Windows 10で発生するVIDEO DXGKRNL FATAL ERRORの原因と対処法を徹底解説
パソコンが突然フリーズし、青いエラー画面に「VIDEO DXGKRNL FATAL ERROR」というメッセージとともに「PCに問題が発生したため、再起動する必要があります」と表示されたことはありませんか?このエラーには「0x00000113」というエラーコードが付随しており、Microsoftのバグチェック機能がDirectXグラフィックスカーネルサブシステムの違反を検出した際に発生します。特にWindows 10のAnniversary Update(周年アップデート)以降に多く報告されているトラブルですが、Windows 8やWindows 8.1でも発生するケースが確認されています。
この記事では、Windows 10でVIDEO DXGKRNL FATAL ERRORが発生した際の原因と、具体的な解決方法をわかりやすく解説していきます。
VIDEO DXGKRNL FATAL ERRORの主な原因
このブルースクリーン(BSOD)エラーは、多くの場合、新しいソフトウェアのインストール時やWindows Updateの適用中に発生します。まれに、PCの電源を入れた直後に表示されることもあります。
このエラーを引き起こす可能性がある主な要因は以下の通りです。
- マルウェア感染による問題
- Windowsシステムファイルの破損
- ビデオカードドライバーの不具合(非互換性・誤ったドライバー・古いドライバーなど)
- ハードウェアの故障や、新しく追加したハードウェアとの非互換性
Windows 10でVIDEO DXGKRNL FATAL ERRORを解決する5つの方法
このエラーの正確な解決策は原因によって異なります。ここでは、よくあるシナリオごとに対処法をご紹介します。
対処法1:マルウェアの駆除を行う
まず最初に行うべきは、信頼できるアンチマルウェアソフト(Avast、Malwarebytesなど)を使ってPC全体のウイルススキャンを実行することです。スキャンの結果、感染が検出された場合は、ソフトウェアの指示に従って隔離・削除してください。
スキャン完了後は、必ずPCを再起動しましょう。これにより、悪意のあるファイルが完全に削除されたことを確認できます。
対処法2:隠れたWindowsシステムエラーを修復する
破損したWindowsシステムファイルが原因の場合、自動修復ツールを使えばエラーを解消できることがあります。これが最も迅速かつ確実な方法です。また、コマンドプロンプトからWindows 10標準の修復ツールを実行することも可能です。手順は以下の通りです。
- 管理者アカウントでログインしていることを確認する
- Windowsキー + Xキーを押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択する
- コマンドプロンプト画面で sfc /scannow と入力し、Enterキーを押す
もし「Windowsリソース保護は破損ファイルを検出しましたが、一部のファイルを修復できませんでした」というメッセージが表示された場合は、セーフモードでWindowsを起動し、同じ手順をもう一度実行してください。
対処法3:ドライバーのエラーを修復する
VIDEO DXGKRNL FATAL ERRORはビデオカードドライバーの問題と深く関係しているため、ドライバーを修正すればエラーが解決するケースが多くあります。まず、Windowsの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力して起動し、黄色い感嘆符(!)マークが付いていないか確認しましょう。デバイス名の横にこのマークが表示されている場合、ドライバーの競合または問題が発生しています。
ドライバー関連の問題を特定できたら、DriverAgentのような信頼できるツールを使って、デバイスに最適な最新ドライバーを自動的にダウンロード・インストールするのがおすすめです。
対処法4:クリーンブートを実行する
上記の方法でエラーが解決しない場合は、クリーンブートを試してみましょう。クリーンブートを行うことで、PC起動時に読み込まれるサービスの中にエラーの原因となっているものがないかを特定できます。また、インストール済みのドライバーやプログラムが犯人かどうかも判別できます。
クリーンブートを実行するには、管理者アカウントでログインしたうえで、Microsoft公式サポートページの手順に従ってください。
対処法5:システムの復元を使用する
もうひとつの有効な手段が、システムを最後の正常な構成(復元ポイント)に戻す方法です。これにより、競合の原因となっているプログラムが削除され、Windows環境全般の不具合が解消されることが期待できます。
システムの復元は、以下の手順で実行できます。
- タスクバーの検索ボックスに「コントロールパネル」と入力し、結果の一覧から選択する
- コントロールパネルの検索ボックスに「回復」と入力する
- 「回復」>「システムの復元を開く」を選択する
- 「システムファイルと設定の復元」画面で「次へ」をクリックする
- 使用したい復元ポイントを一覧から選択し、「影響を受けるプログラムの検出」をクリックする
- 復元ポイントの適用によって削除される項目の一覧が表示されます。内容に問題がなければ「閉じる」>「次へ」>「完了」の順にクリックして復元を実行する
本記事で紹介した方法が、VIDEO DXGKRNL FATAL ERRORの解消とPCの復旧に役立てば幸いです。それでも問題が解決しない場合は、ハードウェア自体の故障も疑われるため、専門業者への相談も検討してください。
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