Google Classroom(グーグル クラスルーム)とは?仕組みと主な機能を徹底解説
Google Classroomは、教育者が教室で生徒と共有し、生徒から回収するあらゆるドキュメントを一元管理できるWebアプリです。Googleが開発し、無料で提供しており、Googleの生産性・教育アプリスイート「Google Workspace for Education Fundamentals」を基盤として、安全な授業運営・共同作業・コミュニケーション環境を実現します。生徒は自分のGoogleアカウントを使ってファイルをアップロードすることも可能です。
Google Classroomは、教師と生徒のあらゆるやり取りを簡素化する「一元化されたダッシュボード」と考えるとわかりやすいでしょう。
Google Classroomの仕組み
Google Classroomは、教師がクラス運営や関連ドキュメントを管理するためのフロントエンド(ダッシュボード)です。以前は有料のビジネス向けGoogle Workspace(旧G Suite)アカウントが必要でしたが、現在はホームスクーリングを行う家庭を含む、対象となるすべての教育機関が無料で利用できます。
※お使いの組織が無料版Google Classroomの利用資格を満たしているかどうかは、Googleの公式サイトでご確認ください。
無料のGoogle Workspace for Education Fundamentalsアカウントに加え、高度なセキュリティ分析、ビデオ会議、トラッキングツール、学術的誠実性(盗作防止)ツールなどを備えた有料プランも用意されています。料金は生徒1人あたり年間3ドル〜5ドルです。各エディションの詳細は、Google Workspace for Educationの比較ページをご覧ください。
初めての方でも簡単に始められます。Google Workspace for Educationのサイトにアクセスし、「無料で開始」を選択しましょう。画面の指示に従って無料アカウントを作成すればOKです。後から必要に応じて有料プランへアップグレードすることも可能です。
クラスを作成すると「クラスコード」が発行されます。このコードを生徒に共有すると、生徒はクラスに参加し、教師が共有したドキュメントや情報にアクセスできるようになります。
Google Classroomの主な機能
Google Classroomを使えば、多様なドキュメントを生徒と簡単に共有でき、教室での対面授業でも、自宅からのリモート学習でも、教師とのつながりを保つことができます。主な機能は以下のとおりです。
- お知らせの投稿:教師はGoogle Classroomのトップページにメッセージやお知らせを自由に投稿できます。形式は自由なので、簡単な挨拶、生徒を励ます言葉、課題のリマインダー、成績のお知らせなど、伝えたいことを何でも発信できます。
- 課題の作成・管理:Google Classroomは課題作成のための総合ツールです。Googleドキュメントで課題に必要なファイルをアップロードしたり、評価基準(ルーブリック)や締め切り、その他の情報を投稿したりできます。生徒は課題の通知を受け取り、完成した課題をGoogle Classroomに提出できます。
- テスト・クイズの実施:教師はクイズを作成して配信できます。選択式や短答式など、長さや形式も柔軟に設定可能です。
- ドキュメントライブラリとして活用:Google ClassroomはGoogleドライブの使いやすいフロントエンドとして機能するため、教材ファイルを生徒に提供する窓口としても利用できます。
※すべてのGoogle Workspace for Educationエディションには、ドキュメント、ドライブ、Gmail、カレンダー、Meet、スプレッドシート、スライド、フォーム、課題(Assignments)、サイト、グループ、管理コンソールなど、Googleアプリのフルスイートが含まれています。
紙ベースの授業と比べたGoogle Classroomの強み
Google Classroomには、従来の紙ベースのカリキュラムに代わる賢い選択肢となる魅力的な機能が数多くあります。
- 場所を選ばず利用可能:生徒が自宅からリモートで学ぶ機会が増える中でも、教師はどこからでも生徒と積極的に関わり続けられます。Web版に加え、iOS版・Android版のモバイルアプリも提供されています。
- オリジナリティのチェック:盗作は教育現場で常に懸念される問題ですが、Google Classroomには学生の提出物を分析し、他のソースからの文章の流用が疑われる場合にレポートする機能があります。
- 成績管理の一元化:生徒の成績を管理し、教師と生徒の双方が確認できるようになります。提出された課題を添削のために返却し、生徒に修正・再提出を許可することも可能です。
- Google Meetによる対面式のリモート授業:各クラスには固有のGoogle Meetコードを設定でき、Google Classroom内から生徒とのビデオセッションを簡単に開催できます。
その他のGoogle Classroomの新機能
2021年のアップデートで追加された主な機能は以下のとおりです。
- アドオンによる他のオンライン学習ツールとの連携
- SIS(学生情報システム)の名簿同期による高度なスケジュール管理
- 管理者向けの監査ログ・アクティビティログ
- 生徒のエンゲージメントを追跡するツール
- リッチテキスト書式設定(太字・斜体など)
- 多言語対応の盗作検出
- 成績の学校情報システムへの直接エクスポート
- 複数画像の一括アップロード・編集
- 生徒によるオフライン作業への対応
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