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Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

Windows PCでフォルダーに名前を付ける際、Windowsにはファイル名やフォルダー名に使用できる文字数の上限が設けられていることを覚えておく必要があります。フォルダーやファイルの名前が長くなると、エクスプローラー上での完全なパスも長くなり、ファイルのコピーや移動、編集を試みたときに次のようなエラーが表示されます。

「宛先パスが長すぎます。ファイル名が宛先フォルダーに対して長すぎます。ファイル名を短くしてもう一度実行するか、パスの短い場所を指定してください。」

このエラーは、多くの場合、Microsoftがフォルダー名・ファイル名に256/260文字という上限を設けていることが原因です。これは現代のWindowsにも残っている仕様上の問題であり、いまだに根本的な修正が行われていません。本記事では、この厄介な問題を解決するための実用的なテクニックを紹介します。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

「宛先パスが長すぎます」エラーを修正する方法

作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

方法1:ファイルの拡張子を一時的に「txt」に変更する

.rar、.zip、.isoなどの単一ファイルを移動しようとしている場合は、拡張子を一時的に変更し、移動完了後に元に戻す方法が有効です。手順は以下の通りです。

1. .zipまたは.rarアーカイブを右クリックし、「名前の変更」を選択します。その後、拡張子を「txt」に変更します。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

2. 既定の設定では拡張子が表示されない場合は、エクスプローラーの「表示」タブを開き、「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

3. ファイルを目的の場所へ移動したら、再度右クリックして「名前の変更」を選択し、拡張子を元の状態に戻します。

方法2:親フォルダー名を短くする

もうひとつ簡単な回避策は、親フォルダーの名前を短くすることです。ただし、この方法は上限を超えているファイルが多数ある場合には効果が薄いかもしれません。移動・削除・コピー時に問題が発生しているファイルやフォルダーが少数であれば、十分に有効な手段です。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

名前を変更すれば、「宛先パスが長すぎます」エラーを簡単に解消できます。それでも同じエラーが表示される場合は、次の方法に進んでください。

方法3:フリーソフト「DeleteLongPath」でフォルダーを削除する

260文字を超える文字数のフォルダーやサブフォルダーをまとめて削除したいケースもあるでしょう。そんなときは、フリーソフト「DeleteLongPath」を活用すると便利です。この軽量プログラムは、フォルダー構造と内部に保存されたサブフォルダーやファイルを自動的に削除できます。手順は以下の通りです。

1. 配布ページにアクセスし、アプリケーションをダウンロードします。

2. zipファイルを展開し、「DeleteLongPath」の実行ファイルをダブルクリックします。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

3. 「Browse(参照)」ボタンをクリックし、削除できないフォルダーを指定します。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

4. 「Delete(削除)」ボタンを押して、これまで削除できなかったファイルやフォルダーを取り除きます。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

5. 最終確認の警告が表示されたら「はい(Yes)」を押し、アプリがフォルダー構造を削除し終えるのを待ちます。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

方法4:管理者権限のコマンドプロンプトでxcopyコマンドを使う

1. スタートメニューで「cmd」と検索し、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

2. 以下のコマンドをコマンドプロンプトに貼り付けて、Enterキーを押します。

xcopy *コピー元のパス* *コピー先のパス* /O /X /E /H /K

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

3. *コピー元のパス*と*コピー先のパス*の部分は、実際のフォルダーの正確なパスに置き換えてください。

方法5:ロングパス対応を有効にする(Windows 10 ビルド1607以降)

Windows 10ユーザーでAnniversary Update(ビルド1607)以降にアップデートしている場合は、MAX_PATHの制限を無効化できます。この設定を行えば、「宛先パスが長すぎます」エラーを恒久的に解消できます。手順は以下の通りです。

1. Windowsキー + R を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを開きます。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

2. 次のレジストリキーへ移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

3. 左側のツリーで「FileSystem」を選択した状態で、右側のペインにある「LongPathsEnabled」をダブルクリックします。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

4. 値のデータを「1」に設定し、「OK」をクリックして変更を保存します。

Windowsで「宛先パスが長すぎます」エラーが出たときの対処法5選

5. レジストリエディターを閉じ、長い名前のフォルダーが正常に移動できるか確認してみてください。

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この記事がお役に立てば幸いです。これでWindows 10の「宛先パスが長すぎます」エラーを簡単に修正できるはずです。このガイドについてまだ不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。

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