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iPhone・iPad・Apple Watch・MacBookのバッテリー状態を確認する方法を徹底解説

Appleはかつて、旧型iPhoneをユーザーの同意なしに意図的に速度制限していたことが発覚し、長年にわたり法廷で争うこととなりました。同社の説明によれば、劣化したバッテリーでフルスピード動作を続けると、突然のシャットダウンなどの不具合が発生する恐れがあったためだといいます。

こうした一連の訴訟をきっかけに、Appleは自社製品に「バッテリーの状態(Battery Health)」機能など、非常に役立つツールを標準搭載するようになりました。

この機能を使えば、日々の使用状況におけるバッテリーの健康状態をひと目で確認できるほか、バッテリーを長持ちさせるためのアドバイスや、交換の時期が来ているかどうかも知ることができます。同様の機能はApple Watchにも搭載されており、macOSでもバッテリー使用状況を詳しく把握できる統計ページが用意されています。

iPhone、iPad、Apple Watch、MacBookのバッテリー状態を確認する手順

ユーザー自身では交換できないバッテリーの状態を管理するために、Appleが各デバイスに用意しているツールの使い方はとてもシンプルです。デバイスごとに見ていきましょう。

iPhone・iPadの場合

  1. 設定アプリを開きます
  2. 下にスクロールして「バッテリー」をタップします
  3. 「バッテリーの状態」(iOS 17以降では「バッテリーの状態と充電」)をタップします
  4. バッテリーの最大容量(%)と性能ステータスが表示されます。状態が最適でない場合は、改善のためのアドバイスも併せて確認できます

この画面では、バッテリーが交換を検討すべきレベルまで劣化しているかどうかも判断できます。なお、交換が必要になった場合、正規修理では機種にもよりますが約80米ドル(1万円前後)の費用が発生する点には注意しておきましょう。

Apple Watchの場合

Apple Watchのバッテリー状態を確認するには、watchOS 7以降へのアップデートが必要です。以下の手順で確認できます。

  1. 設定アプリを開きます
  2. 下にスクロールして「バッテリー」をタップします
  3. 「バッテリーの状態」をタップします

これだけで、バッテリーの健康状態がパーセンテージで表示され、必要に応じて改善のためのアドバイスも受け取れます。

MacBookの場合

AppleはmacOSにバッテリー関連機能を追加していますが、macOS Big Sur以降ではさらに充実したバッテリーツールが利用できます。どのアプリがバッテリーを消費しているのかを、直近24時間または過去10日間のグラフで確認可能です。

  1. 画面左上のAppleメニューから「システム環境設定」(macOS Ventura以降は「システム設定」)を開きます
  2. 「バッテリー」をクリックします

「使用履歴」タブでは、Macのエネルギー使用量のグラフと画面オン時間のグラフを並べて確認でき、両者の関係を把握しやすくなっています。また、「システム環境設定」→「省エネルギー」→「バッテリーの状態」から、MacBookのバッテリー健康状態をチェックすることもできます。

ここではバッテリーの状態に加えて、「バッテリーの状態管理(Battery Health Management)」のオン/オフも切り替え可能です。この機能は、ユーザーの充電習慣に合わせてMacBookのパフォーマンスと最大充電量を自動調整し、バッテリーの劣化を抑えるものです。iOSの仕組みとほぼ同じ考え方に基づいているため、長期的な効果が注目されています。

最適化されたバッテリー充電とは

iPhoneでバッテリー状態を確認した際、「最適化されたバッテリー充電」というスイッチを見かけた方も多いでしょう。この便利な設定を有効にすると、iPhoneがあなたの充電ルーチンを学習し、普段デバイスを使い始める時間の直前までは充電を80%でストップし、そこから100%まで充電を完了させるようになります。

バッテリーは満充電の状態が長く続くと劣化が進みやすいため、この仕組みによって長期的な負担を軽減し、デバイスの寿命延長につながることが期待できます。

ちなみに、iPhone 6、6 Plus、6s、初代SE、7、7 Plusを利用していて速度低下の影響を受けた経験がある方は、集団訴訟(クラスアクション)に参加することで補償金を受け取れる可能性があります。該当する方は申請を検討してみてください。

バッテリーの状態をこまめにチェックして、大切なデバイスを少しでも長く快適に使い続けましょう。

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