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WPS OfficeとMicrosoft Office、どちらを選ぶべき?徹底比較でわかる最適解

オフィススイートを選ぶときには、考慮すべき要素がたくさんあります。「軽量でシンプルなものが欲しい」のか、「プロフェッショナルなツールが重要」なのか——その答えによって、最適な選択は大きく変わります。

Microsoft OfficeとWPS Officeは、機能や特徴が非常に似ているため、どちらを選ぶか迷ってしまうかもしれません。しかし、細かい部分を見ていくと、両者には明確な違いがあります。

Microsoft OfficeとWPS Officeとは?

Microsoft OfficeとWPS Officeは、どちらもオフィススイートと呼ばれる生産性向上ソフトウェアのコレクションです。学生やビジネスパーソンに広く利用されています。

Microsoft Office(サブスクリプション版として「Microsoft 365」として提供されることもあります)は、業界標準ともいえる存在です。提供されるツールは、深い作業をこなす経験豊富なユーザー向けに設計されており、その価格にもそれが反映されています。

一方のWPS Officeは、同じようなツールをよりシンプルな形で提供しており、限られた予算で基本的な作業を行いたい人や、プロ仕様のオフィススイートの無数にあるメニューや機能を使いこなす必要がない人に向いています。

料金プラン

価格面では、両社ともサブスクリプション方式を採用しています。Microsoftはアカウント数や機能レベルに応じてさまざまなプランを用意しており、1ユーザーあたり月額8.00ドルから利用可能です。

対するWPS Officeは、機能ではなくアカウント数に応じた2つのサブスクリプションプランを提供しており、1ユーザーあたり月額3.99ドルから始まります。

含まれるソフトウェアとツール

オフィススイートへの主なニーズによっては、特定のアプリ一つが他のすべての要素を覆して決め手になることもあります。まずは、それぞれのオフィススイートに何が含まれているのかを確認しましょう。

Microsoft Officeの場合

Microsoft Officeには、多彩な生産性ツールが同梱されています。中核となるWord、Excel、PowerPointの3つに加えて、Outlook、OneNote、Publisher、Accessも含まれています。

これらのアプリはすべて相互に互換性があり、シームレスに連携します。たとえば、ExcelのグラフやPublisherのデザインを、フォーマット変換なしでPowerPointのスライドに直接貼り付けることができます。

WPS Officeの場合

WPS Officeの構成はよりシンプルです。主要アプリは製品名の由来でもあるWriter(ワープロ)、Presentation(プレゼンテーション)、Spreadsheets(表計算)の3つで、さらにPDFリーダーも付属しています。

基本的なソフトウェア機能においては、WPS OfficeはMicrosoft Officeと遜色ありません。文章の作成や簡単なグラフ・表の作成ができれば十分という方にとっては、理想的な選択肢といえます。

対応プラットフォーム

どのオフィススイートを使うかを決めるうえで、プラットフォームへの対応は重要なポイントです。すべてのデバイスを対応機種に買い替える予定がないなら、既存の環境で動作するオフィススイートを選ぶのが賢明でしょう。

Microsoft Officeの対応状況

Microsoft Officeは、Windows、macOS、iOS、Androidに対応したデスクトップアプリおよびモバイルアプリを提供しています。異なるOSを混在して使っていても、問題なくMicrosoft Officeを利用できます。

WPS Officeの対応状況

Microsoft Officeと同様に、WPS OfficeもWindows、macOS、iOS、Androidに対応しています。さらに、Linuxとの相性も抜群です。Linux上でMicrosoft Officeを使う方法はいくつかありますが、回避策を講じる必要はなく、WPS Officeならすぐに使えるLinux版が公式に提供されています。

Microsoft Officeの追加機能

Microsoftは20年以上にわたり、生産性ソフトウェア業界の巨人であり続けてきました。当然ながら、オフィススイートと連携する追加機能のラインナップは最も充実しています。

無料クラウドストレージ

無料のMicrosoftアカウントを作成すると、OneDriveで5GBのクラウドストレージが利用できます。オフィススイートと接続すれば、同期やバックアップが可能です。個人ファイルのバックアップや連絡先との共有にも活用でき、メールやメッセージアプリの容量制限から解放されます。

ただし、OneDriveの利用にはMicrosoftアカウントの登録が必要です。Microsoft以外のメールアドレスを使い続けたい人にとっては、大きな不便になるかもしれません。

Adobeとの統合

AdobeとMicrosoftの最近のパートナーシップにより、PDFファイルの閲覧や署名が可能になったほか、DOCX、XLS、PPTといったMicrosoft形式のファイルをPDFドキュメントへ変換できるようになりました。

テンプレート

Microsoft Officeには、各アプリ向けに数千種類ものプロ仕様テンプレートが用意されています。無料のものと有料のものがあり、装飾用のシンプルな配色から履歴書の完全セットまで幅広く揃っています。もちろん、Wordでオリジナルのテンプレートを自作することも可能です。

WPS Officeの追加機能

WPSはMicrosoftほど大規模ではなく、多数の追加アプリやサービスを提供しているわけではありませんが、単なるオフィススイート以上の価値をもたらす独自機能を備えています。

無料クラウドストレージ

任意のメールアドレス(GoogleやFacebookアカウントでも可)でWPS Officeアカウントに登録すると、1GBの無料クラウドストレージが手に入ります。個人ファイルの保管用途としては物足りませんが、ファイルのリアルタイムバックアップや、同じWPSアカウントを使用する別デバイスとの同期に活用できます。

Teams機能

WPS Officeには「Teams」機能が組み込まれています。リモートチームとファイルやタスクを共有・提出するためのシンプルな手段で、本格的なチームコラボレーションツールではありませんが、プロジェクトの進捗をチームメンバーと共有するのに役立ちます。

テンプレート

Microsoftと同様に、WPS Officeにも生産性アプリ向けの豊富なテンプレートが揃っています。さらに、結婚式の招待状や手紙など、個人的な場面で使えるカジュアルなテンプレートもあります。唯一の難点は、ほとんどのテンプレートがプレミアム(有料)機能であることです。

ユーザーインターフェースとアプリ構成

ユーザーインターフェースの観点では、WPS OfficeとMicrosoft Officeは外見やデザインがよく似ています。どちらもリボンやドロップダウンメニューで各種ツールにアクセスする、洗練されたミニマルなUIを採用しています。

大きな違いが現れるのは、インストール方式の比較です。

Microsoft Officeのインストール

AndroidとiOSでは、Microsoft Officeスイート全体をインストールするか、WordやExcelなどの個別アプリのみをインストールするかを選べます。WindowsやmacOSでも同様です。何をインストールし、何を省くかを完全にコントロールできます。

Microsoft Officeアプリを使えば、すべての生産性アプリにアクセスできるだけでなく、OneDriveストレージの管理や、近くのデバイスとのファイル共有といった追加機能も利用できます。

WPS Officeのインストール

WPS Officeには個別アプリという概念はありません。Android、iOS、macOS、Windowsのいずれでも、WPS Officeをひとまとまりでインストールすることになります。ただし同様に、WPS Cloudへのアクセスに加えて、PDF編集ツール、画像スキャン、文書翻訳などの追加ツールも利用可能です。

ファイルサイズの違い

デバイスのスペックや年式も選択の要素になります。CPU負荷の高いソフトウェアがデバイスの動作を遅くしたり、確保できないほどのストレージ容量を占有したりする可能性があります。

軽量さを最優先するなら、WPS Officeがベストマッチです。WindowsやmacOSにインストールした場合の最大サイズは750MB弱にとどまる一方、Microsoft Officeの中核3アプリだけでも5GBを超えます。

AndroidやiOSでは、差はそれほど大きくありません。

iOSでは、WPS OfficeとMicrosoft Officeアプリはどちらも平均約350MBですが、Microsoftの単体アプリだけで最大260MBを占めることがあります。Androidでは、Microsoft OfficeとWPS Officeはどちらも約400MB前後で、Microsoftの単体アプリは約100MB程度です。

正しい選択をするために

幸い、年間サブスクリプションを契約済みでない限り、Microsoft OfficeとWPS Officeはいつでも自由に切り替えられます。時間と余裕があれば、両方をインストールしてみて、自分のデバイスでどちらが快適に動作するか、どちらの方が使い心地が合うかを確認するのがおすすめです。また、この2つ以外にも数多くのオフィススイートが存在し、それぞれに長所と短所があります。自分のワークスタイルと予算に合わせて、最適な一枚を選びましょう。

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