ERR_ADDRESS_INVALIDエラーとは?主な原因と解決方法を徹底解説
ERR_ADDRESS_INVALIDは、ウェブサイトにアクセスしようとした際に発生することがあるブラウザエラーです。このエラーは、DNSの問題、ネットワーク構成の不具合、ブラウザ設定の誤り、あるいはウェブサイト側の問題など、さまざまな要因によって引き起こされます。
本記事では、ERR_ADDRESS_INVALIDエラーが発生する主な原因と、それぞれの具体的な解決方法を順番に解説していきます。
このエラーの典型的な表示例は以下の通りです。

ERR_ADDRESS_INVALIDエラーの表示例
ERR_ADDRESS_INVALIDエラーの主な原因
このエラーの原因として考えられるのは、以下の4つです。
- DNSの問題
- ネットワーク構成の不具合
- ブラウザ設定の誤り
- ウェブサイト自体の問題
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
DNSの問題
DNSの不具合が原因でERR_ADDRESS_INVALIDエラーが発生することがあります。これは、アクセスしようとしているウェブサイトのドメイン名をDNSサーバーが解決できない場合に起こります。
対処法としては、DNS設定を変更することです。ブラウザ単位で変更することも可能ですが、システム全体の設定を変更すれば、すべてのブラウザに一括して反映されるため、こちらをおすすめします。
ネットワーク構成の不具合
ネットワーク構成に問題がある場合も、このエラーが発生する可能性があります。パソコンのネットワーク設定が誤っている場合や、ルーター側に不具合がある場合が該当します。
対処するには、ルーターの設定を確認し、パソコン側の設定と一致しているかチェックしましょう。多くの場合、ルーターの管理画面には「192.168.0.1」のアドレスからアクセスできます。ルーターにアクセスできない場合は、システム管理者に連絡してください。
ブラウザ設定の誤り
ブラウザ設定の誤りも原因のひとつです。プロキシ設定が間違っている場合や、マルウェアによって設定が書き換えられた場合に発生することがあります。
対処するには、ブラウザの設定をリセットする必要があります。主要なブラウザごとのリセット手順は、記事の後半で詳しく解説しています。
ウェブサイト自体の問題
最後に、ウェブサイト自体がダウンしている、またはWebサーバーに問題がある場合にも、このエラーが表示されます。この場合は自分側で解決できないため、サイト運営者に連絡してサーバーの状態を確認してもらう必要があります。
ただし、連絡する前にそのサイトが世界的にダウンしているのかどうかを確認しておくと確実です。「isup.me」のようなサービスを使えば、複数の異なるIPアドレスから対象サイトをチェックできます。これにより、ローカルな問題やIPブロックなどの可能性を切り分けられます。
ERR_ADDRESS_INVALIDエラーの解決手順
このエラーはさまざまな要因で発生するため、切り分けが難しい場合もあります。以下の手順に沿って、順番に確認していきましょう。
1. ウェブサイトの状態を確認する
トラブルシューティングの第一歩は、アクセス先のウェブサイトが正常に稼働しているかどうかの確認です。サイト自体がダウンしている場合は、ユーザー側ではどうにもできません。
サイトの状態を確認する最も確実な方法は、前述のような専用チェックサービスを利用することです。
また、アンチDDoSレイヤーの不具合が原因でエラーが表示されるケースもあります。サイトはボットによる過負荷を防ぐためにアンチDDoS対策を導入していますが、通信経路に要素が増えるぶん、新たなトラブルの要因にもなり得るのです。
2. ネットワーク構成を確認する
ウェブサイトが正常に稼働している場合は、次に自分のネットワーク環境を確認します。ファイアウォールやプロキシの設定が正しく構成されているかチェックしてください。また、接続が安定しているかも見ておきましょう。ルーターが「接続あり」と表示していても、実際の速度が極端に遅いケースがあるためです。
ファイアウォールの設定にアクセスできない場合や、管理者が設定している場合は、管理者に問い合わせてください。適切な権限がないと、これらの設定を変更できないことがあります。
3. ブラウザの設定を確認する
最後に、ブラウザの設定が正しいかどうかを確認し、必要に応じて修正します。ただしこれは、問題の所在を正確に把握している必要があります。原因が特定できない場合は、設定を初期状態に戻すのが確実な方法です。
ブラウザ別:設定のリセット方法ガイド
Microsoft Edgeのリセット手順
- 画面右上の「設定など」メニューを開き、「設定」をクリックします。表示されたメニューから「設定をリセット」を選択します。

- 「設定をリセット」を選択すると、初期値に戻される項目の一覧が表示されます。内容を確認して進めましょう。

Mozilla Firefoxのリセット手順
- 右上のメニューボタン(三本線アイコン)を開き、「ヘルプ」をクリックします。表示されたメニューから「トラブルシューティング情報」を選択します。

- 次の画面で「Firefoxをリフレッシュ」という項目を見つけてクリックします。

選択すると、以下のような確認メッセージが表示されます。
Google Chromeのリセット手順
- 「設定」画面を開き、「詳細設定」をクリックします。拡張されたメニューから「リセットとクリーンアップ」を選択します。

- 表示されたリストの中から、「設定を元のデフォルトに戻す」をクリックします。

- 最後に、デフォルトに戻される設定の一覧が記載されたウィンドウが表示されるので、内容を確認して実行します。

Operaのリセット手順
- ブラウザウィンドウ左側のツールバーにある歯車アイコンを押して「設定」メニューを開きます。次に「詳細」オプションをクリックし、ドロップダウンリストから「ブラウザー」を選択します。設定メニューを一番下までスクロールすると、「設定を元のデフォルトに戻す」という項目があります。

- 「設定を元のデフォルトに戻す…」ボタンをクリックすると、リセットされるすべての設定が表示されたウィンドウが出ますので、確認して実行してください。

まとめ
ERR_ADDRESS_INVALIDエラーは、DNS・ネットワーク・ブラウザ設定・サイト側の問題など、多岐にわたる原因から発生します。まずはサイト自体がダウンしていないかを確認し、その後、ネットワーク構成とブラウザ設定を順番に見直していくのが効率的なトラブルシューティングの流れです。設定に心当たりがない場合は、各ブラウザのリセット機能を活用すれば、多くのケースで問題を解消できます。
著者について

Daniel Zimmerman
ダニエルと申します。セキュリティ関連の仕事に約10年従事してきました。サイバーセキュリティ系のブログの多くが、専門的すぎるか逆に噛み砕きすぎていることに疑問を感じたことが、執筆を始めたきっかけです。日々実際の脅威と向き合う中で得た、現場ならではの知識を皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
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