ついに現れた!デスクトップ版Googleハングアウトを劇的に改善したChrome拡張機能
Googleはデスクトップユーザーのことを嫌っているのでしょうか。Googleハングアウト(旧Googleトーク)の散々な状況を見る限り、そう思えてなりません。Windows、Mac、Linuxユーザーにまともなチャット体験をついに届けたのは、なんとGoogleの外部でCSSをいじっていた一人の開発者だったのです。Chromeユーザーなら、今すぐその体験を試すことができます。
チャットはシンプルであるべきです。そしてGoogleもそれを理解しているようです……モバイルにおいては。Android版ハングアウトは同プラットフォーム屈指のオールインワンメッセージアプリですし、iOS版も非常に直感的です。アプリを開いて、チャットを始める。それだけです。
ところがデスクトップでは話が別です。これらのプラットフォームでは、ハングアウトはあくまで「脇役」として設計されています。開発者のMichal Csanaky氏は次のように指摘しています。
現在、チャットを利用する方法は、Gmailの副次的機能として使うか、ハングアウト拡張機能をインストールするかの二択です。どちらの場合も、画面中のあちこちでチャットウィンドウを隠したりリサイズしたりし続けることになってしまいます。
どちらも決して快適な選択肢とは言えません。そこでCsanaky氏は、Googleが提供するモバイル版のように動作する独自の代替版ハングアウトを作り上げました。その成果が「Common Hangouts」——Googleが最初から提供すべきだったものです。
このインターフェースでは、すべての会話を一箇所で確認できます。Gmailやその他の画面を散らかす必要は一切ありません。ウィンドウが受信トレイやOSの上にポップアップすることもなく、すべてがひとつのタブの中で完結します。ただ動くのです。
どうしても聞かずにはいられません。なぜサードパーティのデザイナーがこれを組み上げる羽目になったのでしょうか?Google自身が提供しなかった理由はどこにあるのでしょう?
Common Hangoutsが提供するもの
Chrome拡張機能として提供されるCommon Hangoutsは、その正体こそCSSハックですが、「ハングアウトだけ」が表示される専用ウィンドウを実現します。背景にGmailもGoogle+もありません。多くのユーザーにとって、以下の理由からこちらの方が圧倒的に使いやすいはずです。
- Gmail内でハングアウトを使う場合と異なり、チャットが主役になります。メールによる気散じを強制されることはありません。
- Chrome用ハングアウト拡張機能と異なり、他のアプリでの作業中にウィンドウが割り込んでくることがありません。すべてが一箇所に収まります。
- デザインは大幅に整理されており、目に優しく、統一感があります。
こう感じているのは筆者だけではありません。
ここで重要な疑問が浮かび上がります。では、Google公式は代わりに何を提供しているのでしょうか?
Google公式が提供しているもの
矛盾する製品群で私たちの生活を不必要に複雑にするというGoogleのミッションのおかげで、Gmail以外のデスクトップ環境には2種類のハングアウトが存在します。しかもどちらも本格的な「デスクトップクライアント」ではなく、Chrome専用のアドオンにすぎません。Chromeにハングアウトを追加しようとしても、両者の違いを見分けるのは容易ではありません。
まずはハングアウト拡張機能。これは基本的に、チャットをGmailから引き剥がしてデスクトップ全体に展開するものです。
次にハングアウトアプリ。ありがたいことに、こちらはすべてを専用ウィンドウに収めてくれます。
とはいえ、それは現時点の話です。Googleは気まぐれに仕様を変更することがあります。ある時期には、Facebookの「Chat Heads」機能を再現したことさえありました。
正直に言えば、このアプリの新しいアプローチ自体は悪くありません。会話を一括管理できる単一ウィンドウになっています。しかし欠点もあります。一度に閲覧できる会話はひとつだけで、Macのウィンドウマネージャとの連携は、控えめに表現しても紛らわしいのです。
この2つのアプローチは、Chromebook上ではおそらく十分に機能するでしょう。しかしGoogleは、大多数のユーザーがChromeOSを使用していないことを十分承知しています。それならば、なぜ彼らにもっと実用的なハングアウトを提供しないのでしょうか?
ハングアウトを使える状態にしたのは「部外者」だった
もちろん、Common Hangoutsが完璧だと言うつもりはありません。現在はChrome限定で提供されており、Csanaky氏自身も安易な利用を推奨してはいません。
現行のハングアウトでは完璧に動作しますが、この拡張機能に過度に依存することはお勧めしません。Googleが少しでも変更を加えれば、すべて動かなくなってしまうでしょうから。
結局のところ、Googleのユーザーは長年続けてきたことを続けるしかありません。ネイティブのデスクトップクライアントの提供を待ちながら、文句を言い続けること。絶えず。
ハングアウトについて、あるいはこの記事について、ぜひ下のコメント欄で意見をお聞かせください。せっかくなので、デスクトップで使える他のおすすめハングアウト系アプリについても語り合いましょう。おすすめをご存じの方は、ぜひ教えてください。
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