Windows 10でカラーフィルターを有効・無効にする3つの方法
Windows 10の「カラーフィルター」は、ビルド16215以降でアクセシビリティ(簡単操作)機能の一部として追加された機能です。システム全体に適用されるため、画面をグレースケール(白黒)表示にしたり、色を反転させたりといった効果を、どのアプリでも一括して実現できます。これらのフィルターは、色覚異常をお持ちの方が画面上の色を識別しやすくすることを目的としており、光や色に敏感な方にとってもコンテンツを読みやすくできる、便利な機能です。

Windows 10で使えるカラーフィルターの種類
Windows 10には、用途に応じて以下の6種類のカラーフィルターが用意されています。
- グレースケール(Greyscale):画面を白黒表示にします
- 色反転(Invert):画面の色を反転させます
- 反転グレースケール(Greyscale Inverted):白黒表示を反転させます
- Deuteranopia(緑色覚異常向け):緑色の識別が苦手な方向けのフィルター
- Protanopia(赤色覚異常向け):赤色の識別が苦手な方向けのフィルター
- Tritanopia(青黄色覚異常向け):青と黄の識別が苦手な方向けのフィルター
それでは、以下の手順に沿って、Windows 10でカラーフィルターを有効または無効にする方法を見ていきましょう。
Windows 10でカラーフィルターを有効・無効にする方法
作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:キーボードショートカットで切り替える
「Windowsキー + Ctrl + C」を同時に押すと、既定のグレースケールフィルターが有効になります。もう一度同じショートカットを押せば、フィルターを無効化できます。このショートカットが動作しない場合は、事前に有効化しておく必要があります。
ショートカットで切り替えるフィルターを変更したい場合は、以下の手順に従ってください。
- 「Windowsキー + I」を押して設定を開き、「簡単操作」をクリックします。

- 左側のメニューから「カラーフィルター」を選択します。
- 右側のウィンドウにある「ショートカット キーを使用してフィルターのオンとオフを切り替えることを許可する」にチェックを入れます。これで、いつでも「Windowsキー + Ctrl + C」でカラーフィルターを切り替えられるようになります。

- カラーフィルターの一覧から使用したいフィルターを選択すると、そのフィルターがショートカットの対象になります。

- 以降は「Windowsキー + Ctrl + C」を押すだけで、選択したフィルターの有効・無効を切り替えられます。
方法2:設定アプリから有効・無効にする
- 「Windowsキー + I」を押して設定を開き、「簡単操作」をクリックします。
- 左側のメニューから「カラーフィルター」を選択します。
- 「カラーフィルターを使用する」の下にあるトグルスイッチをオンにし、その下から使用したいフィルターを選択します。

- 無効にしたい場合は、「カラーフィルターを使用する」のトグルをオフにします。
- 変更を保存するためにPCを再起動します。
方法3:レジストリエディターで設定する
※レジストリの編集は、誤った操作を行うとシステムに深刻な影響を与える可能性があります。必ずバックアップを取ってから慎重に作業してください。
- 「Windowsキー + R」を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押します。
- 次のレジストリキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\ColorFiltering - 「ColorFiltering」キーを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。
注意:すでに「Active」というDWORD値が存在する場合は、この手順をスキップして次へ進んでください。
- 新しく作成したDWORDの名前を「Active」に変更し、ダブルクリックして値を以下のように設定します。
カラーフィルターを有効にする:1
カラーフィルターを無効にする:0 - 再度「ColorFiltering」キーを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。
注意:すでに「FilterType」というDWORD値が存在する場合は、この手順をスキップして次へ進んでください。
- このDWORDの名前を「FilterType」に変更し、ダブルクリックして使用したいフィルターに対応する値を設定します。
0 = グレースケール
1 = 色反転
2 = 反転グレースケール
3 = Deuteranopia(緑色覚異常向け)
4 = Protanopia(赤色覚異常向け)
5 = Tritanopia(青黄色覚異常向け) - 「OK」をクリックしてすべてのウィンドウを閉じ、PCを再起動して変更を保存します。
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以上で、Windows 10でカラーフィルターを有効・無効にする方法の解説は終了です。この記事についてご不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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