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PCを高速化する方法|動作が重くなったパソコンを快適に戻す6つの対策

あなたのパソコンを、一本の水道ホースに例えてみてください。時間とともに使い続けたホースには小さな傷がつき、内側にはゴミが溜まり、構造的にも劣化していきます。こうした障害が積み重なることで、ホースを流れる水の勢いは弱まり、本来の役割を果たせなくなってしまうのです。

水道ホースなら性能が落ちたら新しいものを買えば済みますが、少し動作が遅くなっただけのパソコンを毎年買い替えるのは現実的ではありません。とはいえ、ストレスがたまるほど遅いパソコンを使い続けるのも得策ではありません。

パソコンが遅くなる主な原因

  • レジストリエラー – システムレジストリのエラーや破損したエントリ、特に大量に存在する場合は、PCのパフォーマンスに大きな悪影響を及ぼします。レジストリはパソコンの中でも最も手入れが行き届きにくい部分であり、静かにPCの足を引っ張り続けます。
  • マルウェア・アドウェアなどの感染 – マルウェアやウイルス感染の典型的な症状として、パフォーマンスの低下やプロセスの遅延が挙げられます。感染すると重要なシステムプロセスに悪意のある負荷がかかり、動作が大幅に遅くなります。
  • 破損したシステムファイル – 長期間の使用により、一部のシステムファイルが破損することがあります。多数のシステムファイル、あるいは重要なファイルが破損すると、PCは明らかに遅く感じられるようになります。
  • ディスク容量の不足 – 特にWindowsがインストールされているパーティションでは、ディスク容量を使い切らないようにしましょう。空き容量が少ないほど、パフォーマンス低下が起こりやすくなります。
  • 不要なアプリケーション – 使っていないアプリが大量にインストールされていると、PCは遅くなります。特にスタートアップで自動起動する設定になっているアプリは要注意です。PCはインストールされた各プログラムを管理するためにリソースを消費するため、その分ほかの作業に回せるリソースが減ってしまいます。

PCの速度とパフォーマンスを改善する6つのステップ

幸いなことに、ハードウェアの劣化や故障以外の原因であれば、パソコンを遅くしている要素はほぼすべて改善できます。明らかに動作が重くなったPCに対して、試してみる価値のある対策を以下に紹介します。

1. レジストリエラーを修復する

  1. お好みのブラウザでCCleanerの公式サイトにアクセスし、「Download Free Version」をクリックします。
  2. 「Which CCleaner version is right for you」のセクションまで画面がスクロールしたら、「CCleaner Free」の下にある「Free Download」を選択します。
  3. 次の画面で「FREE」セクションの「Download」をクリックします。
  4. ダウンロードが開始されるのを待ちます。
  5. インストーラー(ccsetupxxx.exe)のダウンロードが完了したら、保存先フォルダを開き、ファイルをダブルクリックして実行します。
  6. 画面の指示に従ってインストールを完了させます。
  7. インストール後、CCleanerを起動します。
  8. 左側のメニューから「Registry」タブを開きます。
  9. Scan for Issues」をクリックします。
  10. CCleanerによるレジストリ全体のスキャンが終わるのを待ちます。
  11. スキャン完了後、「Fix Selected Issues」をクリックします。
  12. 変更されるレジストリのバックアップを作成したい場合は、ポップアップで「Yes」を選択して保存先を指定します。バックアップなしで進める場合は「No」を選択します。
  13. 最後に「Fix All Selected Issues」をクリックして修復を実行します。

2. SFCスキャンを実行する

システムファイルチェッカー(SFC)は、破損したシステムファイルを検出して修復・置換するためのWindows標準ツールです。SFCは常時稼働しているわけではなく、手動で実行する必要があります。破損したシステムファイルは動作低下の代表的な原因のため、PCが遅いと感じたら一度実行しておきましょう。

実行方法は簡単です。スタートメニューで「cmd」と検索し、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。表示された画面に「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押せば、スキャンと修復が自動的に始まります。

3. 使用していないプログラムをアンインストールする

めったに使わないアプリケーションは、ディスク容量とシステムリソースの無駄です。それらに割り当てられているリソースは、パフォーマンス維持のために使う方がはるかに有効です。「設定」から「アプリと機能」画面を開き、見覚えのないプログラムや普段使わないアプリを探してアンインストールしましょう。

4. マルウェアとアドウェアをチェックする

マルウェア感染は、メモリとパフォーマンスに深刻なダメージを与えます。PCがマルウェアに感染していないか疑わしい場合は、Malwarebytesを使って調査・駆除できます。

  1. ブラウザでMalwarebytesの公式ダウンロードページを開き、「Download Free」をクリックします。
  2. インストーラー(MBSetup.exe)のダウンロードを待ちます。
  3. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します。
  4. 画面の指示に従ってアプリをインストールします。
  5. Malwarebytesを起動します。
  6. Scan」タブを開きます。
  7. Custom Scan」をクリックします。
  8. 左側のペインですべての項目にチェックを入れます。
  9. 右側のペインでスキャンするドライブのパーティションを選択します。Windowsが入っているパーティションは必ず含めてください。
  10. Scan Now」をクリックします。
  11. スキャン完了まで待ちます。PCの性能やスキャン範囲によっては、最大6時間程度かかることもあります。
  12. スキャンが終わったら「Quarantine All」をクリックし、検出された脅威をすべて隔離します。

Malwarebytesでの駆除が完了したら、次にAdwCleanerを使ってアドウェアのスキャンと削除を行います。

  1. ブラウザでAdwCleanerのダウンロードページにアクセスし、「Download」をクリックします。
  2. ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックして起動します。
  3. Malwarebytes AdwCleanerが起動したら、「Scan Now」をクリックします。
  4. 検出された項目をすべて選択し、「Quarantine」をクリックします。
  5. 求められた場合は、隔離完了後にパソコンを再起動します。

5. システムパーティションの空き容量を増やす

Windowsがインストールされているパーティションの空き容量が少ないほど、PCの動作は遅くなります。容量不足に陥る前に、システムパーティションを拡張して余裕を持たせておきましょう。目安としては、使用率が60%を超えたあたりから追加の空き容量確保を検討し始めるのがおすすめです。

6. Windowsを再インストールする

上記の方法をすべて試しても改善しない場合は、思い切って環境を初期化するのも一つの手です。Windowsをクリーンインストールすれば、旧環境でPCを遅くしていた原因を一掃できる可能性が高くなります。ただし、再インストール前に失いたくないデータは必ず外部ストレージなどへバックアップしておいてください。

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