コンピュータのメンテナンス
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PCがクラッシュする前に分かる7つの警告サインと対処法

コンピュータのクラッシュは、最も都合の悪いタイミングで起こりがちです。「保存」ボタンを押す直前にすべてがフリーズする――そんな経験は誰にでも一度はあるはずです。

しかし、クラッシュが起こる前にそれを察知できたら素晴らしいと思いませんか?実はそれが可能なのです。コンピュータのクラッシュは、見た目ほどランダムに発生するものではありません。

この記事では、パソコンがクラッシュする前に現れる7つの警告サインと、それぞれの具体的な対処法を解説します。

1. ハードディスクからの異音

近年のハイエンドノートPCの多くはSSD(ソリッドステートドライブ)を採用していますが、従来型のHDD(ハードディスクドライブ)は、低価格帯のマシンや一部のデスクトップPCでは今なお広く使われています。

従来型のHDDは機械式で可動部を持つため、他の機械部品と同じように摩耗・故障・動作停止のリスクがあります。バックアップサービス大手Backblazeの調査によると、HDDの平均寿命は3〜5年程度とされています。

対処法

一般ユーザーがHDDの故障そのものを防ぐのは困難です。重要なのはリスク管理です。HDDに異常の兆候がないか常に注意を払い、データの定期的なバックアップを必ず取るようにしましょう。

2. 起動エラーの頻発

起動エラーの原因は挙げればキリがありませんが、いずれの場合もクラッシュのリスクが高まっていることを示しています。

「Boot device not found(起動デバイスが見つかりません)」といったメッセージが表示される場合、Windows自体が破損している可能性が高く、クラッシュの確率は一気に跳ね上がります。特に、起動エラーが毎回ではなく時々しか発生しないケースは要注意です。

対処法

Windows 10の各種起動エラーの解消方法をまとめたガイド記事を参考に、対策を一つずつ試してみてください。最悪の場合は、オペレーティングシステムの再インストールが必要になることもあります。

3. ソフトウェアのパフォーマンス低下

クラッシュの原因は必ずしもハードウェアとは限らず、ソフトウェアが引き金になることもあります。

見落とされがちなシンプルな原因の一つが、パソコンのスペック不足です。アプリが必要とする処理能力がパソコンの性能を上回っていると、動作が極端に遅くなり、最終的にはまったく動かなくなることもあります。

対処法

常識的な範囲で使いましょう。RAM 2GBの6年前のノートPCで画像編集ソフトを動かしたり、パソコンの許容範囲を超える数のプログラムを同時に起動したりするのは避けるべきです。

それでも問題が解決しない場合は、OSに内蔵されたツールでシステムのクリーンアップを試みてください。最悪の場合は、Windowsの再インストールを検討する必要があります。

4. ハードウェアのパフォーマンス低下

動作のもっさり感は、差し迫ったクラッシュの有力な兆候です。ソフトウェア側に原因が見つからなかった場合は、ハードウェアに問題がある可能性が高いと言えます。

対処法

パソコンには数百の部品が搭載されており、そのどれもが原因になり得ます。闇雲に手当たり次第調べるのではなく、無料のベンチマークツールを活用して、どの部品に不具合があるのかを特定することから始めましょう。

5. システムファンの大きな音

パソコンのファン音が普段よりうるさい場合、それは内部が過熱しているサインです。ファンが熱を逃がそうとフル稼働しているのです。

ノートPCやデスクトップPCの内部部品が高温状態が続くと、最悪の場合、クラッシュやハードウェアの損傷につながります。

対処法

SpeedFanなどのPCモニタリングツールを使えば、CPUやGPUの温度を確認して問題の有無を調査できます。

温度が高すぎる場合は、デスクトップPCならケースを開けて圧縮空気スプレーでファンの埃を清掃しましょう。ノートPCは選択肢が限られますが、排気ファンの掃除や冷却パッドの購入を検討するとよいでしょう。17インチクラスのノートPCには、Havit HV-F2056のような薄型冷却パッドがおすすめです。

6. ハードウェアの競合

2つのソフトウェアが同じハードウェア部品を同時に使用しようとすると、「ハードウェア競合」が発生します。

ハードウェア競合は単純明快な問題ではありません。あるアプリでは問題が発生するのに、別のアプリでは正常に動作するというケースもあります。

競合が起きるとパソコンは不安定になり、軽度な場合は使用中のアプリが繰り返しクラッシュし、重度の場合は「ブルースクリーン(BSOD)」が繰り返し表示されることになります。

対処法

ハードウェア競合を確認する最も簡単な方法は、Windowsの「デバイスマネージャー」を開くことです。問題のある項目には黄色のビックリマークが表示されます。

問題が見つかった場合は、該当ハードウェアのドライバーを再インストールすると改善することがあります。それでも解決しない場合は、デバイスマネージャーで問題のあるデバイスを無効化してみてください。

7. ファイルやプログラムの破損

じわじわと進行するトラブルの典型的なサインが、ランダムに発生するファイルやプログラムの破損エラーです。これまで普通に開けていたファイルが突然開けなくなったり、時々しか正常に動作しなくなったりします。エラーメッセージが表示される場合もあれば、無言で失敗する場合もあります。

原因は多岐にわたります。マルウェア感染、HDDの故障、内部部品の不調、ファイル自体の破損など、いずれも犯人になり得ます。

対処法

まずはアンチウイルスソフトでスキャンを実行しましょう。マルウェアはノートPCのクラッシュの根本原因であることが多いです。あわせてハードディスクのエラーチェックを行い、ファイルを正しいアプリで開こうとしているかも確認しておきましょう。

パソコンの信頼性をモニタリングする方法

注意すべき点が多くて大変だと感じるかもしれません。すべてを把握し続ける時間も記憶力も、ほとんどの人にはありません。

幸い、Windowsには役立つ標準ツールが用意されています。

  • 信頼性モニター:コンピュータの安定性を1〜10のスコアで評価します。重大なイベントや警告なども一覧表示され、それぞれから詳細な技術情報へアクセスできます。システム安定性への深刻な脅威はここに表示されるはずです。
  • ディスクエラーチェック:Windowsではドライブのエラースキャンが可能です。ドライブを右クリックし、「プロパティ」→「ツール」→「エラーチェック」→「チェック」の順に進んでください。

さらに詳しく知りたい方は、Windowsのクラッシュに関するトラブルシューティングガイドもあわせて参考にしてください。

  1. Wake-on-LAN(WoL)とは?仕組みからPC別の有効化手順まで徹底解説

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  2. パソコンがクラッシュする前に知っておきたい5つの警告サインと対処法

    パソコンが突然クラッシュして作業が止まってしまうのは、本当にストレスが溜まるものです。しかし、それ以上に怖いのは、予期せぬクラッシュやフリーズによって大切なデータが失われてしまうことです。文書、ファイル、写真、動画などが、一瞬にして消えてしまう可能性があるのです。 そのため、パソコンが突然動かなくなる前に、警告サインを把握しておくことが非常に重要です。大切なファイルを失いたくないなら、以下のサインに注意を払い、それぞれの対処法を確認しておきましょう。 警告1:ソフトウェアの動作不良 「パソコンが頻繁にフリーズするのはハードウェアの性能不足のせいだ」と言われることがありますが、実はそれだけが原因