MacBook vs iPad Pro 徹底比較ガイド|あなたに合うのはどちら?
iPad Proの登場以来、多くのAppleファンが「iPadを買うべきか、それともMacBookか」という選択に迷ってきました。iPad Proは持ち運びのしやすさと、インターネット接続さえあればどこでも快適に使える点で魅力的なデバイスだと考える人もいれば、MacBookこそ本格キーボードを備えた優れたマルチタスクデバイスだと考える人もいます。いずれにせよ、どちらもカフェや教室、会議室、自宅など、あらゆる場所で活躍してくれるのは間違いありません。
残念ながら、多くのAppleファンは価格と携帯性の比較にとどまりがちです。しかしノートPCとタブレットには、生産性などに大きく影響するそれぞれ独自の特徴があります。そこで本ガイドでは、この2つの有力デバイスの違いを明確にし、iPad ProとMacBookのどちらが自分に合っているのかを見極める手助けをします。
iPad Proの8つのメリット
まずは、MacBookではなくiPad Proを選ぶべき理由を見ていきましょう。
1. タッチスクリーン操作
現在まで、MacBookにタッチスクリーン機能は搭載されていませんが、タブレットであるiPad Proにはこの先進的な機能が備わっています。画像編集作業に最適な反応の良いタッチスクリーンに加え、細部まで精密に描き込める高性能スタイラスペン(Apple Pencil)も利用可能です。クリエイティブで繊細なビジュアル制作が仕事の中心なら、試してみる価値は十分にあります。
Appleはタッチスクリーンでできる一部の操作を再現できるトラックパッドをMacBookに搭載していますが、純粋なタッチ操作という点では、iPad ProがMacBookを大きく上回っています。
2. Touch ID
iPadには、MacBookにはないセキュリティ機能「Touch ID」が搭載されています。この生体認証による指紋スキャナーがiPad Proのセキュリティを完全に保証するわけではありませんが、もう一段の保護レイヤーがあることは、Appleユーザーにとって大きな安心材料となります。
3. リアカメラ(背面カメラ)
MacBookにもビデオチャットや、契約書・書類・PDFへの電子署名用の手書きサイン取り込みに使える前面カメラは搭載されています。しかし、iPad Proと異なり、背面カメラはありません。
スマートフォンのほうが画質面で優れているため、iPad Proの800万像素リアカメラで撮影する人は多くありませんが、会議中に資料へ写真を追加したいときなど、意外と役立つ場面があります。
4. 没入感のあるゲームと動画体験
4つの内蔵ステレオスピーカーと12.9インチの大画面ディスプレイを備えたiPad Proは、ゲームプレイに最適です。ゲームよりも動画鑑賞が好きな方も、その臨場感あふれる体験に満足するでしょう。キーボードが一体化していないぶん、携帯性と使い勝手のバランスも抜群です。
5. 4Gセルラー接続
最新のiPad Proモデルには4Gセルラー接続とWi-Fiが内蔵されており、常に外出先で働く人に理想的です。MacBookもWi-Fi経由でネット接続はできますが、セルラー通信には対応していません。
もちろん、iPhoneのテザリング機能を使えばMacBookでもインターネット接続は可能です。ただし、iPhoneをホットスポット化するとバッテリー消費が激しくなります。電源コンセントが使えない環境では、通信の継続に支障が出る可能性もあることを覚えておきましょう。
6. 長持ちするバッテリー
iPad Proは通常使用で最大10時間駆動します。これは一部のMacBookのバッテリー持続時間を上回る数値です。初期のMacBookは最大9時間程度でした。
7. Apple Pay対応
Apple Payをご存じでしょうか?オンライン決済をより速く、より便利にするためにAppleが導入した安全なモバイル決済サービスです。Touch IDとの連携で動作するため、Apple Watch、iPhone、iPadといったAppleのモバイルデバイス限定の機能となっています。
8. 薄型軽量ボディ
サイズの観点では、MacBookはiPad Proよりもかさばる傾向があります。最も薄いMacノートブックであるMacBook Airの厚みは13.1mmですが、iPad Proはわずか6.9mmしかありません。
MacBookの8つのメリット
iPad Proが自分に合っていないと感じたら、MacBookこそが答えかもしれません。ここからは、iPad Proに対するMacBookの強みを紹介します。
1. フル機能のソフトウェア
iPad Pro向けアプリの中には、デスクトップ版のフル機能を備えていないものがあります。MacBook版のPhotoshopとタブレット用のPhotoshop Expressを比較してみれば、その差は一目瞭然です。
2. 快適なファイル管理
MacBookなら、ドラッグ&ドロップだけでドキュメントをフォルダに整理できるなど、ファイル管理が非常に簡単です。一方、iOSでは同じような操作ができません。ファイル管理なしでも暮らせなくはないものの、仕事で大量のファイルを扱う人なら、その不便さを実感するはずです。
また、MacBookのパフォーマンスを下げている要因となるファイルの整理も容易です。Mac修復系アプリなどを導入すれば、動作を遅くしているアプリやファイルを自動で特定してくれるので便利です。
3. 大容量のメモリとストレージ
iPad Proの内蔵ストレージは128GB、メモリは4GBです。一方、MacBookは最大1TBのストレージと16GBのメモリを搭載できます。iPad Proの128GBでも十分多くの作業は可能ですが、MacBookの1TBと比べると、その差は歴然です。
4. 幅広い周辺機器への対応
シングルポートモデルのMacBookを除き、ほとんどのMacBookにはプリンターや外付けハードドライブなどの周辺機器を接続するためのThunderboltポートとUSBポートが備わっています。これらの機能があれば、MacBookを瞬時にデスクトップPCのように活用することも可能です。
5. 本格的なマルチタスク
マルチタスク能力は、多くの人がiPadよりもMacBookを選ぶ最大の理由の一つです。この機能により、生産性は大幅に向上します。たとえば複数のWord文書を同時に開きながら、動画を再生することさえできます。iPad Proでは、こうした使い方は困難です。
6. 複数モニター対応
使用するモデルにもよりますが、MacBookなら外部モニターを最大2台接続して作業効率を高められます。iPad ProもAVアダプターやApple TV経由で外部モニターに接続はできますが、複数モニター運用を前提とした設計ではありません。
7. 充実したセキュリティ対策
MacBookにはiPad ProのTouch IDはありませんが、それを補ってあまりあるセキュリティオプションを提供しています。Kasperskyなどのセキュリティソフトを導入すれば、不正なソフトウェアのインストール制限や、マルウェアによるシステム被害の防止が可能です。
8. 重さの比較
意外に思われるかもしれませんが、iPad ProにSmart Keyboardを組み合わせた重量は約2.33ポンド(約1.06kg)。実は、約2.30ポンド(約1.04kg)のMacBookよりも重くなります。
結局、どちらを選ぶべき?
「MacBook vs iPad」の対決で、勝つのはどちらのデバイスでしょうか?それぞれの長所を踏まえると、一概には答えにくいのが正直なところです。クリエイティブな仕事をしていて、外出先で素早く写真や動画を編集したいなら、iPad Proが有力候補になるでしょう。一方、USB接続機器を日常的に使い、さまざまな専用ソフトウェアに大きく依存した仕事をしているなら、MacBookこそが最善の選択肢となるはずです。
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