Windows 10/11でFirefoxのCPU使用率が高くなる問題を解決する10の方法
お使いのパソコンでFirefoxがCPU使用率を異常に高くしている場合は、この記事の対処法を順番に試してみてください。Firefoxは古くから高いセキュリティ性を誇る優れたWebブラウザとして評価されており、豊富な機能を備えていることから、快適なブラウジング体験を求める多くのユーザーに愛用されています。
しかし、Firefoxが必要以上にCPUリソースを消費してしまうという問題が報告されています。この原因としては、ユーザープロファイルの破損、不要なアドオンの存在、あるいはブラウザ自体の不具合などが考えられます。以下では、この問題を解決するために効果的な10の方法を詳しく解説します。
Windows 11/10でFirefoxのCPU・メモリ使用率を下げる方法
1. Firefoxの再起動とアップデート
2. トラブルシューティングモードで起動する
3. 不要な拡張機能・プラグインを削除する
4. コンテンツプロセス数の上限を下げる
5. ハードウェアアクセラレーションを無効化する
6. Firefoxの設定ファイルを削除する
7. Firefoxを初期化(リフレッシュ)する
8. 新しいユーザープロファイルを作成する
9. Firefoxを完全にアンインストールして再インストールする
10. その他の対処法
方法1. Firefoxを再起動して最新版にアップデートする
CPU使用率が高くなっていることに気づいたら、まずはFirefoxを再起動しましょう。長時間起動し続けると、Firefoxは徐々にシステムリソースを余分に消費するようになり、この問題の引き金となることがあります。
再起動後は、開くタブの数を必要最低限に抑えてください。多数のタブを同時に開くとシステムリソースの消費が急増し、CPUやメモリ使用率の高騰を招きます。
最後に、以下の手順でFirefoxを最新バージョンにアップデートしておきましょう。
1. Firefoxのメニューボタン
から「ヘルプ」>「Firefoxについて」の順に選択します。

2. 最新バージョンになっていることを確認したら、CPU使用率の問題が解決したかどうかをチェックしてください。改善しない場合は、次の方法へ進みます。

方法2. トラブルシューティングモードでFirefoxを起動する
Firefoxにはトラブルシューティングモードが搭載されており、すべての拡張機能とカスタマイズを無効化した状態で起動できます。これにより、問題の原因がアドオン側にあるのかどうかを切り分けられます。起動手順は以下の通りです。
1. SHIFTキーを押しながら、Firefoxのアプリケーションアイコンをダブルクリックします。
2. 「開く」をクリックすると、トラブルシューティングモードでFirefoxが起動します。

3. このモードでもCPU・メモリ使用率の問題が発生するかどうかを確認し、結果に応じて次のように対応します。
- トラブルシューティングモードで問題が発生しない場合:プラグインまたは拡張機能が原因です。「方法3」へ進んでください。
- トラブルシューティングモードでも問題が発生する場合:「方法4」へ進んでください。
方法3. 不要な拡張機能・プラグインを無効化または削除する
インストール済みのアドオンや拡張機能が、CPUやメモリ使用率の増加を招いている可能性があります。それらを無効化または削除して、問題が解消されるか確認しましょう。
1. Firefoxのメニュー
から「拡張機能とテーマ」をクリックします。

2. 左側の「拡張機能」を選択し、CPU使用率増加の原因と思われる怪しい拡張機能の横にある「三点リーダー(⋮)」をクリックして「削除」を選びます。

3. 続いて「プラグイン」を開き、不要なプラグインを無効化します。*
* 注意:「OpenH264 Video Codec」と「Widevine Content Description Module」は、Mozillaが自動的にインストールする公式コンポーネントのため、無効化しないことをおすすめします。
- OpenH264プラグイン:ビデオ通話機能に必要です。
- Widevine Content Description Module:各サイトでの動画などのコンテンツ再生に使用されます。

4. 作業が完了したら、Firefoxを一度閉じて再度開き、問題が解決したかどうかを確認します。
方法4. コンテンツプロセス数の上限を下げる
1. Firefoxのメニュー
から「設定」を選択します。

2. 「一般」セクションの「パフォーマンス」設定までスクロールし、「推奨のパフォーマンス設定を使用する」のチェックを外します。
3. 次に、「コンテンツプロセス数の上限」を小さめの値(例:「5」や「2」)に変更します。*
* 注意:この項目が表示されない場合は、アドレスバーに「about:config」と入力して設定ページを開き、「dom.ipc.processCount」の値を下げてください。

4. Firefoxを再起動し、CPU使用率の問題が残っていないか確認します。
方法5. ハードウェアアクセラレーションを無効化する
1. Firefoxのメニュー
から「設定」を選択します。
2. 「一般」セクションの「パフォーマンス」設定までスクロールし、「推奨のパフォーマンス設定を使用する」のチェックを外します。
3. 次に、「利用可能な場合はハードウェアアクセラレーションを使用する」のチェックボックスをオフにします。*
* 注意:ハードウェアアクセラレーションがすでに無効になっている場合は、逆に有効化して挙動を確認してみてください。

4. Firefoxを再起動し、CPU使用率が下がったかどうかを確認します。
方法6. Firefoxの設定ファイルを削除する
次に試したいのが、Firefoxの設定(プリファレンス)ファイルを削除して、CPU使用率の高騰を解消する方法です。
1. Firefoxのメニュー
から「ヘルプ」>「他のトラブルシューティング情報」の順に選択します。

2. 「プロファイルフォルダーを開く」をクリックします。

3. 以下の2つのファイルを見つけて削除します。
- content-prefs.sqlite
- prefs.js

4. Firefoxを閉じて、再度開きます。
方法7. Firefoxをリフレッシュして初期状態に戻す
CPU・メモリ使用率の問題に対する次の対策は、重要な情報を保持したままFirefoxを初期状態へ戻す方法です。この操作を行うと各種設定がリセットされ、さらに追加していた拡張機能やテーマといったカスタマイズもすべて削除される点にご注意ください。
1. SHIFTキーを押しながら、Firefoxのアプリケーションアイコンをダブルクリックします。
2. 「リフレッシュ」をクリックして、Firefoxを初期状態にリセットします。

3. 「Firefoxをリフレッシュ」をクリックして続行します。

4. リセットが完了すると、Firefoxがクリーンな状態で再び起動します。いくつかタブを開いて複数のサイトにアクセスし、CPU使用率の問題が解決したかどうかを確認してください。
方法8. 新しいユーザープロファイルを作成する
1. Windows+Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
2. 名前ボックスに以下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押すと、Firefoxのプロファイルマネージャーが開きます。
- firefox -p

3. ユーザープロファイルの選択画面で「プロファイルを作成」をクリックします。

4. 「次へ」をクリックし、新しいプロファイル名を入力して「完了」を押します。

5. 作成した新しいプロファイルを選択し、「Firefoxを起動」をクリックします。

6. 新しいプロファイルで問題が発生しない場合は、Firefoxを閉じたうえで、ブックマークやパスワードを旧プロファイルから新プロファイルへ移行します。その後、手順1〜2と同じ操作でプロファイルマネージャーを開き直し、旧プロファイルを削除してください。

方法9. Firefoxを完全にアンインストールして再インストールする
1. Windows+Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
2. 名前ボックスに以下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押します。
- appwiz.cpl

3. 一覧から「Mozilla Firefox」を選択し、「アンインストール」をクリックします。

4. アンインストール後、以下の2つの場所から「Mozilla Firefox」フォルダを削除します。
- C:\Program Files\Mozilla Firefox
- C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox
5. 削除が完了したら、PCを再起動します。
6. 別のWebブラウザ(EdgeやChromeなど)を使ってMozillaのダウンロードページにアクセスし、最新版のFirefoxをダウンロードしてインストールします。
その他の対処法
ここまでの方法を試してもFirefoxのパフォーマンス問題が解決しない場合は、以下の対処法も検討してみてください。
1. Firefoxのタスクマネージャーを活用して、動作が重いタブや拡張機能を特定し、停止させます。手順は以下の通りです。
- Firefoxで新しいタブを開き、アドレスバーに「about:performance」と入力します。
- 「エネルギー影響度*」と「メモリ**」の列を確認し、原因となっている拡張機能やページを特定します。
* エネルギー影響度は、CPUが消費している処理能力を示します。この値が大きいタスクほど、システム全体のパフォーマンスを低下させる可能性があります。
** メモリは、実行中の各タスクが現在使用しているRAMの容量を示します。
2. グラフィックスドライバーを最新版に更新する。
3. PCのRAMを増設して、物理メモリの不足を補う。
以上で解説は終わりです!あなたの環境ではどの方法が有効でしたか?
このガイドがお役に立てたなら、ぜひコメント欄で体験談をお聞かせください。他の困っている方にも届くよう、シェアにもご協力いただけると嬉しいです。
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