スマホでロボコール(迷惑電話)をブロックする方法|Android・iPhone完全ガイド
夕食の支度がようやく整ったその瞬間、電話が鳴りました。無視したいけれど、仕事からの連絡かもしれない。家族や友人の緊急事態かもしれない。——ところが、出てみればそれはロボコール(自動音声電話)。そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
テレマーケティング業者、電話詐欺、市場調査、債権回収業者。これらに共通するポイントが2つあります。1つ目は、どれも非常に迷惑だということ。そして2つ目は、彼らが自分の指で電話番号をダイヤルしていないという点です。手作業では時間がかかりすぎますし、彼らのビジネスは何より「件数」が命なのです。
ロボコールはどれほど蔓延しているのか
実際、その件数は膨大です。アメリカでは2020年1月のわずか1ヶ月間で47億件以上のロボコールが発生しました。これは国民1人あたり平均14.4件という計算になります。
彼らは指でダイヤルする代わりに、プログラムを使って登録された番号リストへ次々と自動発信します。誰かが電話に出ると、今度は人間のオペレーターにつながるか、あるいは「番号を押してください」と指示する録音済みメッセージが流れる仕組みです。
ロボコールを止める2つの基本アプローチ
- スマホ本体に搭載されているブロック機能を使う
- 迷惑電話ブロック専用アプリを利用する
Androidの内蔵ブロック機能の使い方
Android端末の場合、メーカーやOSのバージョンによって操作が多少異なりますが、主に2つの方法があります。特定の番号を個別にブロックする方法と、連絡先に登録されていない番号からの着信をすべてブロックする方法です。また、夜などまとめて静かに過ごしたいときは、サイレントモード機能を活用するのも有効です。
特定の番号を個別にブロックする
- 電話アプリを開き、画面右上付近にある「三点メニュー(⋮)」をタップします。
- 表示された小さなメニューから「設定」を選択します。
- この画面で、ブロックしたい番号を直接入力するか、「最近の履歴」から該当する発信者を選びます。
- 一度ブロックした番号はリストに追加されます。誤って重要な番号をブロックしてしまった場合は、番号の横にある赤いマイナス記号をタップすればブロックを解除できます。
連絡先にない番号をすべてブロックする
この方法を使う際は注意が必要です。ロボコールを防げる一方で、営業電話以外の正当な着信まで大量にブロックしてしまう恐れがあります。あなたに電話をかける可能性のある人が、すべて連絡先に登録されていると確信できる場合のみ使用しましょう。
- 電話アプリを開き、右上の三点メニューをタップします。
- メニューから「設定」を選択します。
- 「番号をブロック」をタップします。
- 「知らない発信者をブロック」の横にあるスライダーをオンにします。
iPhoneの内蔵ブロック機能の使い方
iPhoneにも、Androidと同様に2つの方法が用意されています。特定の番号を個別にブロックするか、「知らない発信者を消音」機能を使うかのどちらかです。
特定の番号を個別にブロックする
- 電話アプリを開き、「最近」タブを選択します。
- ブロックしたい番号を見つけて、その横にある「ⓘ(情報)」アイコンをタップします。
- 画面を一番下までスクロールし、「この発信者を着信拒否」をタップします。
知らない発信者を消音する
この機能を有効にすると、連絡先に登録されていない相手から電話がかかっても、着信音が鳴らなくなります。大切な人が連絡先に入っているか、必ず確認しておきましょう。
なお、この方法はロボコールを完全に遮断するものではありません。単に着信音が鳴らないだけで、相手は留守番電話につながりますし、着信履歴にも残ります。
- 「設定」アプリを開き、「電話」を選択します。
- やや下の方にある「知らない発信者を消音」の横のスライダーをオンにします。
ロボコールブロックアプリを使うべきか?
上記のような内蔵機能を使っているなら、基本的にブロックアプリは不要です。ただし、あまりに大量の迷惑電話が殺到している場合は、思い切って携帯電話会社に連絡して番号の変更を検討するのも一つの手です。多くの通信事業者はオンラインで自分の手続きだけで番号を変更できます。また、事業者によっては無料の着信拒否アプリを提供していることもあるので、まずはそちらを確認してみましょう。
ロボコールブロックアプリ(というより、あらゆるアプリ)を導入するときは注意が必要です。セキュリティ研究者のダン・ヘイスティングス氏は、人気のロボコールブロックアプリがスマホ上で何を行っているのかを調査しました。
その結果、多くのアプリがスマホから情報を収集し、それを第三者に販売していたことが判明したのです。しかも大半のアプリは、利用規約やプライバシーポリシーの中でそのことについて明記していませんでした。スマホにはセキュリティ対策アプリも併せて導入することをおすすめします。
では、収集された情報は誰に売られるのでしょうか?最終的な行き先はマーケター(マーケティング業者)です。そしてマーケターこそ、ロボコールの主要な発信源の一つなのです。彼らはどうにかしてあなたにたどり着こうとするでしょう。
それでもアプリが必要だと感じたら、以下の2つを参考にしてみてください。
Call Blocker(Android Does Team)
セットアップが簡単で、プライバシーポリシーも明確に示されています。無料版の機能はシンプルで使いやすいのが魅力です。ただし広告が表示されるほか、データ通信量が多いという声もあります。
Call Blocker(Grus Group)
「Call Blocker」という名前のアプリは複数存在しますが、こちらの無料アプリはロボコールをしっかりブロックできます。さらに電話番号の検索機能や、サイレントモードのスケジュール設定にも対応しています。夜間や会議中など、すべての着信を遮断したい時間帯をあらかじめ指定できるのは便利ですね。
予防が最良の対策
何ごともそうですが、少しの心がけが大きな効果を生みます。自分の電話番号を誰に教えるか、常に慎重になりましょう。懸賞や無料特典を目当てに電話番号を求めてくる相手は、必ず電話をかけてきますし、おそらくその番号を他の業者にも売却するでしょう。結局、あなたはどこかで代償を払うことになるのです。
ロボコール対策のコツやアイデアをお持ちの方、あるいは迷惑電話業者をうまくやり込めた面白い体験談がある方は、ぜひ下のコメント欄で教えてください。
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