ブラウザクリーナー「Browser Cleaner」で一時ファイルを素早く安全に削除する方法【Windows】
複数のブラウザ、数多くのアプリケーション、そしてインスタントメッセンジャーやファイル共有ソフトを日常的に使っていると、パソコンには一時ファイルや閲覧履歴などが次々と蓄積されていきます。これらのファイルの多くは不要なものであり、パソコンの動作を遅くしたり、貴重なディスク容量を圧迫したりする原因になります。また、チャット履歴やファイル共有ソフトが残した痕跡など、「パソコン上に残した自分の足跡」を消したいと思う場面もあるでしょう。
こうした問題を解決するツールは数多く存在し、その中でおそらく最も有名なのがCCleanerです。今回紹介するBrowser Cleaner(Windows対応)も、同じ目的で使えるツールの一つです。
名前の通り、Browser Cleanerはブラウザのキャッシュ、Cookie、閲覧履歴などの一時ファイルを削除できますが、それだけでなく、さまざまなアプリケーションやWindows自体の項目にも対応しています。さらに優れた点は、本体サイズがわずか900KB程度という軽量さです。USBメモリに入れて持ち運べば、必要なときにどこでも使用できるポータブルアプリとして活躍します。
インストールも非常に簡単です。余計なツールバーや不要なアドオンを強制されることもなく、ほぼすぐに使い始められます。
Internet Itemsタブ:複数ブラウザを一括クリーニング
複数のブラウザを使い分けている方は多いはずです。通常、一時ファイルを削除する際は、ブラウザごとに個別の設定画面を開いて、削除する項目を選ぶ必要があります。しかし、すべてのブラウザを「たった1つのウィンドウから、ワンクリックで」クリーンアップできたら便利だと思いませんか?
Browser Cleanerを起動すると最初に表示されるのがInternet Itemsタブです。ここでは、プログラムにクリーニングさせたいブラウザを選択できます。同時に、IM(インスタントメッセージ)ソフトやファイル共有ソフトを対象に含めるかどうかも指定可能です。
各ブラウザの横にある「options」ボタンをクリックすれば、ブラウザごとにどの項目を削除するのかを細かく設定できます。
IM・ファイル共有ソフトについては、どのプログラムをクリーニング対象にするかを選べます。こちらは固定リストになっており、使いたいソフトがリストにない場合は追加できず、一部の有名ソフトが欠けている点は惜しいところです。ただし、リストに含まれているソフトについては、チャット履歴などを一瞬できれいに消してくれるため、実用性は十分に高いと言えます。
Windows ItemsタブとApplicationsタブ
Windows Itemsタブを開くと、かなり長いリストが表示されます。クリップボードの履歴、テンポラリフォルダ内の一時ファイル、「最近使ったファイル」フォルダの記録など、さまざまな項目を削除できます。
これらをすべてクリアするように設定しておけば、少なくとも一般的なレベルの人であれば、そのパソコン上であなたがどんな操作を行ったのか痕跡を見つけられなくなります。大半の場合、これだけでも十分すぎるほどの効果があるでしょう。
Applicationsタブでは、対応アプリケーションの充実したリストと、それぞれのアプリからどのような一時ファイルが削除されるのかの説明を確認できます。こちらも固定リストですが、痕跡を消したいと思われる主要なアプリケーションは多数収録されています。
選択した項目のクリーニングを実行すると、すべてが正常に完了した場合には「OK」という結果が表示されます。
クリーニングにかかる時間は、削除するデータ量によって変わります。3つのブラウザと複数のアプリケーションを選んだ状態でも、処理はほぼ瞬時に終わりました。一度すべての項目を確認して好みの設定を済ませておけば、次回からはBrowser Cleanerを起動して、大きく光沢のある「Clean Now」ボタンを押すだけです。これにより、不要なファイルをほんの数秒(大量に削除する場合でも数分程度)で一掃できます。
Wipe Free Space:より徹底した痕跡消去
もし一般の方以上にコンピュータに詳しい専門家からの覗き見が気になるなら、Wipe Free Spaceタブこそが求めている機能です。
通常、ファイルを削除しても、実際にはデータが消えるわけではなく、「空き領域としてマークされ、将来データが必要になったときに上書きされる」だけです。つまり、本気で探そうとすれば、閲覧履歴や最近使ったドキュメントのファイルを復元し、「仕事中のはずなのにFacebookの画像をダウンロードしていた」という証拠をつきつけられる可能性もあります。Browser Cleanerはこの空き領域を完全にワイプすることで、ファイルの復元を困難にしてくれるのです。
また、基本設定もシンプルながら有用なのでぜひ確認してみてください。ブラウザを終了するたび、あるいはWindowsをシャットダウンするたびに自動的にクリーニングを実行するようスケジュールしたり、通知方法をコントロールしたりすることも可能です。
クリーニングが完了すると、80年代風のビープ音が鳴り、「問題なく完了しました」と伝えるバルーン通知がポップアップ表示されます。オフィスで「なんで自分のパソコンだけピーピー鳴ってるんだ?」と周囲の視線を集めたくなければ、この通知は無効化しておくのもよいでしょう。
まとめ
Browser Cleanerは、軽量・ポータブル・簡単操作の三拍子そろったアプリケーションです。複数のパソコンを使い回していて、利用のたびにデータを消去する必要がある方にとっては、必携のツールと言えます。派手さや多機能さはないものの、確実に、そしてスマートに仕事を遂行してくれます。
皆さんは普段、パソコンの不要ファイルや操作履歴を消すのにどんなツールを使っていますか?ぜひコメント欄で教えてください!
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