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Windows 10/11の0x80010105エラーを解決する完全ガイド|原因と対処法を徹底解説

Windowsのエラーコード「0x80010105」は、主にWindowsアップデートの実行中に表示されることが多いエラーです。ソフトウェアの不具合やファイルの破損・欠落が原因で発生し、多くの場合、日頃のシステムメンテナンス不足が背景にあります。このエラーが発生すると、Windows Updateが正常に完了せず、最新の更新プログラムをインストールできなくなります。

また、このエラーはアップデート時以外にも発生する可能性があります。例えば、ドキュメントの印刷やプリンターのセットアップ中、さらにはPCのバックアップ作成中にも「0x80010105」が表示されることが報告されています。

本記事では、このエラーの原因と、状況別の具体的な解決策を詳しく解説します。同じエラーでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

エラーコード0x80010105とは?

このエラーメッセージは、Windows Updateの中核を担う「Windows Update Agent(更新エージェント)」に問題が発生したことを示しています。主な原因はシステムファイルの破損や更新サービスの無効化であり、Windows 11または10のアップデートを実行しようとしたタイミングで現れます。

エラーメッセージは以下のように表示されます。

「更新プログラムのインストールに失敗しました。一部の更新プログラムのインストール中に問題が発生しましたが、後でもう一度試みます。」

エラー 0x80010105

更新プログラムがインストールされない場合、Windows Update自体が正常に機能していない可能性があります。この場合は、必要なコンポーネントをリセットしてから再試行することで解決できることがあります。

プリンター関連でも発生する0x80010105エラー

ローカル接続されたプリンターで印刷を試みた際に、0x80010105エラーが発生するという報告も多数あります。この問題は特定のWindowsバージョンに限らず、Windows 7、8、10/11のいずれでも確認されており、HPやキヤノンなど、さまざまなメーカーのプリンターで発生し得ます。

その際のエラーメッセージは以下の通りです。

エラー: 0x80010105

「プリンターで予期しない構成の問題が発生しました」

さらに、Microsoft ExcelやQuickBooks Enterpriseなどのアプリケーション実行時に、「rpc_e_serverfault 0x80010105」という形式で表示されるケースもあります。この場合のメッセージは以下の通りです。

「サーバーによって例外がスローされました。(HRESULTからの例外:0x80010105(RPC_E_SERVERFAULT))」

この種のエラーは、原因が特定しにくいため、どこからトラブルシューティングを始めればよいのか分からず、非常に厄介です。そこで本記事では、エラーが発生した状況に応じた対処法を順番に紹介していきます。

エラー0x80010105の主な原因

このエラーは任意のアプリケーションでいつでも発生しうるため、原因の特定が難しいのが特徴です。Windows Updateが繰り返し失敗する場合、考えられる原因は以下の通りです。

  • システムファイルの破損または欠落: システムファイルはデバイス全体が正常に動作するために不可欠なものです。最近システムファイルが破損・削除された場合、Windows Updateが失敗することがあります。
  • ドライバーの古さ: グラフィックカードやネットワークカードなど、Windows 10/11がネイティブ対応していないコンポーネントにはドライバーが必要です。関連するドライバーが長期間更新されていないと、Windows Updateに支障をきたす可能性があります。
  • Windows Updateサービスの不具合: 更新サービス自体に何らかの異常が生じているケースもあります。その場合は、後述の別の方法で最新のアップデートを入手できます。

プリンター使用時にエラーが発生した場合、考えられる原因は以下の通りです。

  • プリンターの一時的な不具合: Windows 10/11および8.1では、プリンターの設定情報が破損していることが原因となることがあります。この場合、プリンターとスキャナーの画面では正常に見えるのに印刷できない状態になります。Windowsのプリンターのトラブルシューティングツールの実行、またはプリンターの再追加で解決できます。
  • プリンタードライバーの旧版: 古いドライバーを使用していることも原因の一つです。同様の状況にあった多くのユーザーが、Windows Update経由または手動でのドライバー更新により問題を解消しています。
  • ネットワーク上でプリンターが共有されていない: 印刷元のデバイスがネットワークで共有されていない場合にも、この問題が発生することがあります。プリンターのプロパティから共有設定を有効にすることで解決できます。
  • サードパーティ製アプリやWindows更新プログラムとの干渉: システムファイルの破損が原因の場合もあります。不良なWindows更新プログラムやサードパーティ製ソフトウェアは印刷処理を妨げるため、システムの復元ポイントを使ってPCを正常な状態に戻すのが有効な対策となります。

原因の候補を絞り込むことで、適切な解決策を見つけやすくなります。

Windows Updateエラー0x80010105への対処法

MicrosoftはWindows 11/10向けの更新プログラムを定期的に配信しています。新機能の追加だけでなく、最新のセキュリティパッチの適用にもアップデートは不可欠です。セキュリティパッチはさまざまな脅威からシステムを守る役割を果たします。エラー0x80010105により最新の更新プログラムをインストールできない場合は、以下の方法をお試しください。

方法1:Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する

MicrosoftはWindows OSのエラーを自動修復するためのツールを複数提供しており、その一つが「Windows Updateのトラブルシューティングツール」です。更新プログラムのダウンロードやインストール中にエラーが発生した場合、このツールが問題の解決を支援してくれます。

Windows 10の場合: 設定アプリを開き、「更新とセキュリティ > トラブルシューティング > 追加のトラブルシューティングツール」へ移動します。「Windows Update」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」ボタンをクリックします。

Windows 11の場合:設定」を開き、「システム > トラブルシューティング > その他のトラブルシューティングツール」へ移動します。「Windows Update」を見つけて「実行」ボタンをクリックします。

方法2:Windows Updateコンポーネントをリセットする

Windows Updateのエラーを解消する効果的な方法として、Updateコンポーネントのリセットがあります。Windows Updateコンポーネントの破損はアップデート失敗の典型的な原因であり、リセットすることで問題を解決できます。

コマンドプロンプト(管理者)を開き、以下のコマンドを順番に実行してください。

  • net stop bits
  • net stop wuauserv
  • net stop appidsvc
  • net stop cryptsvc
  • rmdir %systemroot%\SoftwareDistribution /S /Q
  • rmdir %systemroot%\system32\catroot2 /S /Q
  • net start bits
  • net start wuauserv
  • net start appidsvc
  • net start cryptsvc

これらのコマンドにより、キャッシュフォルダーが削除され、新しいフォルダーが自動的に作成されます。その後、PCを再起動しましょう。フォルダーの場所は以下の通りです。

  • SoftwareDistribution: C:\Windows
  • Catroot2: C:\Windows\System32

方法3:更新プログラムを手動でダウンロードする

上記の方法でもエラー0x80010105が解消しない場合は、Microsoft Updateカタログから該当する更新プログラムをダウンロードし、手動でインストールすることをおすすめします。各Windows更新プログラムには固有のKB番号が割り振られており、Windows 11/10の設定画面にあるWindows Updateのページで確認できます。インストールできていない更新プログラムのKB番号を控え、Microsoft Updateカタログのサイトで検索してみてください。

プリンターエラー0x80010105の解決方法

ドキュメントの印刷時や、Windows 11/10デバイスへのプリンター追加時にエラーコード0x80010105が表示されることがあります。いずれの場合も、プリンターを使った印刷ができなくなり、スマートフォンや他のPCからも印刷できなくなることが報告されています。

この問題が発生した場合は、以下の解決策を順番にお試しください。

方法1:Print Spoolerサービスを再起動する

まず、PCのPrint Spooler(プリントスプーラー)サービスが正常に動作しているかを確認しましょう。これは印刷エラーを防ぐために必須の重要なサービスです。確認と再起動の手順は以下の通りです。

  1. Windowsアイコンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 検索ボックスに「services.msc」と入力します。
  3. サービス」ウィンドウ内で下にスクロールし、「Print Spooler」サービスを右クリックします。表示されたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
  4. スタートアップの種類」が「自動」に設定されていることを確認します。
  5. サービスの状態」が停止している場合は「開始」ボタンをクリックします。実行中と表示されている場合は、一度停止させてから再度開始します。
  6. 最後に「OK」を押して設定を保存します。
  7. その後PCを再起動し、エラー0x80010105が解消されたかどうかを確認します。

方法2:プリンターのトラブルシューティングツールを実行する

Print Spoolerサービスを確認してもエラーが続く場合は、以下の手順でプリンターのトラブルシューティングを行いましょう。

  1. Windowsキー + I を押して設定アプリを開きます。
  2. 左側のペインから「システム > トラブルシューティング」へ移動します。
  3. 展開されたメニューから「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。
  4. 「プリンター」の項目を見つけ、横にある「実行」ボタンをクリックします。
  5. トラブルシューティングツールが起動したら、「プリンターが動作しない」オプションを選択します。
  6. 画面の指示に従って残りの手順を完了させます。

Windows 10/11でこのエラーコードが表示されている場合も同様の手順で対応できますが、Windows 11ではトラブルシューティングツールへのアクセス経路が異なります。以下のパスからプリンターのトラブルシューティングを開始してください。

設定 > 更新とセキュリティ > トラブルシューティング > 追加のトラブルシューティングツール

その後、PCを再起動してエラーが解消されたかを確認します。

方法3:Windows Updateでプリンタードライバーを更新する

著しく古いプリンタードライバーも、このエラーの原因になり得ます。実際に、Windows Updateを使って最新版のプリンタードライバーを検索・インストールしたところ、問題が解決したという報告が複数あります。

Windows Updateでドライバーを更新する手順は以下の通りです。

  1. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、「デバイスマネージャー」を起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の画面が表示されたら、「はい」をクリックして管理者権限を付与します。
  2. デバイスマネージャーでデバイス一覧をスクロールし、「プリンター」(印刷キュー)のドロップダウンメニューを展開します。
  3. 問題が発生しているプリンターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
  4. 次の画面で「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択すると、Windows Updateが最新のドライバーを検索・ダウンロードしてくれます。

新しいプリンタードライバーのインストール後、PCを再起動して問題が解決したかどうかを確認してください。ドライバーを更新してもエラーが続く場合や、Windows Updateで新しいバージョンが見つからなかった場合は、次の方法に進んでください。

バックアップ作成時のエラー0x80010105の解決方法

一部のユーザーからは、Windows ServerをDVDやUSBメモリなどの外部ストレージデバイスにバックアップする際に、エラー0x80010105が発生するという報告もあります。外部ストレージへのバックアップ作成中にこのエラーが表示された場合は、以下の解決策をお試しください。

方法1:ストレージ容量を空ける

バックアップ先のデバイスの空き容量が必要なサイズより少ない場合、このエラーが発生することがあります。バックアップを作成する前に、ストレージデバイスに十分な空き容量があることを必ず確認しましょう。

方法2:SFC(システムファイルチェッカー)を実行する

システムファイルのエラーにより、外部ドライブへのバックアップが作成できない場合があります。システムファイルチェッカー(SFC)は、Windowsに標準搭載されているツールで、破損したシステムイメージファイルやハードディスクのエラーを修復できます。外部ハードディスクに対しても実行可能です。

SFCスキャンの実行後に問題が解決したかどうかを確認してください。さらに、CHKDSKユーティリティを併用すれば、ストレージデバイスの不良セクターの修復も行えます。

方法3:FAT32からNTFSへ変換する

ストレージデバイスをFAT32からNTFSに変換したことでエラーが解決したというユーザーもいます。まず、自分のストレージデバイスがFAT32かNTFSかを確認し、FAT32であればNTFSへの変換を検討しましょう。フォーマットの確認手順は以下の通りです。

  1. エクスプローラーを起動します。
  2. ストレージデバイスを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
  3. 全般」タブでストレージデバイスのフォーマット形式を確認できます。

また、DL DVD(2層DVD)にWindows Serverのバックアップを作成する際に問題が発生したという報告もあります。DL DVDを使用している場合は、通常のDVDに交換してみてください。それが問題解決につながる可能性があります。

まとめ

エラーコード0x80010105は、最新のWindows更新プログラムのインストール中に発生することがあり、その原因はWindows Update Agentの不具合です。Windows Updateのトラブルシューティングツールの実行や、Updateコンポーネントのリセットを試すことで解決できる可能性があります。

また、このエラーはWindows Serverから外部ストレージへのバックアップ作成時や、ドキュメントの印刷時、プリンターの追加時にも発生することがあります。SFCスキャンの実行や、ストレージデバイスから不要ファイルを削除して空き容量を確保するなどの対策も有効です。上記の方法で解決しない場合は、システムの復元を最終手段として検討しましょう。

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