Chromeのディスク容量消費を減らす10の対処法
Chromeは高速かつ安定した人気ブラウザですが、リソースを大量に消費し、ディスク容量を圧迫しがちな一面もあります。放置すると動作が重くなり、日常の作業にも支障をきたすことがあります。
この記事では、Chromeのディスク使用量を削減するために今日から試せる具体的な方法を10個紹介します。
1. ページのプリロードを無効にする
Chromeは、表示中のページにあるリンク先を事前に読み込み、次に訪問するだろうページを素早く表示できるようにしています。便利な機能ですが、その分多くのリソースを浪費します。オフにすればページの読み込みはやや遅くなりますが、ディスク使用量は確実に減らせます。
無効化の手順は以下の通りです。
- 画面右上の縦3点アイコンをクリックし、設定を開きます。
- 左メニューからプライバシーとセキュリティを選択します。
- Cookieと他のサイトデータを開きます。
- 「閲覧速度と検索速度を上げるため、ページを事前に読み込む」のトグルをオフにします。
2. タスクマネージャーでリソースを大量消費するタブを閉じる
使っていないタブや拡張機能も、開いているだけでディスク領域を消費します。Chromeのタスクマネージャーを使えば、どのタブや拡張機能が多くのリソースを食っているのか簡単に把握できます。メモリを大きく占有しているものや、あまり使わないものは終了させましょう。
右上の横3点アイコンからその他のツール > タスク マネージャーを開きます。
容量を多く占める拡張機能・サイト・プロセスを絞り込み、対象を選択して右下の「プロセスを終了」ボタンをクリックすれば、その場で終了できます。
さらに、タスクマネージャーでメモリ使用量を確認したうえで、不要な拡張機能を完全に削除するのも有効です。その他のツール > 拡張機能を開き、「削除」をクリックしてください。
3. ディスクの空き容量を確保する
PC自体の空き容量が少ないと、タブが1〜2個開いているだけでもディスク領域を使い切ってしまうことがあります。OSがインストールされているドライブには、少なくとも2GB以上の空き容量を確保しましょう。空き容量を増やすことで、Chromeのディスク使用量も大幅に改善されます。
ディスククリーンアップの活用は、空き容量を増やす最も手軽な方法の一つです。一時ファイル、ログファイル、ごみ箱の中身などをまとめて削除できます。Windowsでの手順は以下の通りです。
- ドライブ(通常はC:)を左クリックします。
- プロパティを開きます。
- [全般]タブのディスククリーンアップをクリックします。
- 削除したいファイルにチェックを入れます。
- OKをクリックして実行します。
そのほか、不要ファイルの削除、外部ドライブへのデータ移行、クラウドストレージの活用なども効果的です。また、システムの復元ポイントも容量を大きく消費するため、削除すればさらなる空き容量を確保できます。
4. キャッシュとCookieを削除する
ドライブを整理してもChromeのディスク使用量が多いままの場合は、ブラウザのキャッシュとCookieを削除してみましょう。その他のツール > 閲覧履歴データの削除から実行できます。パスワードなどのログイン情報以外の項目にチェックを入れて、「データを削除」をクリックしてください。
5. ハードウェアアクセラレーションを無効にする
ハードウェアアクセラレーションは、グラフィック処理をGPUなどのハードウェアに任せることで、Chrome本体の処理負荷を軽減する機能です。ゲームなどグラフィック処理が多い作業では役立ちますが、環境によっては逆効果になることもあります。
実際、この設定が原因でChromeが遅くなったり、必要以上のメモリを消費したりするケースは少なくありません。一度オフにして、ディスク使用量の問題が解決するか試してみましょう。
- Chromeの設定を開きます。
- 左メニュー下部の詳細設定を展開します。
- システムを選択します。
- 「使用可能な場合はハードウェア アクセラレーションを使用する」のトグルをオフにします。
6. 実験的機能を無効にする
chrome://flagsから有効化できる実験的機能は、新機能をいち早く試せる便利な存在です。しかし、これらは完全には動作しないため、Chromeに余計な負荷をかける原因になります。常時有効にしている実験的機能があれば、すべて無効にして問題が解消するか確認しましょう。
7. Chromeを最新版に更新する
古いバージョンのChromeには既知のバグが残っており、長期間更新しないまま使い続けると、ウイルスやブラウザハイジャッカーといった不正プログラムの侵入を許す危険性もあります。こうしたプログラムはブラウザに過剰な負荷をかけ、正常な動作を妨げます。
Chromeを最新版に更新しても問題が解決しない場合は、次の対処法に進みましょう。
8. ChromeのPCクリーンアップを実行する
問題の原因がブラウザではなくPC側にある可能性もあります。システムのウイルスや不具合を排除するため、まずデバイスのスキャンを実行しましょう。
Chromeには、ブラウザのパフォーマンスに干渉する有害ソフトを検出・除去するPCクリーンアップ機能が備わっています。設定を開き、左メニューの詳細設定からリセットとクリーンアップを選択します。「パソコンをクリーンアップ」をクリックし、「検索」ボタンを押してください。
9. Chromeをリセットする
どの方法もうまくいかない場合は、Chromeを初期状態に戻しましょう。知らないうちに変更した設定が、Chromeの負荷を高めている可能性があります。リセットすれば設定ミスの可能性を排除できます。
設定 > 詳細設定 > リセットとクリーンアップを開き、「設定を元の既定値に戻す」をクリックして、「設定をリセット」を実行します。
10. 別のブラウザを併用する
最後の手段として、Operaなど比較的軽量なブラウザを併用するのも一つの方法です。負荷の高い作業は別ブラウザで行い、Chromeはそれ以外の用途に使えば、それぞれの負担を分散できます。
もちろん、Chromeに慣れきっていて他のブラウザに乗り換えられないという方は、このステップは省略しても構いません。
Chromeの容量問題を解決しよう
Chromeのディスク使用量を減らすには、上記の対処法を順番に試してみてください。すべて適用すれば、他の作業を中断されることなく快適に行えるようになるはずです。それでも改善しない場合は、別のブラウザへの完全な移行も検討する価値があります。
Chromeが遅くなったときの対処法はほかにもたくさんあります。ぜひいろいろ試してみてください。
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