【Windows】起動時・ログオン画面でLogonUI.exeエラーが発生する原因と対処法
パソコンの電源を入れた直後、ログインすらできずにエラーが表示されるほど怖いことはありません。この記事では、ログオン画面で「LogonUI.exe – アプリケーションエラー」が表示される問題を取り上げます。このエラーが発生すると、ログオン画面上の何もクリックできなくなり、強制的にシャットダウンするしかないため、実質的にPCが使用不能の状態に陥ってしまいます。
LogonUIは、Windowsのログオン画面に表示されるインターフェースを担当するシステムプログラムです。このエラーが表示されるのは、Logonui.exeファイル自体が破損しているか、別のプログラムが干渉してLogonUIに異常な動作を引き起こしていることが考えられます。
本記事では、両方のケースに対応した対処法に加え、その他の考えられる原因についても詳しく解説します。
Windows Update(KB3097877)が原因の場合
過去には、更新プログラムKB3097877がこの問題を引き起こした事例が報告されています。IT管理者などでリモート接続やコマンドライン操作が可能な場合は、以下のコマンドを実行してKB3097877をリモートでアンインストールできます。
wusa /uninstall /kb:3097877 /quiet
解決策1:DISMコマンドでシステムイメージを修復する
PC上のLogonUIプログラム自体に不具合がある場合、このエラーが発生することがあります。修復するには、まずコマンドプロンプト付きセーフモードで起動する必要があります。
手順は以下の通りです。PCの電源を入れ、Windowsロゴが表示されたタイミングで強制的に電源を切ります。この操作を4~5回繰り返すと、Windowsロゴの下に「自動修復を準備しています」と表示されます。今回はそのまま自動修復を実行させましょう。
自動修復の画面が表示されたら、「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」の順にクリックします。
黒いウィンドウのコマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
Windowsが破損したシステムファイルを検出し、自動的に修復します。
処理が完了したら、問題が解決したかどうかを確認してください。解決しない場合は、インストールメディアからシステムファイルを修復する必要があります。
その場合は、Microsoftの公式サイトなどからインストールメディアを作成し、それを使ってPCを起動します。「詳細オプション」画面まで進んだら、「コマンドプロンプト付きセーフモード」を選択してください。
PCがコマンドプロンプト付きのセーフモードで起動します。
まず、挿入したインストールメディアのドライブ文字を確認します。黒いウィンドウに「D:」と入力してEnterキーを押してください。表示された一覧の中に「boot」「efi」「sources」などのフォルダーが見えれば、それがインストールメディアです。
見つからない場合は、「E:」と入力してEnterキーを押し、フォルダー名を確認します。同様に各ドライブ文字を順番にチェックし、該当フォルダーがあるドライブ文字を控えておきましょう。ここでは例としてドライブ文字を「E:」と仮定します。
次に、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
Dism /Image:C:\ /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:wim:E:\Sources\Install.wim:1 /limitaccess
※実際のコマンドではバックスラッシュは1つずつ入力してください(例:Dism /Image:C:/ ...)。
処理が完了したらPCを再起動します。これで問題が解消されているはずです。解決しない場合は、次の解決策に進みましょう。
解決策2:FastAccessなどの顔認証・セキュリティソフトをアンインストールする
FastAccessなどの顔認証ソフトウェアをインストールしている場合、Windows 10との非互換性によってこの問題が発生することがあります。
まず、前述の方法と同じく、PCの電源を入れてWindowsロゴが表示されたら強制的に電源を切ります。これを4~5回繰り返し、「自動修復を準備しています」が表示されたらそのまま実行します。
自動修復の画面で、「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」の順にクリックします。
「再起動」をクリックします。
再起動後にスタートアップ設定の画面が表示されたら、F4キーを押してセーフモードで起動します。
ログインできたら、Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。「プログラムと機能」の一覧からFastAccessまたはその他の怪しいセキュリティプログラムを見つけ、右クリックして「アンインストール」を選択してください。
セーフモードでもログオンエラーが出る場合
セーフモードでもLogonUIエラーが表示されてログインできない場合は、解決策1の手順に従ってコマンドプロンプトを開いてください。
コマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
ren "C:\Program Files" "Program Files-old"
続けて、以下のコマンドも入力してEnterキーを押します。
ren "C:\Program Files (x86)" "Program Files (x86)-old"
エラーが表示されても気にせず先へ進んでください。
その後、PCを再起動して通常どおりログインします。
Cドライブを開き、「Program Files」と「Program Files (x86)」フォルダーの名前から「-old」を削除して元に戻します。
次に、Windowsキー + Rを押し、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。FastAccessなど不審なセキュリティプログラムを見つけたら、右クリックして「アンインストール」を選択しましょう。
最後にPCを再起動し、問題が解決したか確認してください。
解決策3:グラフィックカードアダプターを無効化する
グラフィックアダプターの一時的な不具合も、LogonUIプログラムに異常な動作を引き起こす原因になります。対処として、セーフモードでグラフィックアダプターを無効化し、その後通常モードで有効化・ドライバー更新を行います。
まず、セーフモードでPCを起動してください。
セーフモードにログインしたら、Windowsキー + Rを押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。
デバイスマネージャーのウィンドウで「ディスプレイアダプター」を展開し、配下のデバイスを右クリックして「デバイスを無効化」をクリックします。
PCを再起動すると、通常どおりログインできるようになっているはずです。
その後、同じくデバイスマネージャーから該当デバイスを有効化します。
デバイスを右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選択してください。
更新画面で「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックします。
利用可能な場合は、更新されたドライバーが自動的に検索・インストールされます。また、グラフィックカードメーカーの公式サイトから、Windows 10対応の最新ドライバーを入手できるかどうかも併せて確認しておきましょう。
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