週末で叶う!PCとワークスペースを快適に変える12のアップグレード術
一日中パソコンに向かって働き、小さな机と頼れる相棒のPCから世の中に良いものを発信している――そんなあなたの作業環境は大丈夫でしょうか?時間が経つにつれ、机もPCも「役立つ存在」からただの「使い古された物」へと変わっていきます。
あなたのPC相棒には、もっと良い環境がふさわしいはず。そしてあなた自身にも、より快適な空間が必要です。それこそが「セルフケア」。多くの人がおろそかにしがちですが、もう我慢はやめましょう。この記事では、今週末に実践できるPCとワークスペースのリフレッシュ術をご紹介します。
まずは「ミニマル化」「断捨離」「整理整頓」――呼び方は何であれ、散らかった環境を片付けることから始めましょう。散らかりが良くないことは分かっているはず。でも、片付けることがなぜ自分にとって良いのか、具体的に説明できますか?まずは整理整頓に関する良質な情報源に目を通すところから始めてみてください。
摩耗・破損したケーブルを処分する
充電ケーブルが擦り切れてボロボロになっていませんか?まずは手元のすべてのケーブルを点検し、損傷がないか確認しましょう。今では安価なPC用ケーブルはどこでも手に入ります。擦り切れたケーブルが電気アークを発生させる危険性については、動画などでも確認できます。
そんなケーブルの上に紙類を置いていたら……気づけば消防士にお茶を出す羽目になるかもしれません。1,000〜3,000円程度の出費で新しいケーブルに買い替えるのは、安上がりの火災保険のようなものだと考えましょう。
使わないときのケーブル収納を見直す
つながる時代だからこそ、ケーブルは増える一方。でも、その多くはたまにしか使わないものばかりではないでしょうか。使わない間、どうしていますか?引き出しに押し込むのは、あまりスマートとは言えません。市販のケーブル収納グッズを購入するのもよし、空になったDVDスピンドルケースにケーブルを巻き付けたり、トイレットペーパーの芯にコイル状にしたケーブルを収納したりと、クリエイティブな方法を試すのもよし。頭を使えば、財布を使わずに済みます。
常時接続しているケーブルを整理する
ここで扱うのは、常に接続されているケーブルのこと。デスク周りが色とりどりのスパゲッティのようにケーブルまみれになっているのは、誰にでもあるあるです。この散らかりは作業効率を下げます。でも、PCケーブルは無料で素早く整理できます。パンの袋留め(バッグクリップ)にラベルを書いてケーブルに付ければ、どのケーブルがどこにつながるのか一目瞭然。複数の電源タップを、全コードを賄えてサージ保護機能付きの1台に集約すれば、機器の保護にもつながります。結束バンドやツイストタイ、ベルクロテープも家にあるはず。有効活用しましょう。
ケーブルを完全に隠してスッキリ見せる
ケーブル整理をさらに一歩進めて、すべてのケーブルを目立たない場所へ。ケーブルを整理できていれば、もう半分は成功したも同然です。まとめたケーブルはケーブルスリーブに収納したり、粘着テープ式のコードクリップを使えば、後で剥がしても跡が残りません。本格派なら、開口部付きのケーブルダクトを天板裏に取り付けるのもおすすめです。
サージプロテクター(電源タップ)をデスクの下など目につかない場所に取り付けるのも一案。ネジの位置が分からないときは、サージプロテクターをコピー機でコピーすれば、実寸大の型紙のできあがり。ネジ穴の位置に小さな穴を開け、型紙を裏返して取り付け面に貼れば、正確な位置にネジを打てます。型紙を剥がして取り付ければ完成。思ったより簡単です。
これで動き回るスペースが生まれ、つまずきの危険もなくなりました。次は、PCやワークスペースに追加できるアップグレードを見ていきましょう。
モニターをもう1台追加する
「モニターが多すぎる」と文句を言う人は、実在するのか疑わしいほど珍しいもの。ここ数年でモニターの価格は大きく下がり、手頃なアップグレードになりました。22インチの新品モニター2台でも、4万円前後で揃えられます。やったことがなくても心配無用。PCがデュアルモニターに対応しているかの調べ方や設定方法は、ネット上に豊富な情報があります。
セカンドモニターを追加すると、生産性が最大42%向上するという調査結果もあります。ただし、2台目をSNSや動画視聴などの娯楽専用にしないよう注意してください。
良いモニターアームを導入する
「モニターがデスクの場所を取りすぎる」と思っていませんか?実は場所を取っているのはモニター本体ではなく、スタンド部分。22インチモニター1台のスタンドだけで約130平方cmも占めます。一方、デュアルモニターアームの設置面積はわずか26平方cm程度。壁掛けにすれば、デスク上のスペース消費はゼロです。シングルでもデュアルでもマルチでも、良いモニターアームを導入する価値は十分にあります。人気メーカーのデュアルモニターアームなら1.5万円以下で入手可能で、耐荷重や可動域を確認して選びましょう。
グラフィックボードをアップグレードする
PCがデュアルモニター非対応なら、対応グラフィックボードへの交換の絶好の口実になります。少し上位モデルを選べば、動画の描画速度も体感できるほど向上します。それほどお金をかけなくても大丈夫。2万円前後で十分性能の良いビデオカードが手に入ります。初めての場合は、自分に合ったビデオカードの選び方を事前に調べておくことをおすすめします。
メモリ(RAM)を増設する
PCやノートパソコンへのRAM増設は、とても簡単で費用も抑えられる定番アップグレードです。ノートPCにも増設できる場合があります。定期的なメンテナンスをしているのにPCが遅くなってきたと感じたら、メモリ増設が大きな効果をもたらすかもしれません。初めての場合は、対応するメモリ規格の確認など、適切な選び方を学んでおきましょう。数千円と数十秒の作業で、8GBから16GBへ倍増させることも可能です。
HDDをSSDに換装する
ごついHDDを撤去して、高速のSSDに置き換える日を夢見ていたなら、その日は今週末かもしれません。SSDの価格はここ数年で安定して下がり続けており、ほぼ誰でも手が届く価格帯になっています。換装方法が分からなくても大丈夫。新しいストレージの取り付け方は、解説記事で数分学べば十分です。
必ずしもHDDを完全に置き換える必要はありません。デスクトップPCなら、OSとアプリはSSDで動かし、HDDはファイルの長期保存やバックアップ用にする構成も可能。必要な投資は約1万円と、再セットアップに数時間だけ。起動速度は体感できるほど速くなりながら、HDDならではの大容量ストレージも維持できます。
ワイヤレスキーボード&マウスを導入する
ノートPCでもデスクトップでも、ワイヤレスキーボードやマウスの追加は大きな違いを生みます。ケーブルなしで同じ性能が出せるなら、それは良いことずくめ。ノートPCしかない場合でも、ワイヤレスキーボードとマウス、そして外部モニターを組み合わせれば自由度が格段に上がります。普段はノートPCをデスクトップのように大画面で使い、外出の際はサッと外して持ち運べる。両方の良さを享受できます。約6,000円と5分の作業で、エルゴノミック(人間工学)デザインのワイヤレス環境が手に入ります。
ケースモッドに挑戦する
毎日何時間も向き合うPCだからこそ、個性を持たせてみませんか?基本的なDIYスキルとホームセンターで買える材料があれば、PCの個性を引き出すアイデアは無限大。既存のケースを改造するのもよし、ゼロから自作ケースを作るのもよし!特殊造形の達人たちの動画からアイデアを得るのもおすすめです。余ったPCがいくつかあるなら、自作サーバーラックを組むのも面白いでしょう。
部屋全体を模様替えする
あなたは長時間、その部屋でPCと向き合って過ごします。その空間は本当に「あなたのもの」であるべき。「ここは私の場所!」と主張できる空間にしたいですね。サイバーパンク風の模様替えに挑戦するのはいかが?スマート照明によるムードライトを取り入れたり、好きなゲームの舞台のような壁に塗ったり、1950年代のヴィンテージ雑貨でレトロフューチャーな雰囲気を演出したり。ペンキと安価な電子機器、1〜2日の時間と創造力があれば、PCスペースを自分だけの世界に変えられます。
さて、何に挑戦しますか?
今週末、小さな変更から始めますか?それとも全部一気にやってみますか?新しい機材への投資か、それとも現行マシンのカスタマイズか。私たちはコンピューターの世界に多くの時間を費やしているのですから、その世界を快適で自分らしく作り込んで当然。あなたの挑戦計画を、ぜひ聞かせてください。
画像クレジット:Modern home office by Alexey Stiop via Shutterstock / Messy Desk via Wikimedia
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