Windowsタスクマネージャーでリソースを大量消費するプロセスを強制終了する方法【完全ガイド】
現代社会は忙しく、常に動き続ける世界です。そんな中、複数の作業を同時にこなせるマルチタスクの機会があれば、誰もがそれを活用したいと思うでしょう。
実はデスクトップPCやノートPCも同じようにマルチタスクをサポートしています。例えば、Microsoft Wordで文書を作成したり、PowerPointでプレゼン資料を作っている最中に、インターネット上の画像が必要になったとしましょう。その場合、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザを開いて画像を検索しますよね。このとき、現在の作業ウィンドウを閉じる必要はありません。最小化して新しいウィンドウに切り替えるだけでOKです。画像を検索してダウンロードを開始したら、たとえダウンロードに時間がかかっていても、そのウィンドウを開いたまま待つ必要はありません。再び最小化してWordやPowerPointの作業に戻れば、ダウンロードはバックグラウンドで自動的に進みます。このように、PCは複数の作業を同時に行うマルチタスクを実現してくれるのです。
パソコンが遅くなる・アプリが固まる主な原因
しかし、マルチタスクで複数のウィンドウを同時に開いていると、パソコンの動作が遅くなったり、一部のアプリが応答しなくなることがあります。その背景には、以下のような原因が考えられます。
- リソースを大量に消費しているアプリやプロセスが1つ以上動作している
- ハードディスクの空き容量が不足している
- ウイルスやマルウェアが稼働中のアプリやプロセスに影響を与えている
- 実行中のアプリが必要とするメモリに対して、システムのRAMが不足している
本記事では、これらの中でも特によくある「リソースを大量消費するプロセスが動作しているケース」に焦点を当て、その解決方法を詳しく解説します。
Windowsタスクマネージャーとは?
システム上で動作するプロセスやアプリケーションは、それぞれの性質に応じて異なる量のリソースを消費します。ほとんどのプロセスは他のアプリに影響を与えない程度のリソースしか使いませんが、中には非常に多くのリソースを消費し、システム全体の速度低下やアプリのフリーズを引き起こすものもあります。使っていないのにリソースを食いつぶしているようなプロセスは、積極的に終了(強制終了)させるべきです。
どのプロセスが多くのリソースを消費しているのかを把握するには、Windowsに標準搭載された高度なツール「タスクマネージャー」を使用します。

タスクマネージャーは、Windowsに標準で付属する監視ツールで、複数のタブから構成されています。パソコン上で動作しているすべてのアプリケーションとプロセスを監視でき、CPU使用率やメモリ使用量など、現在実行中のアプリ・プロセスに関する詳細情報を確認できます。
タスクマネージャーを使ってリソースを大量消費しているプロセスを見つけるには、まず開き方を知っておく必要があります。続いて、その手順をご紹介します。
タスクマネージャーを開く5つの方法(Windows 10)
方法1: タスクバーの空いている部分を右クリックし、「タスク マネージャー」をクリックします。

方法2: スタートメニューを開き、検索ボックスに「タスク マネージャー」と入力して、Enterキーを押します。

方法3: Ctrl + Shift + Esc キーを同時に押します。
方法4: Ctrl + Alt + Del キーを押し、表示された画面から「タスク マネージャー」をクリックします。

方法5: Windowsキー + X を押してパワーユーザーメニューを開き、「タスク マネージャー」をクリックします。

いずれかの方法でタスクマネージャーを開くと、次のような画面が表示されます。

タスクマネージャーの各タブの役割
タスクマネージャーには「プロセス」「パフォーマンス」「アプリの履歴」「スタートアップ」「ユーザー」「詳細」「サービス」などのタブがあり、それぞれ役割が異なります。この中で、どのプロセスが多くのリソースを消費しているかを確認できるのが「プロセス」タブです。今回チェックすべきは、まさにこのタブです。
プロセスタブ: このタブには、その時点でシステム上で動作しているすべてのアプリとプロセスの情報が表示されます。「アプリ」(起動中のアプリケーション)、「バックグラウンド プロセス」(画面上では見えないが裏で動作しているプロセス)、「Windows プロセス」(システムの動作に必要なプロセス)の3つのグループに分けて一覧化されます。
リソースを大量消費しているプロセスの見分け方
タスクマネージャーを開いて、現在動作中のアプリやプロセスを確認できたら、どのプロセスが多くのリソースを消費しているのかを簡単に調べられます。
まず、各アプリ・プロセスごとのCPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用率(%)を確認しましょう。列名(CPUやメモリなど)をクリックすると、その項目を基準に並べ替えができるため、リソースを大量に消費しているプロセスを一覧の上部に表示できます。

問題のあるプロセスを見分けるポイント
- いずれかのリソースが90%以上で推移している場合、何らかの問題が発生している可能性があります。
- プロセスの表示色が薄いオレンジから濃いオレンジに変わった場合、そのプロセスが大量のリソースを消費し始めているサインです。
タスクマネージャーでプロセスを強制終了する手順
万が一に備えて、作業前にシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
リソースを大量に消費しているプロセスを停止・終了するには、以下の手順に従ってください。
手順1: タスクマネージャーで、終了させたいプロセスまたはアプリを選択します。

手順2: 画面右下にある「タスクの終了」ボタンをクリックします。

手順3: または、対象のプロセスを右クリックし、表示されたメニューから「タスクの終了」を選択しても同じ操作が可能です。

これで問題の原因となっていたプロセスは終了され、パソコンの動作はおそらく安定するはずです。
注意: プロセスを強制終了すると、保存していないデータが失われる可能性があります。プロセスを終了する前に、必ず作業中のデータを保存してください。
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この記事がお役に立てば幸いです。これでWindowsタスクマネージャーを使ってリソースを大量に消費するプロセスを強制終了できるようになりました。本チュートリアルについてまだ不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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