2020年に学ぶべきおすすめプログラミング言語8選【特徴と学習方法を徹底解説】
「今どきのプログラミング言語はどれを学べばいいのだろう?」とモニターを眺めながら悩んだ経験はありませんか?この記事では、その疑問に対する答えをご紹介します。
世の中には数え切れないほどのプログラミング言語が存在し、その中から時間をかけて習得する価値のあるものを見極めるのは一苦労です。端的に言えば、それぞれの言語には何らかの用途があるため「すべて学べばよい」ということになります。しかし、時間が無限にあるわけではないなら、需要の高い定番言語に絞って学ぶのが賢明な選択でしょう。
新しいプログラミング言語は次々と登場していますが、時代の流れに耐えてきた実績ある言語はごくわずかです。こうした言語こそが市場で最も需要があり、安定しており、就職のチャンスにつながりやすいものです。
前述のとおり、複数の言語を習得することには大きなメリットがあります。特にプログラマーやシニア開発者にとっては、自分のスキルセット(道具箱)を充実させることにつながります。
本記事で紹介する言語をいくつか、あるいはすべて習得すれば、開発・プログラミング分野の高収入求人が求めるスキルを幅広く身につけることができるでしょう。
どのプログラミング言語を学ぶべき?
ここでは、プログラミング・開発の世界へ足を踏み入れたい人にとって基盤となる、最も人気の高い8つの言語(+α)をリストアップしました。
Java
Javaは、世界的に見ても最も有名なプログラミング言語の一つです。サーバーサイドアプリケーションからモバイルアプリ、ゲームまで、クロスプラットフォーム環境で動作するソフトウェアの開発を目的として設計されました。
Androidアプリ開発の基盤となる言語であるため、Androidアプリ開発に興味がある人にとっては必須のスキルです。それだけでなく、ソフトウェアエンジニアを目指す人にとっても、確実に押さえておきたい言語といえます。
また、「一度書けばどこでも動く」という特性を持つため、Webアプリやデスクトップアプリの開発にも広く活用されています。比較的学びやすい言語であり、世界中の雇用主から求められるスキルでもあります。
学習方法
Javaの学習には無料のリソースも豊富にあります。中でも人気が高いのがUdemyの「The Complete Java Masterclass」です。初心者からJava開発者まで幅広いレベルに対応した、非常に網羅的なコースとして評価されています。
Python
最も学びやすいプログラミング言語とされるPythonは、Webアプリケーション開発において特に優れた存在です。PinterestやInstagramなどの著名なサービスもPythonによって作られました。
現在、最も需要の高い言語の一つであり、キャリアパスに関わらず、2020年に学ぶべき最重要言語と言っても過言ではありません。すでに大学などの教育機関で教えられる言語としてJavaを抜いて首位に立っています。
Pythonは複数のOSやプラットフォームに対応し、プログラマーの生産性向上に役立ち、オブジェクト指向プログラミング(クラスベースのインスタンス同士のやり取りで構成されるプログラム設計)をサポートしています。機械学習・人工知能・データサイエンス分野に興味がある人にとって、年収の中央値は約11万2000ドル(約1200万円)と非常に魅力的です。
学習方法
Pythonを始めたいなら、まず公式サイトのPython.orgが最適な出発点です。多少費用をかけても構わないという方には、初心者向けコース「Python Fundamentals」もおすすめです。
C/C++
大学や高校の情報系の授業で最初に学ぶことが多いのが、C言語とC++です。両言語は「常緑樹(エバーグリーン)」と呼ばれるほど長く愛用されてきました。ただし、これらを職業として活用したいのであれば、学校で学ぶ程度の知識では到底不十分であることを理解しておきましょう。
インターネット上には、初級から中級レベルまでのC++の無料講座が多数存在します。プログラミングの世界に足を踏み入れたばかりの人や、本格的にキャリアとして投資するか迷っている人にとって、C/C++の習得は絶好の出発点となります。
C言語を学んでいくと、この学びやすい言語が実は他の高水準言語の基礎になっていることに気づくはずです。そのため、JavaやPythonといった需要の高い言語への理解も格段に深まりやすくなります。
学習方法
UdemyにはC/C++関連の優れたコースが多数あります。「C++ Tutorial for Complete Beginners」や「C++ Programming Basics」はどちらも無料なので、まずは試してみてはいかがでしょうか。
C#
続いてはC言語ファミリーの一つ、C#です。C#はMicrosoft製アプリの開発に最適な言語の一つです。PCおよびWeb向けのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)開発に興味がある人にとって、大きな武器になるでしょう。
Javaの知識があれば、文法が似ているC#の習得はさらにスムーズになります。C#は.NETフレームワークの中核を担う言語であり、PCやゲーム機向けのゲーム開発でも多用されています。
現在のC#の重要な用途としては、Unityエンジンを使ったゲーム開発が挙げられます。独自のゲーム開発を始めたいなら、Unityは悪くない選択肢です。無料で使え、多少の制限はあるものの比較的扱いやすいツールです。C#はかつてほどの人気や収益性はないものの、必要になったときのためにスキルセットに加えておいて損はありません。
学習方法
C#の学習目的がUnityでのゲーム開発であれば、Udemyの「Complete C# Unity Developer 2D: Learn to Code Making Games」が excellent な選択肢です。その他のC#やUnityの活用法を学びたい場合は、Courseraの「Introduction to C# Programming and Unity」を受講するとよいでしょう。
JavaScript
「ずっと役立ち続ける言語を学びたい」というのが第一の目的なら、JavaScriptがまさにうってつけです。JavaScriptは比較的習得しやすく、さまざまなアプリケーションで他の言語とスムーズに連携でき、クライアント側のブラウザ上で高速に実行できます(NodeJSを使えばサーバーサイドでも動作可能)。インターネット上のあらゆる場所で使われている言語です。
Web・モバイル開発、ゲーム開発、デスクトップアプリ開発と活躍の場は広く、進化を続ける不可欠な言語です。
JavaScriptのスーパーセットであるTypeScriptは、2019年最も愛された言語の一つに選ばれました。Facebookもこれに同意しており、昨年初めにJest(JavaScriptテストツール)の基盤をFlowからTypeScriptへ移行しています。
学習方法
JavaScriptはこの10年間、市場で最も需要の高い言語の一つであり続けています。2020年こそJSを学ぶ絶好のタイミングだといえるでしょう。
学習の第一歩としては、Udemyの「The Complete JavaScript Course 2020: Build Real Projects!」がおすすめです。少しずつ段階的に学びたい方は、Codecademyの充実したJavaScriptコース群を活用するのも良いでしょう。
PHP
インターネットを支えるもう一つの主要言語がPHPです。主にデータ量の多い動的Webサイトやアプリ開発で力を発揮します。WordPressやFacebookなど、PHPによる大きな貢献が見られるサービスは少なくありません。
PHPは長い歴史を持つ言語で、必ず押さえておきたい言語とされています。オープンソースである一方、他の言語と比べるとWeb開発の速度面でやや劣るとも言われています。
オープンソースであるがゆえにセキュリティ面では決して強いとは言えませんが、大規模なオープンソースコミュニティによるサポートが大きな心強さとなっています。PHPの習得にかかる時間は比較的短く、Webアプリケーション、CMS(コンテンツ管理システム)、ECサイト開発などの求人(減少傾向ではありますが)につながる可能性もあります。
学習方法
PHPに興味のあるWeb開発者には、Courseraの「Building Web Applications in PHP」がおすすめです。ECサイト制作に特別な思いがあるなら、Udemyの「Learn E-Commerce Website in PHP & MySQL From Scratch」をチェックしてみてください。
Swift
SwiftはiOSアプリ開発のために特化して設計された言語です。Appleは2010年、iOS開発者にObjective-Cの使用を強いるべきではないと判断し、代替となる言語としてSwiftを提供しました。現在もCocoa Touchライブラリを使った開発ではObjective-Cを使用できますが、両者のフレームワーク自体は変わっていません。
Swiftはリアルタイムの出力による対話性を備え、コードやデバッグの変更に即座に反応します。自動デバッグシステムはSwiftの中核要素の一つであり、Pythonのようなスクリプト言語に近い対話性を実現しています。
Objective-Cと比較したSwiftの利点は、コード量を約4分の1に削減できる点、はるかに学びやすい点、そして質の高いアプリを生み出せることから開発者コミュニティの成長 potential が大きい点にあります。iOSアプリ開発への参入を考えている人や、今後最も収益性の高い言語の一つと目されるスキルを身につけて就職したい人は、Swiftを学ぶ価値が十分にあります。
学習方法
他の多くの言語と同様、UdemyはSwift学習の頼れる情報源です。「iOS 11 & Swift 4 – The Complete iOS App Development Bootcamp」を受講すれば、初心者からプロへの道を歩むことができます。
まずは雰囲気をつかみたいという方には、DZone.comのチュートリアルが便利です。iOS 11の基礎を理解したいなら、pluralsight.comのコースから始めるのがおすすめです。
SQL & NoSQL
SQLは非常に長い歴史を持つ言語で、アプリケーションのバックエンドデータベースを操作するために使われます。単体の言語としては地味に思えるかもしれませんが、ソフトウェア開発者にとっては、どの言語を選ぶかにかかわらず、データベースとSQLの理解は必須です。
データの検索・可用性・整合性の観点で、SQLは高い性能を発揮します。データベース内の複数テーブルからデータを取得する必要がある場合も、SQLは迅速に情報を提供してくれます。大量のテーブル行に最適化されており、プロジェクト全体を通じた高速な検索が可能です。
強力なSQLですが、いくつかの欠点もあります。オブジェクトからデータベーステーブルへの変換が難しいこと、単一サーバーでの運用になること、そしてORMのように自動生成されたソリューションではなく、すべて手書きする必要があることなどです。とはいえ、手書きのSQLの方がORMよりも密で高性能なクエリになりやすいのも事実です。データサイエンスのキャリアに興味がある人は、ぜひSQLを習得しましょう。
NoSQLは、低価格なハードウェアでの高いパフォーマンス、他のデータベースにはない柔軟性と拡張性、そしてデータベースモデルの事前設計が不要であることから、人気を集めています。データサイエンス分野でSQLを追い越す可能性を秘めていますが、現時点でそれを裏付ける明確な兆候はありません。比較的新しい言語のため、コミュニティサポート(急速に拡大してはいますが)や標準化されたプラットフォームがまだ不足しています。
SQLとNoSQLを比較すると、構造化データ、統合されたサポート体制、スキーマを持つSQLが企業の第一選択となる一方、NoSQLは迅速なアプリケーション開発との相性が良いといえます。
学習方法
SQLについては、Codecademyのコースから始めるのがおすすめです。NoSQLに興味がある方は、edx.orgの「Introduction to NoSQL Data Solutions」や「Amazon DynamoDB: Building NoSQL Database-Driven Applications」のコースで多くを学べます。
その他に学ぶ価値のあるプログラミング言語
このリストを見て、「あの言語がない!」と気づいた方もいるかもしれません。代表的なのがRubyとそのフレームワークRuby on Rails(RoR)です。多くのWebアプリで使われ、現在でも一定の需要があります。Shopify、Airbnb、Fiverr、GitHub、Bloombergなどが採用例として挙げられます。しかし、依然として利用企業は多いものの、ここ数年で熱狂的な人気は失われつつあり、「必ず学ぶべき言語」とは断言できません。
R、Rust、Kotlin、Golangといった知名度の低い言語も、現時点では学ぶ価値があるほどの人気には達していません。ただし、Androidアプリ開発に本気で取り組む人にはKotlinをおすすめします。「次の大型トレンドになるのではないか」という声も聞かれます。
Golang(Goとも呼ばれます)は習得難易度がかなり高い言語ですが、フレームワーク開発に興味がある人には学ぶ価値があるでしょう。同じくRustも難易度の高い言語ですが、習得すれば大きなリターンが得られます。
Rustには、他のプログラミング言語にリンクできるライブラリを作成できるという特徴があります。興味が湧いたら、「Rust for Undergrads」から学習を始めてみるとよいでしょう。
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