再起動するだけでシステムが元通りに!Windowsをディープフリーズできる無料ツール徹底解説
パソコンの状態を常に一定に保ち、勝手な変更を一切許したくない——そんなニーズを叶えてくれるのが「ディープフリーズ」という手法です。この記事では、Windowsパソコンをディープフリーズして、再起動のたびにシステムを理想の状態へ復元する方法を、無料・有料の両面から詳しく解説します。
工場出荷時の状態へすべて巻き戻す「ファクトリーリセット」とは異なり、ディープフリーズでは「自分が設定した特定のシステム状態」を基準点として保存し、そこへ何度でも戻せるのが特徴です。Windows 8以降には「PCの更新」や「リフレッシュ」といった復元機能が標準搭載されていますが、ディープフリーズはそれらとは仕組みが少し異なります。
これを実現するアプリには有料のものと無料のものがあり、本記事では両方の選択肢を紹介していきます。
ディープフリーズとは?
ディープフリーズとは、パソコンを再起動するたびにシステム状態を自動的にリセットする機能・ソフトウェアのことです。つまり、プログラムのインストールや設定変更など、システムに対するあらゆる変更は、次回起動時にすべて「なかったこと」になります。
代表的な製品として知られるのが、Faronics社が開発する「Deep Freeze」です。最新のWindowsバージョンに対応しており、1台のワークステーションからサーバー全体まで幅広い環境で利用できます。非常に便利なツールである一方、商用ライセンスが必要というデメリットがあります。有料ソフトウェア自体に問題はありませんが、無料で使える代替手段もいくつか存在します。
ダウンロード:Deep Freeze(30日間無料トライアル)またはフルエディション購入(価格は要問い合わせ)
どんな場面で役立つの?
ホテルや図書館などの公共端末を使ったことはありませんか?ああした環境では、何らかのシステム復元ソフトウェアが導入されているのが一般的です。というのも、こうしたシステムは特定の用途に合わせて細かく設定されており、利用者がうっかりマルウェアをダウンロードしたり、プログラムを勝手にインストールしたり、外観の設定を変更したりする可能性があるためです。全台の変更を逐一チェックして修正していては、手間がかかりすぎてしまいます。
ビジネスだけでなく、個人ユーザーにとってもディープフリーズは大きなメリットがあります。友人や家族のためにパソコンをセットアップしたのに、後日見てみると不要ファイルだらけになっていた……なんて経験はありませんか?あるいは、どこかの設定を変えられてしまい、本人が元に戻せずに困っていることもあるでしょう。
テクニカルサポート係を引き受ける手間から解放されたいなら、再起動時に変更内容が自動的に消える仕組みにしてしまうのが一番です。併せて、「パソコンを壊されにくくする方法」のガイドも参考にしてみてください。
無料で使える代替ツール
ディープフリーズが自分に合っていそうだと感じたら、ぜひ以下の無料ソフトウェアをチェックしてみてください。実際に使ったことがあれば、コメント欄で体験談を共有してもらえると嬉しいです。おすすめのツールがある方も、ぜひ教えてください。
Steadier State
Steadier Stateは、Windows 7専用に開発されたプログラムです。その名前は、MicrosoftがXPとVista向けに無償提供していた「Windows SteadyState」に由来しています。SteadyStateは配布が終了し、新しいOSとの互換性もないため、その後継として登場したのがこのツールです。
このプログラムの良いところは、システム再起動のたびに「元の状態へロールバックするか、変更を保持するか」を選択できる点です。シンプルなユーティリティですが、少数の単体マシンでWindows 7を運用しているなら十分に活躍してくれます。
Reboot Restore Rx
Reboot Restore Rxには、予約復元やリモート管理、重要アップデートの自動化といった追加機能を備えた有料版(Drive Vaccine)が存在しますが、基本的な用途であれば無料版で十分事足ります。
対応OSはWindows 2000からWindows 8.1まで(32ビット/64ビット両対応)で、現在もアップデートが続けられています。他のツールと少し異なるのは、ハードドライブのセクターレベルで動作する独自のミニOSを採用している点。これにより、マスターブートレコード(MBR)の整合性が確実に保たれます。
ToolWiz Time Freeze(現在は配布終了)
ToolWiz Time Freezeの魅力は、とにかくシンプルさです。チェックボックスに一つ印を入れるだけで保護が有効になり、システム稼働中でも起動できますし、毎回の起動時に自動実行させる設定も可能でした。
タイムフリーズ機能にはパスワード保護を追加でき、第三者による保護の無効化を防げます。Windows XP以降の幅広いOSに対応し、当時ベータ版だったWindows 10でも動作すると謳われていました。ただし、現在は公式サイトからの配布が終了しているため、入手の際は注意が必要です。
まとめ:Windowsが凍りつくまで
自分の1台を守りたい場合でも、多数の端末を一括管理したい場合でも、システムのディープフリーズは非常に強力な武器になります。もう「システムに何かトラブルが起きるかも」と心配する必要はありません。再起動すれば、変更はすべて消えてなくなるのですから。
常時使わなければならないわけでもありません。例えば、誰かに自分のパソコンを自由に触らせるときだけ、事前にこれらのユーティリティを有効化しておけば、好みの状態を確実に守ることができます。
ディープフリーズの活用シーンは無限大。しかも幸いなことに、頼れる無料ソフトも豊富に揃っています!
あなたはディープフリーズ系ソフトを活用していますか?どんな場面で役立っているか、また追加したいフリーウェアがあれば、ぜひコメントで教えてください。
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