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TrustedInstallerとは?「アクセス許可が必要です」エラーの原因と対処法

パソコンでファイルやフォルダーを削除しようとした際、「フォルダーへのアクセスは拒否されました。TrustedInstallerからアクセス許可を得る必要があります」というメッセージが表示されたことはありませんか?管理者権限を持っているにもかかわらず、このようなエラーに遭遇することがあります。

これは、デバイス上の一部のファイルやフォルダーには、もう一人の「所有者」が存在することを意味します。そのもう一人の管理者こそが「TrustedInstaller」であり、システムファイルやWindowsファイル、場合によってはC:\Windows.oldフォルダーに対する権限を持っています。これらのファイルを削除・変更するには、TrustedInstallerから所有権を取り戻す必要があります。

TrustedInstallerの役割とは?

TrustedInstallerは、Windows OSに標準搭載されているWindowsインストーラーモジュールが使用するアカウントです。このサービスは、Windowsアップデートやその他のWindowsプログラム・コンポーネントのインストール、変更、削除を担当しています。さらに、ユーザーが一部のファイルやフォルダーを勝手に削除できないよう制限することで、OSの安定性を維持する役割も果たしています。Windowsに付属するプログラムを不用意に削除すると、OSの整合性に影響を及ぼす恐れがあるためです。

こうした「崇高な」目的を果たしている一方で、TrustedInstallerは厄介な存在になることもあります。特にC:\Windows.oldフォルダーを削除したい場合など、ユーザーはファイルやフォルダーを消せずに途方に暮れることが少なくありません。

TrustedInstallerをPCから削除できるのか?

TrustedInstallerはPC上で極めて重要な役割を担っているため、アンチマルウェアソフトなどで削除すべきサービスやプログラムではありません。そもそも、TrustedInstallerは単なるアカウントなので、削除すること自体が不可能です。

代わりに必要なのは、TrustedInstallerを「上書き(オーバーライド)」する方法を身につけることです。特にC:\Windows.oldフォルダーを削除する際には、この知識が役立ちます。

ファイル・フォルダーの権限をTrustedInstallerから管理者に変更する方法

デバイス上のファイルやフォルダーの所有権をTrustedInstallerサービスから奪い取るには、以下の手順を実行します。

  1. 所有権を変更したいファイルまたはフォルダーを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  2. セキュリティ」タブを開き、右下にある「詳細設定」ボタンをクリックします。
  3. セキュリティの詳細設定」ダイアログボックスで「所有者」欄を確認します。
  4. Windows 7では「編集」ボタン、Windows 10/11では「変更」ボタンをクリックし、「現在の所有者」を「TrustedInstaller」から自分のアカウントまたは「Administrators」グループに変更します。
  5. 選択したフォルダー内の複数のファイルを削除する場合は、「アクセス許可」タブでアクセス許可も変更する必要があります。手順4で指定したアカウントを選択し、「すべての子オブジェクトのアクセス許可を、このオブジェクトからの継承されたアクセス許可で置き換える」にチェックを入れます。
  6. すべての画面を閉じ、手順2の「セキュリティ」タブに戻ります。
  7. 編集」ボタンをクリックし、手順4で選択したユーザー名をクリックします。リストにユーザー名が表示されていない場合は、「追加」ボタンをクリックして新しいユーザーを追加します。
  8. Administratorsのアクセス許可」で「フルコントロール」を選択します。これにより、削除したい特定のファイルやフォルダーを変更するために必要なすべての権限が付与されます。
  9. OK」をクリックします。
  10. 再度「OK」をクリックして確認し、エクスプローラーに戻ります。
  11. 削除したいファイルやフォルダーに移動し、ごみ箱へ移動させます。

上記の手順を実行すれば、「TrustedInstallerからアクセス許可を得る必要があります」という煩わしいポップアップに悩まされることなく、目的のファイルやフォルダーを自由に削除できるようになります。

また、C:\Windows.oldフォルダーのようにTrustedInstallerによって保護されたファイルを削除する、より手軽な方法として、PC修復ツールを利用する方法もあります。これを使えば、ダウンロードファイル、閲覧履歴、Cookieなどの不要ファイルも簡単に一括クリーンアップできます。

まとめ

まとめると、TrustedInstallerは、ユーザーがWindowsのコアファイルやフォルダーを削除できないように制限することで、OSの整合性を保護する正規のWindowsサービスです。削除を試みるべきものではなく、もちろんウイルスでもありません。

そのため、特定のファイルをどうしても削除したいのにTrustedInstallerが妨げになる場合は、ファイルのアクセス許可とセキュリティ設定を変更しましょう。ただし、操作を誤るとOSに深刻な支障をきたす可能性があるため、作業の際は十分に注意してください。

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