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WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

Windowsは、数多くのファイル形式が使われているOSとして知られています。macOSに比べて対応するファイル形式が非常に多く、その中にはとても便利でありながら、意外と知名度の低いものもあります。それがISOファイルです。

ISOファイルとは一体何なのでしょうか? どんな用途に使え、なぜ覚えておく価値があるのか、詳しく見ていきましょう。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

ISOファイルとは?

近年、PCからCD・DVDドライブが省かれる傾向が強まり、ソフトウェアはクラウド経由でダウンロードするのが主流になりつつあります。しかし、オフィスにはまだ古いインストールディスクが眠っていることも多いはず。そんなときこそ、ISOファイルが活躍します。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

また、光学ディスクは物理的な媒体であるため、傷や劣化によって読み込めなくなるリスクが常に伴います。ディスクの内容をISOファイルとしてバックアップしておけば、こうしたトラブルからも大切なデータを守ることができます。

たとえばPhotoshopなどのソフトウェアのインストールディスクを実行するとき、ディスク内には決まったフォルダ構造があり、それぞれのファイルやフォルダが所定の場所に配置されています。もしファイルやフォルダを別の場所へ移動してしまうと、インストーラーが必要なファイルを見つけられず、セットアップ全体が失敗してしまいます。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

ISOファイルとは、インストールディスク上のファイルとフォルダ構造をそのまま正確に複製したイメージファイルのことです。最大のメリットは、物理的なディスクが不要になる点にあります。ディスクの内容をISOファイルとしてクラウドにバックアップしておけば、ソフトウェアをインストールしたくなったときに、わざわざディスクを探し出す必要はありません。ISOファイルをダブルクリックするだけで済みます。

作成したISOファイルは、他の一般的なファイルと同じように扱えます。別のディスクに書き込んだり、USBメモリに移したり、メールに添付したり、クラウドストレージに保管したりすることも可能です。ただし、インストールディスクの中には数GBに及ぶものもあるため、メール送信やクラウド保存には圧縮などの工夫が必要になる場合があります。

ISOファイルの作成方法

ISOファイルの作成は決して難しい作業ではありません。実際、無料で使えるツールが数多く存在します。ここでは、シンプルかつ無料という理由で長年愛用されている「ISO Creator」を使った手順を紹介します。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

今回は、昔から大事に取ってあった古い「Photoshop Elements」のインストールディスクを例に、ISOファイルへの変換から実行までの一連の流れをご紹介します。

まずは、通常のソフトウェアと同じように「次へ→次へ→次へ…」と進めて、ISO Creatorをインストールしましょう。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

インストールが完了したらプログラムを起動し、ISO化したいディスクをドライブに挿入します。

ISO Creatorのウィンドウで、以下の項目を設定してください。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】
  • ISO File Path(ISOファイルの保存先):完成したISOファイルをPC上のどこに保存するかを指定します。「Browse」ボタンをクリックしてフォルダを選択し、任意のファイル名を入力しましょう。
  • Volume Name(ボリューム名):エクスプローラー上で、ドライブ文字の横に表示されるISOファイルの名前です。
  • Folder Path(フォルダパス):変換元となるインストールディスクの場所です。「Browse」ボタンでディスクのドライブを指定します。

設定が終わったら「Start」ボタンをクリックして変換を開始します。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

処理自体は数分で完了しました。あっという間ですね。

ISOファイルの開き方と実行方法

ISOファイルが完成したら、次はそれを開いて実行する方法を知っておく必要があります。

ここで活躍するのが、フリーソフトの「Virtual CloneDrive」です。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

このツールは非常に安定して動作するうえ、エクスプローラーに表示されるユニークな羊のアイコンも魅力のひとつです。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

仕組みを簡単に説明すると、ディスクを読み込むには本来、PCにディスクドライブが必要です。Virtual CloneDriveは、仮想的なドライブを作成してドライブ文字(筆者の場合は「F」ドライブ)に割り当て、ISOファイルを開くことで、まるで本物のディスクを挿入したかのように動作を再現します。

Virtual CloneDriveをインストールしたら、ISOファイルを右クリックして「プログラムから開く」を選択し、「Virtual CloneDriveでマウント」をクリックします。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

これから頻繁にISOファイルを扱う予定があるなら、Windowsの設定でISOファイルをVirtual CloneDriveに関連付けておくと、以降の操作がワンクリックで済むようになり便利です。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

Virtual CloneDriveでISOファイルを開いたら、VCDに割り当てられたドライブ文字をエクスプローラーで確認してみてください。ディスクとまったく同じフォルダ・ファイル構造が表示されているはずです。あとは「setup.exe」を実行すれば、通常どおりソフトウェアのインストールを行えます。

WindowsでISOファイルを作成・実行する方法【無料ツールで簡単バックアップ】

補足:Windows 10/11なら標準機能でマウント可能

なお、Windows 10およびWindows 11では、ISOファイルのマウント機能が標準搭載されています。ISOファイルを右クリックして「マウント」を選択するか、単にダブルクリックするだけで、仮想ドライブとして開けます。古いバージョンのWindowsをお使いの場合のみ、Virtual CloneDriveのようなサードパーティ製ツールが必要になります。

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