Googleメッセージ vs Samsungメッセージ徹底比較:Galaxyスマホで選ぶべきアプリはどっち?
Galaxyスマートフォンでは、SamsungメッセージとGoogleメッセージという2つのメッセージアプリを使用できます。SamsungメッセージはかつてGalaxy端末の標準アプリでしたが、Galaxy S22 Ultra以降、Google Pixelなどの他のAndroid端末と同様に、Googleメッセージがデフォルトへと切り替わりました。
では、どちらが優れたSMSアプリなのでしょうか?本記事では、GoogleメッセージとSamsungメッセージの違いを詳しく比較し、より快適なメッセージ体験を実現できるのはどちらなのかを解説します。
ユーザーインターフェース(UI)の違い
GoogleメッセージとSamsungメッセージは、見た目が非常によく似ており、機能面でも大きな差はありません。
どちらのアプリでも、会話リストには送信者の名前や電話番号と最新メッセージの抜粋が表示され、会話は時系列順(新しいものが上)に並びます。
両者のもっとも大きな違いは、Googleメッセージが最新メッセージを1行のみ表示するのに対し、Samsungメッセージは最大2行まで表示できる点です。

Samsungメッセージには画面下部に「会話」と「連絡先」の2つのタブがあり、会話一覧の上部にはカテゴリを追加することもできます。一方、Googleメッセージにはこれらの機能がなく、シンプルなシングルタブ構成を採用しています。
メッセージのアーカイブ
Googleメッセージでは、会話をスワイプしてアーカイブフォルダへ移動できます。この操作を「削除」に変更することも可能です。対照的に、Samsungメッセージにはアーカイブ機能がありません。

SMS/MMSの表示
Googleメッセージは入力中に、送信しようとしているのがSMS(通常のテキストメッセージ)かMMS(ファイル・画像・動画を添付したメッセージ)かをリアルタイムで表示します。Samsungメッセージは送信前には区別を表示せず、送信後にMMSメッセージの下に小さなラベルを表示します。
未読メッセージ
どちらのアプリでも、未読の会話には右側にドットが表示されます。Googleメッセージでは、さらに未読メッセージが太字で表示されます。
Samsungメッセージでは、各会話の右側に未読メッセージの件数も表示されます。
ダークモード
両アプリともダークモードに対応しています。
Googleメッセージにはダークモードのオン/オフを切り替える独立した設定があります。一方、SamsungメッセージはOne UI(Samsungの最新UI)に統合されているため、端末の現在の表示モードに自動的に追従します。
Googleメッセージのダークモードは濃いグレー基調であるのに対し、Samsungメッセージのダークテーマは純黒ベースです。
通知機能
両アプリとも、Samsung端末(Galaxy Watchを含む)でポップアップ通知をサポートしています。どちらの場合も、通知をタップするとアプリ内でメッセージが開き、タイムスタンプ横の下矢印をタップするとメッセージ全文と各種オプションを確認できます。
Samsungメッセージの通知からは、送信者への発信、既読にする、メッセージを表示する、といった操作が可能です。加えて、返信候補のボタンも表示されます。
Googleメッセージの通知でできるのは、既読にするかメッセージを表示することだけです。ただし、認証コード(ワンタイムパスワード)を受信した際に簡単にコピーできる便利な機能を備えています。

さらに、Googleメッセージは「バブル(チャットバブル)」機能に対応しており、会話を画面端のバブルとして常時表示し、素早くアクセスできます。現在のところ、Samsungメッセージにはこの機能はありません。
対応メッセージタイプ
SamsungメッセージとGoogleメッセージで対応しているメッセージタイプには若干の差があります。大部分は両方で利用できますが、対応範囲はわずかにSamsungメッセージが上回っています。
両アプリで共通して対応しているタイプ
- 画像
- 動画
- 音声録音
- 連絡先
- 絵文字
- 位置情報
- ファイル
- 予約送信メッセージ
- メッセージ件名
- ステッカー(SamsungメッセージではSamsungキーボード使用時のみ)
- GIFアニメーション
Samsungメッセージのみ対応
- ノート(Samsung Notesのみ)
- イベント
- クイック応答文
Googleメッセージのみ対応
- スマートリプライ(AIによる返信候補)
RCS(Rich Communication Services)対応状況
RCSはSMS/MMSの後継として期待されている通信プロトコル兼メッセージングサービスです。GoogleメッセージとSamsungメッセージの両方がRCSに対応しており、高画質な画像共有や既読通知など、SMSを超える機能を利用できます。
検索機能
Samsungメッセージの検索機能はシンプルです。メイン画面で連絡先・会話・検索語を含むメッセージを検索したり、個別の会話内だけを対象に検索したりできます。
Googleメッセージの検索機能はより多機能です。メイン画面の検索アイコンをタップすると、上部に検索バーがあるページが開き、「ユーザー」と「カテゴリ」の2つのグループが表示されます。

「ユーザー」の下には、最近やり取りした連絡先が一覧表示されます。
「カテゴリ」の下には、スター付き・画像・動画・場所・リンクのボタンがあります。これらをタップすると、該当カテゴリのアイテムがすべて表示されます。たとえば画像アイコンをタップすれば、送受信したすべての画像を一括確認できます。もちろん、通常どおりのキーワード検索も可能です。
インターネット経由のメッセージング
どちらのアプリもWi-Fi経由でメッセージを送信できます。Googleメッセージはインターネット接続を利用して、メッセージの送受信、既読レポートの送信、相手への入力中通知、メッセージへのリアクションが可能です。
Samsungメッセージも同様にインターネット経由でメッセージを送れますが、利用には事前登録が必要です。
これらの機能の相互互換性は使用する端末によって異なります。同じアプリ同士であれば概ね問題なく動作しますが、GoogleメッセージとSamsungメッセージ間でのやり取りはやや安定性に欠けることがあります。
残念ながら、AppleのiMessage(iOS端末)は異なるメッセージングプロトコルを使用しているため、Androidアプリとの間でメッセージをやり取りする際にはしばしば問題が発生します。

iPhoneユーザーがAndroidアプリからのメッセージを受け取ると、iMessageはSMS技術へフォールバックすることが多く、既読表示や高品質な添付ファイルなど、現代のメッセージング機能の多くが利用できなくなってしまいます。
迷惑メッセージ(スパム)検知
両アプリとも独自のスパム検知機能を備えています。GoogleメッセージはGoogle自身のサービスでユーザーを保護し、SamsungメッセージはHiya社のサービスを利用しています。
設定項目
前述の機能に加え、Samsungメッセージでは通知、クイック応答文、配信レポート、入力モード、メッセージセンターなどを細かく管理できます。
Googleメッセージでは、送信音のオン/オフ、国・地域の変更、グループメッセージの管理、MMSの自動ダウンロード、ローミング中の自動ダウンロード、配信レポートなどを設定可能です。
Samsungメッセージならではの機能
前述のとおり、Samsungメッセージでは会話にカテゴリを追加できます。これにより連絡先をグループ化し、目的の会話へすばやくアクセスできます。たとえば家族全員を「ファミリー」カテゴリにまとめておけば、専用フォルダでそれらのメッセージを一括管理できます。

Googleメッセージならではの機能
GoogleメッセージはAIを活用して、最新のメッセージに対する返信候補を提案します。
たとえば「今どこ?」というメッセージを受け取ると、「会社にいるよ」「もう家に着いたよ」などの候補が表示され、絵文字やGIFのおすすめまで提案されることもあります。
また、「Messages for Web」はWhatsAppに似たGoogleのサービスで、パソコンからテキストメッセージを送受信できます。
初回利用時にスマートフォンでQRコードをスキャンする必要がありますが、一度登録すれば、そのパソコンは今後も継続して利用できます。
Messages for Webにはダークモード、チャット設定、通知、データ警告など多くの機能が備わっており、スマートフォン側のアプリと自動的に同期されます。
あなたに合ったメッセージアプリはどっち?
以上のように、両アプリにはそれぞれメリットと制限がありますが、機能性と使いやすさの面では非常に似ています。結局のところ、どちらを選ぶべきかは、あなたの使用スタイルや好み次第と言えるでしょう。カテゴリ分類や詳細な通知操作を重視するならSamsungメッセージ、AI返信候補やPC同期など先進的な機能を求めるならGoogleメッセージがおすすめです。
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