ChromebookでZIPファイルを圧縮・解凍する3つの簡単な方法
Chromebookは本当に便利なのか、それとも役に立たないのか?読者からのコメントを見ると、GoogleのクラウドベースノートPCに対する評価は大きく二分されているようです。高いセキュリティとシンプルな操作性を愛するユーザーがいる一方で、Googleエコシステムへの依存や機能面での制約を不満に思う人も少なくありません。
そんな中で特に多いのが、「ChromebookでZIPファイルの圧縮や解凍はできるのか?」という疑問です。ネット上の噂を信じるなら、多くのユーザーはこの一見シンプルな作業すら不可能だと考えているかもしれません。
しかし実際には、Chromebookユーザーには3つの選択肢があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法1:Chrome OSの標準機能でZIPファイルを解凍・圧縮する
ZIPファイルはパソコン利用において避けて通れない存在です。もし新しいノートPCがこんな基本的なファイル形式に対応していないとなれば、購入をためらう人が多いのも無理はありません。Chrome OSのZIPファイルの扱い方は確かに少し独特ですが、「互換性がない」というのは誤解です。
解凍作業自体は簡単ですが、WindowsやMacユーザーが慣れている方法(右クリックで展開、あるいはダブルクリックで開く)とは異なるプロセスを使用します。

Chrome OSでは、ZIPファイルを外付けドライブのように扱うのが特徴です。ファイルをダブルクリックするとマウントされ、中身を閲覧できるようになります。必要なファイルが決まったら、Chromebookの「ファイル」アプリを使って、Googleドライブまたはダウンロードフォルダへコピーするだけです。
ただし注意点があります。この方法を使うには、ZIPファイルがローカルのダウンロードフォルダに保存されている必要があります。Googleドライブから直接操作しようとすると、エラーメッセージが表示されるのでご注意ください。
一方、圧縮ファイルの作成は少し分かりにくいものの、初心者でも問題なく行えます。
混乱が生じやすいのは、Googleドライブに保存されたファイルから直接ZIPを作成しようとするケースです。ファイルを選択して右クリックしても、「選択範囲をZIP化」オプションがグレーアウトしていて利用できません。

解決策はシンプルです。圧縮する前に、ファイルをダウンロードフォルダへ移動してください。Chromebookはデフォルトでドキュメントをクラウドに保存するため、一見直感に反する操作に感じるかもしれませんが、ファイルをローカルストレージに移動してから再度試すと、「選択範囲をZIP化」オプションが利用可能になっているはずです。

方法2:Chromeウェブストアのアプリで解凍する
もちろん、Chrome OSの標準機能を使わずに解凍することも可能です。そのひとつが、Chromeウェブストアのアプリを活用する方法です。WindowsやMacには多数のサードパーティ製圧縮ツールが存在しますが、Chrome OS向けの選択肢はそれほど豊富ではありません。現時点で特におすすめなのは、元Google社員のMike Procopio氏が開発した「ZIP Extractor」です。
このアプリは無料で提供されており、17,000人以上のユーザーから4.5つ星という高評価を獲得しています。Chrome OSとは異なり、ChromebookのローカルドライブとクラウドのGoogleドライブのどちらからの解凍にも対応している点が強みです。さらに、ZIPファイル内のどのファイルを展開するかを個別に選択でき、展開後のファイルを他の人と簡単に共有することもできます。

主な欠点は、ネイティブアプリではないためインターネット接続がないと動作しないことです。また、セキュリティ面に不安を感じるユーザーもいるかもしれません。このアプリはGoogleドライブへのアクセス許可を求めますし、ローカルに保存されたファイルを解凍したいだけの場合でも、展開されたファイルはすべてクラウドドライブに配置される仕組みだからです。
方法3:クラウドサービスで解凍する
Chrome OSの標準機能もZIP Extractorも使いたくない場合は、最後の選択肢として「ZipShare」のようなWebベースのサービスを利用する方法があります。
かつて世界的な定番ツールだったWinZipの開発元が手掛けたこのクラウド型解凍サービスでは、ローカルマシンまたはオンラインストレージからZIPファイルをアップロードし、解凍されたファイルを自分専用のオンラインZipShareアカウントに保存できます。アップロード上限は50MBと、ほとんどのユーザーのニーズを十分にカバーできる容量です。さらに、解凍したファイルを各種ソーシャルメディアプラットフォーム経由で共有することも可能です。

Chromebookでファイルを圧縮・解凍する際のコツや、ここで紹介していないお気に入りのオンラインツールがあれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。また、お使いのChromebookで分かりにくいと感じる操作があれば、そちらもぜひ教えてください。
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