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Microsoft Officeの「製品のライセンス認証に失敗しました」エラーを解決する簡単な方法

「製品のライセンス認証に失敗しました」エラーが発生する原因

Microsoft WordやExcel、PowerPointなどのOfficeアプリケーションで表示される「製品のライセンス認証に失敗しました(Product Activation Failed)」というエラーは、ソフトウェアがMicrosoftのサーバーや有効なプロダクトキーとの照合を確認できないときに発生します。

主な原因は以下のとおりです。

  • 試用版の期限切れ
  • ライセンスキーの無効化・未入力
  • 誤ったMicrosoftアカウントでのサインイン
  • ライセンス認証を妨げるネットワークやファイアウォールの問題

また、ボリュームライセンス版では、ライセンス認証サーバーに接続できない場合にも同様のエラーが表示されることがあります。このエラーが発生すると、Officeは機能制限モードに切り替わり、問題が解決するまで編集などの機能が使えなくなります。

それでは、具体的な解決策を順番に見ていきましょう。

方法1:OSPPREARM.exeを管理者として実行する(3〜5回)

OSPPREARM.exe(Office Software Protection Platform Rearm)は、Microsoftが提供する公式ツールで、ライセンス認証の猶予期間をリセットし、キャッシュされたライセンスデータをクリアします。破損したトークンや設定不備が原因のライセンス認証エラーを解消できる可能性があります。複数回(3〜5回)実行することで、Officeを初期状態に近づけ、有効なキーが必要になるまでの試用期間を延長できます。

  1. Officeのインストールフォルダーを開きます。Office 2016の場合、既定のパスは次のとおりです。
    C:\Program Files\Microsoft Office\Office16

    注意:Office 2013、2019、2021をお使いの場合は、フォルダー名が「Office15」「Office17」など異なります。お使いのバージョンに合わせて読み替えてください。

  2. フォルダー内のOSPPREARM.EXEを探し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。この操作を3〜5回繰り返します。
  3. Microsoft Wordを再度開き、エラーが解消されたか確認します。

方法2:コマンドプロンプトでRearmを実行する

OSPPREARM.exeを直接実行しても改善しない場合は、コマンドプロンプトから実行してみましょう。管理者権限で操作できるため、バックグラウンドサービスやセキュリティソフトによるブロックを回避できることがあります。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行します。
  2. cd\ と入力して Enter キーを押し、ルートディレクトリに移動します。
  3. 次のコマンドを入力してOfficeのインストールフォルダーへ移動し、Enter キーを押します。
    cd "C:\Program Files\Microsoft Office\Office16"
  4. 現在のライセンス状態を確認するため、次のコマンドを入力して Enter キーを押します。
    cscript ospp.vbs /dstatus
  5. 最後に、次のコマンドを実行します。
    ospprearm.exe

    これによりライセンス構成がリセットされ、Officeが再び猶予期間に入ります。

  6. Wordを再起動し、ライセンス認証エラーが消えたかどうかを確認します。

方法3:正規ライセンスでライセンス認証して恒久的に解決する

Rearmによる対処はあくまで一時的な措置です。Rearmは最大5回までしか実行できず、その後は試用期間が終了します。恒久的に問題を解決するには、以下の対策を行いましょう。

  • 正規のMicrosoft Officeライセンスまたはサブスクリプション(Microsoft 365など)を購入する
  • Officeの購入時に使用した正しいMicrosoftアカウントでサインインする
  • インターネット接続を確認し、ファイアウォールやセキュリティソフトがOfficeのライセンス認証サーバーをブロックしていないかチェックする
  • アカウントにライセンスが紐づいているのに認証されない場合は、Microsoftサポートに問い合わせる

非公式ツールに関する注意:一部のユーザーは、解決しないライセンス認証の問題に対処するため、オープンソースのコミュニティ製ツール(Massgraveなど)を利用することがあります。こうしたツールはテックコミュニティで話題になることもありますが、法的リスクやセキュリティ上の危険を伴う可能性があります。利用する場合は、地域の法律およびMicrosoftのライセンス規約を必ず遵守し、すべて自己責任で判断してください。安全のため、正規ライセンスの利用を強く推奨します。

正しくライセンス認証が完了すれば、Microsoft WordをはじめとするOfficeアプリケーションは完全な機能を取り戻し、エラーが再び表示されることはありません。


著者について

ムハンマド・ウスマン・アシュラフ(Muhammad Usman Ashraf)

WordPress開発、SEO、トラブルシューティングガイドを得意とするコンテンツライター兼ウェブスペシャリスト。Appualsでは、ユーザーが技術的な問題をシンプルで明確な手順で解決できるよう、詳細な記事を執筆・管理しています。役立つコンテンツの作成と、高速で使いやすく検索エンジンに最適化されたウェブサイトの構築に情熱を注いでいます。

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