今こそ学ぶべきプログラミング言語おすすめTOP10
テクノロジーの進化により、私たちの世界は日々便利で豊かなものになっています。ハードウェアの進歩とともに、ソフトウェアも0と1だけのバイナリ言語から、自然言語に近い高度なプログラミング言語へと大きく進化してきました。プログラミング言語の普及に伴い、業界では特定の言語スキルが高収入の求人に有利になる傾向が強まっています。キャリアアップにつながる最適な言語を選びたい方に向けて、就職・転職に強いおすすめのプログラミング言語をランキング形式でご紹介します。
今学ぶべきプログラミング言語ベスト10
学ぶ言語を選ぶ際は、その言語がキャリアをどれだけ前進させられるか、自分のキャリア目標と合致しているかを考慮することが重要です。短期的な目標だけで安易に決めるのではなく、各言語の特性とメリットを事前に把握しておきましょう。リリース当初は注目されなかったのに、今では業界で高く評価されている言語もあれば、一時的な人気で終わってしまった言語もあります。
1. JavaScript
JavaScriptが最初に学ぶべき言語とされる主な理由は以下の通りです。
- 1995年12月に初めてリリースされ、インターネット全体の中核を担う、最も広く使われているプログラミング言語の一つです。
- データによると、全ウェブサイトの約97%がJavaScriptを使用してページの動作を制御し、サードパーティ製ライブラリを組み込んでいます。
- 世界中の主要ブラウザにはすべてJavaScript専用のエンジンが搭載されており、ユーザー側でコードを適切に実行できる仕組みが整っています。
- 米国におけるJavaScript開発者の平均年収は約107,529ドル、上位層では約149,000ドルに達します。
2. HTML/CSS
HTMLとCSSは現在もっとも需要の高い技術の一つです。それぞれの特徴を見てみましょう。
- HTMLとCSSは、相互に補完し合う関係にある2つの異なる言語です。
- HyperText Markup Language(HTML)は、ウェブページの表示方法を定義するために使われます。
- HTMLはページ上の情報をマークアップし、適切に配置する役割を担います。
- Cascading Style Sheets(CSS)はマークアップ言語(主にHTML)と組み合わせて、ドキュメントがページ上でどのように見えるかを記述します。
- HTMLとCSSを組み合わせることで、コンテンツに応じた理想のデザインを実現する柔軟性と制御力が得られます。
- HTML/CSSに精通した開発者は、米国で約64,970ドル、経験を積めば116,000ドル程度まで年収を伸ばせます。
3. Python
次に紹介するのはPythonです。学ぶ価値のある理由を確認してみましょう。
- Pythonは最も人気のある言語の一つです。その理由は、学習の敷居が低いことと、NumPyをはじめとする充実したライブラリにあります。
- Google検索やYouTubeなど、多くのオンラインサービスがPythonを採用しています。
- プログラミング未経験者がスムーズに開発の世界に入っていくのに理想的な言語です。
- 豊富なライブラリを活用でき、バックエンド開発、データサイエンス、機械学習、AI、アプリ開発など幅広い分野で利用されています。
- 米国でのPythonエンジニアの年収は約115,000ドルから、158,000ドル以上に及ぶこともあります。
4. SQL
Structured Query Language(SQL)は、データベースを扱ううえで欠かせない言語です。
- クエリの作成やデータベース操作を行うプログラマーが使用する言語です。
- StackExchangeの調査では、最も使用されている言語の第4位にランクインしています。
- ドメイン固有言語として、データベースとのやり取りをシンプルに行えます。
- 1979年にIBMによってリリースされた長い歴史を持つ言語ですが、今日でも高い需要を維持しています。
- 英語ベースのキーワード(ステートメント)を使ってデータを取得するため、初心者にも理解しやすいのが魅力です。
- データサイエンティスト、SEOアナリスト、ソフトウェアエンジニア、ビジネスアナリストなど、幅広い職種で活用されています。
- 米国でのSQLエンジニアの平均年収は68,130ドルから、上位層では101,000ドル近くに達します。
5. Java
Javaも習得しやすい言語の一つです。その理由を以下にまとめました。
- StackExchangeの「最も愛されるプログラミング言語」ランキングで第5位にランクインしています。
- 習得しやすいながらも、堅牢なセキュリティと優れたデータ処理能力を備えています。
- そのため、銀行・金融セクターが採用する第一の選択肢となっています。
- 汎用SDKを使用しており、開発・コンパイルした環境に依存せず、さまざまなプラットフォームでプログラムを実行できます。
- 米国でのJava開発者の平均年収は47,150ドルから106,500ドルの範囲です。
6. Node.js
Node.jsはこのリストの中では比較的新しい技術ですが、ソフトウェア開発の分野で確固たる地位を築いています。
- オープンソースであるため多くの開発者を惹きつけており、スタートアップ企業にも積極的に採用されています。
- その設計構造はモバイルアプリケーションとの相性が抜群で、速度・精度・アクセシビリティの要件を安定して満たします。
- 名前の示す通り、プログラムを「ノード」単位で管理します。
- 修正や変更が必要な場合も、該当するノードのみが影響を受けるため、メンテナンス中でもアプリを正常に稼働させられます。
- Node.js開発者の平均年収は117,000ドルです。
7. TypeScript
TypeScriptも学ぶ価値の高い言語です。注目すべきポイントを紹介します。
- Node.jsと同様にJavaScriptをベースとしながら、さらなる機能が追加された言語です。
- Microsoftによって開発され、2012年にリリースされました。
- JavaScript開発者なら違和感なく使いこなせ、その拡張機能をきっと気に入るはずです。
- JavaScriptのスーパーセットであるため、あらゆるJavaScript環境で動作し、お馴染みのツールやフレームワーク、ライブラリもそのまま利用できます。
- 静的型付け言語であるため、アプリケーションのスケールアップにおいて大きなメリットをもたらします。
- 米国でのTypeScript開発者の平均年収は120,000ドルからスタートします。
8. C#
C#(シー・シャープ)は就職に有利な言語として知られています。その理由を見ていきましょう。
- 現代を代表するオブジェクト指向プログラミング言語の一つです。
- Microsoftによって開発されました。
- ガベージコレクション、Null許容型、例外処理、ラムダ式などの機能を備え、堅牢で信頼性の高いアプリケーション開発を支援します。
- .NET環境で動作します。
- 学習の敷居が低く、初心者でも取り組みやすい言語です。
- デスクトップアプリやWebアプリの開発、特にMicrosoft向けアプリケーションで広く使われています。
- デスクトップアプリに加えて、前述の特徴を活かしゲーム開発にも利用されています。
- 大規模な開発者コミュニティが存在し、互いを助け合うための新しいツールやライブラリが日々生まれています。
- 米国でのC#開発者の平均年収は96,000ドルから120,000ドルの範囲です。
9. Bash/Shell
Bashも最初に学ぶ価値のある言語です。その理由を以下にまとめます。
- Bashはシェルスクリプト言語であり、システムに直接命令を送り、効率的に対話するために使われます。
- OSと直接やり取りする仕組みのため、Linux環境で作業するエンジニアの間で特に人気があります。
- 厳密にはプログラミング言語ではなくインタプリタと分類されることもありますが、Linuxを自在に操りたい方にとって必須のスキルです。
- GUIを操作することなく、bashスクリプトで一連のコマンドを簡単に実行できます。
- 定型作業の自動化など、bashスクリプトを活用すれば業務効率を大幅に向上させられます。
- Bashエンジニアの年収は50,000ドルから120,000ドル程度です。
10. C++
C++は過去10年間で最も人気のあった言語の一つです。学ぶメリットを確認しましょう。
- 今なお輝きを失わず、多くの開発者に愛用され続けています。
- かつての人気ゆえに多数のコンパイラとライブラリが存在し、インターネット上には誰でもアクセスできる豊富な学習リソースがあります。
- 構文が複雑で学習難度はやや高めですが、ゲーム開発やグラフィック処理、高度な計算が必要な場面で今なお重宝されています。
- 米国でのC++エンジニアの平均年収は73,000ドルから86,000ドル程度です。
まとめ
本記事では、キャリアアップにつながるおすすめのプログラミング言語TOP10をご紹介しました。言語選びでは、自分のキャリア目標や興味のある分野(Web開発、データサイエンス、ゲーム開発など)に合わせて選択することが成功の鍵となります。まずは学習難度が低く需要の高い言語から始め、徐々に専門分野を広げていくのがおすすめです。リストへのご意見・ご質問や、あなたのお気に入りの言語があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。次に取り上げてほしいテーマについてもご要望をお待ちしています。
-
ビッグデータ分析に最適なプログラミング言語 後編:Python、MATLAB、Scalaなど7選
前回の「データサイエンスに最適なプログラミング言語」第1回では、7つの言語をご紹介しました。これらは、ビッグデータを扱う多くの専門家が実際に使用している定番の言語です。今回は残りの半分をご紹介します。第1回で取り上げた言語と比べると比較的新しい言語が中心ですが、JavaやHadoop、R、SQLに匹敵する人気を獲得しているものもあれば、独自の優れた機能によって市場で確固たる地位を築いているものもあります。データサイエンス向けプログラミング言語リスト1. Python(パイソン)Pythonは、ビッグデータに必要な大規模かつ複雑なデータセットを扱うのに最適なオープンソースプログラミング言語の一つ
-
【2022年版】Raspberry Piに最適なプログラミング言語5選
Raspberry Piは、最も柔軟性の高いコンピュータの一つです。ハードウェア性能だけでなく、その高い操作性によって他のマシンとは一線を画す存在となっています。Raspberry Piはコンピュータとプログラミングの距離を縮め、誰もが手軽にコンピュータを扱えるようにしました。その結果、幅広い年齢層のプログラミング愛好家の間でコーディングブームが巻き起こりました。1つのプラットフォーム上で複数のプログラミング言語を使い分けられるのも大きな魅力です。そこで本記事では、Raspberry Piで実際に使われている中から、特におすすめのプログラミング言語5選をご紹介します。補足:ARMv6チップ上で