ネットワークセキュリティの仕事は稼げる?年収・職種・将来性を徹底解説
ネットワークセキュリティは、今最も注目されているIT分野のひとつです。この記事では、気になる年収相場、人気の高い職種、学位や資格を活かせる仕事、地域別の給与、そして将来性まで、Q&A形式でわかりやすく解説します。
ネットワークセキュリティは魅力的なキャリアなのか?
結論から言えば、ネットワークセキュリティは現在もっとも有望なキャリア分野のひとつです。企業ネットワークのモバイル化やクラウド化が進むにつれ、セキュリティ専門家への需要は急速に高まっています。米国労働統計局(BLS)のデータによると、2016年〜2026年の期間で情報セキュリティアナリストの求人は28%増加すると予測されており、さらに2029年までには31%の伸びが見込まれています。
サイバーセキュリティ分野は業務内容の幅も広く、技術職から管理職、調査・分析職まで多彩なキャリアパスが用意されています。人材不足が続いているため、経験を積めば収入アップも期待できる、やりがいと報酬の両面で魅力ある職業といえるでしょう。
年収の高いセキュリティ関連職種
セキュリティ分野で特に高収入が期待できる職種には、以下のようなものがあります。
- 最高情報セキュリティ責任者(CISO)
- 情報セキュリティアーキテクト
- リスクマネージャー
- ペネトレーションテスター(システム・ネットワーク・Web)
- ネットワークセキュリティエンジニア
- ネットワークセキュリティ管理者
- サイバー犯罪捜査官
- 情報セキュリティアナリスト
サイバーセキュリティの主な職種と平均年収
代表的な職種とその平均年収(米国)は以下の通りです。
- 脆弱性アナリスト/ペネトレーションテスター:約103,000ドル
- サイバーセキュリティスペシャリスト/技術者:約92,000ドル
- システムエンジニア:約89,920ドル
- インシデントアナリスト/レスポンダー:約89,000ドル
- ネットワークエンジニア/アーキテクト:約83,510ドル
ネットワークセキュリティの学位で就ける仕事
ネットワークセキュリティ関連の学位や資格を持っていれば、次のような職種に挑戦できます。
- セキュリティソリューションアーキテクト
- ペネトレーションテスター(倫理的ハッカー)
- 暗号技術者(クリプトグラファー)
- 情報セキュリティオフィサー
- セキュリティエンジニア
- セキュリティ監査人/フォレンジック専門家
- インシデントレスポンダー
- 脆弱性評価担当者
ネットワークセキュリティ人材の年収はどれくらい?
米国では州によって年収に大きな差があります。年収上位の州を見てみましょう。
| 州 | 年収 | 月収 |
|---|---|---|
| カリフォルニア州 | 120,520ドル | 10,043ドル |
| バーモント州 | 115,042ドル | 9,587ドル |
| アイダホ州 | 113,540ドル | 9,462ドル |
| マサチューセッツ州 | 112,804ドル | 9,400ドル |
CIO誌の調査では、サイバーセキュリティ専門職の平均年収は約55,600ドルとされています。一方、PayScaleの推計では平均約74,000ドルであり、コンピュータセキュリティスペシャリストの中には時給77ドル以上を稼ぐ人もいます。勤務地が収入に大きく影響する点には注意が必要です。
ネットワークエンジニアの需要は今後も続く?
ネットワークエンジニアは、米国内だけでなく海外でも引き続き高い需要があります。有資格者や実務経験者が少ないため、求人倍率は非常に高く、キャリアをしっかり積めば高収入も十分狙える分野です。
警備員・ボディガードの収入事情
警備員の平均年収
物理セキュリティの現場である警備員の収入は以下の通りです。
- 上位層:年間35,500ドル(時給17ドル)
- 75パーセンタイル:年間31,000ドル(時給15ドル)
- 平均:年間27,756ドル(時給13ドル)
- 25パーセンタイル:年間23,000ドル(時給11ドル)
警備業務は経験を積むほど給与が上がりやすい傾向があります。平均的な警備員の年収は21,150ドル〜50,310ドル程度で、政府統計による米国の中央値は年間29,680ドルです。
プロのボディガードの年収
ボディガードの平均年収は約55,000ドルですが、契約次第では1日700ドル、年間18万ドルという高額案件もあります。報酬は勤務地、経験、訓練歴、業務内容、危険度などさまざまな要素で決まります。日常的な護衛業務から命に関わる場面まで対応する必要がある、責任の重い仕事です。
最も稼げる職業は?
2020年の米国メディアン賃金ランキングでは、麻酔科医、一般内科医、産婦人科医といった医師職が年間10万ドル超で上位を占めています。ただし、ITセキュリティ分野でも後述のようにトップクラスの報酬を得る人が増えています。
サイバーセキュリティはやりがいのある仕事か
KPMGの調査によると、サイバーセキュリティ部門の責任者クラスになれば年収200万ドル〜400万ドルに達するケースもあるとされています。また、業界従事者の68%が自分の仕事に満足していると回答しており、精神的にも経済的にもやりがいのあるキャリアだといえます。
サイバーセキュリティで高給与の企業
Glassdoorが発表した2019年の「米国で最も給与の高い25社」ランキングでは、カリフォルニア州サンタクララに本社を置くPalo Alto Networksが第1位に選ばれました。同社の中央値年収は170,929ドルで、サイバーセキュリティ業界最高水準です。
サイバーセキュリティの求人が多い国
海外でサイバーセキュリティのキャリアを目指すなら、以下の国・地域が注目されています。
- イギリス領ヴァージン諸島
- アメリカ合衆国
- フランス
- リトアニア
- シンガポール
- スペイン
- マレーシア
まとめ
ネットワークセキュリティは、人材需要が高く、収入面でも将来性でも大きな可能性を秘めた分野です。まずは基礎知識と資格を身につけ、ペネトレーションテスターやセキュリティエンジニアなどの職種からキャリアをスタートさせるのがおすすめです。継続的にスキルを磨けば、CISOのような幹部ポジションや、年収10万ドル超の高待遇の道も開けてきます。
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