避けられます。

有害な拡張機能やウイルスを削除する

Chromeにインストールされた有害な可能性のあるアプリや拡張機能は、アドレスバーに「chrome://settings/cleanup」と入力してアクセスできるクリーンアップ機能で確認・削除できます。

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

場合によっては、悪意のある拡張機能が知らず知らずのうちにPCへインストールされていることもあります。このページでは、そうした拡張機能を自動的に検出して削除してくれます。悪意のある拡張機能は、広告をポップアップ表示させたり、バックグラウンドで余計なプロセスを実行させたりして、PCへの負荷を増大させる原因になります。

また、悪意がない拡張機能でも、Chromeのパフォーマンスに大きな影響を与えることがあります。「chrome://extensions/」にアクセスして拡張機能の一覧を見直し、不要なものは思い切って削除しましょう。

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

使ったことすらない拡張機能がインストールされ、バックグラウンドで動作しているケースも少なくありません。特定の拡張機能がパフォーマンスにどのような影響を与えているのかわからない場合は、前述のタスクマネージャーを確認してください。拡張機能もそこに表示されます。ただし、削除作業自体は拡張機能のページから行う必要があります。

パフォーマンス管理に役立つおすすめ拡張機能

不要な拡張機能を削除した直後にさらに拡張機能を追加するのは矛盾しているように思えますが、パフォーマンス改善につながる拡張機能も実在します。以下に、あまり知られていない3つの拡張機能をご紹介します。いずれもChromeがPCにかける負荷を監視・軽減するために設計されたものです。

OneTab

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

OneTabは、開いているすべてのタブを1つのリストにまとめられるChrome拡張機能です。リストからいつでもタブを再開したり閉じたりでき、リスト自体はパフォーマンスにほとんど影響しません。多数のタブを開いたままバックグラウンドで動かし続けるよりも、はるかに効率的です。

Tab Wrangler

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

Tab Wranglerは、タブを閉じ忘れがちな人に特化した拡張機能です。一定時間操作されなかったタブを自動的に閉じてくれます。

特定のサイトやタブを「閉じない」よう除外設定したり、細かいルールを追加して動作を完全に自動化したりすることも可能です。最終的には、ユーザーはブラウジングに集中するだけで、残りはTab Wranglerが処理してくれます。

The Great Suspender

ChromeのRAM・CPU使用量を減らす方法|ブラウザを軽くする最適化テクニック

The Great SuspenderはTab Wranglerに似ていますが、タブを閉じるのではなく、使っていないタブを一時停止(サスペンド)する点が異なります。これにより、多くのタブを開いたままでもパフォーマンスへの影響を抑えながらブラウジングできます。

タブに切り替えると、そのタブは通常どおり動作を再開します。特定のサイトをホワイトリストに登録したり、ピン留めしたタブをサスペンド対象外にしたりする設定も用意されており、拡張機能の挙動を細かく制御できます。

※注意:The Great Suspenderは2021年に開発元が変更された際に悪意のあるコードが発見され、Chromeウェブストアから削除されました。利用する場合は、安全なオープンソース版である「The Marvellous Suspender」を選ぶことをおすすめします。

まとめ

以上、Chromeのリソース消費を抑えるためのガイドでした。Chromeの更新、タスクマネージャーの活用、拡張機能の見直し、そして便利な専用拡張機能の導入——これらを組み合わせれば、ブラウザの動作はぐっと軽くなります。この記事がお役に立てば幸いです。他にもヒントやアドバイスが必要な場合は、ぜひコメントでお知らせください。

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