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Windows 10でデスクトップとタスクバーが更新され続ける問題を解決する方法

旧バージョンのWindowsからWindows 10へアップグレードすると、さまざまな不具合に遭遇することがあります。中でも頻繁に報告されるのが、デスクトップやタスクバーが絶えず更新(再読み込み)を繰り返す問題です。

この現象が発生すると、作業の流れが何度も中断されてしまい、大きなストレスになります。特にゲームをプレイする方にとっては深刻で、画面が更新されるたびにゲームが自動的に最小化されてしまうため、快適なプレイは望めません。さらに悪化すると、ブルースクリーンエラー(BSOD)が発生する場合もあります。ネットワーク接続をオン・オフしても改善しないことがほとんどです。

原因はシステムファイルの破損からサードパーティ製ソフトとの競合まで多岐にわたりますが、実際に効果が確認されている解決策がいくつかあります。以下の方法を順番に試してみてください。

事前準備:破損したシステムファイルの修復

まず、システムファイルに破損や欠損がないかを確認しましょう。Restoroなどのシステム修復ツールでスキャンと修復を行ってから、次の対処法に進むことをおすすめします。システムファイルに問題が残ったままでは、後述の解決策が十分に効果を発揮できないためです。

対処法1:タスクマネージャーで原因プロセスを特定する

この方法が最も成功率が高いとされています。手順は以下の通りです。

  1. Windowsキーを押しながらRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. taskmgr」と入力してOKをクリックし、タスクマネージャーを起動します。
  3. 「プロセス」タブを開き、CPU使用率が常に高く推移しているプロセスを探します。見つかれば、それが原因である可能性が高いです。

実際に、多くのユーザーが「iCloud」が犯人だったと報告しています。この場合は該当プロセスを終了させたうえで、iCloudを一度アンインストールし、最新版を再インストールすることで問題が解決しました。

対処法2:IDTオーディオドライバーをアンインストールする

アップグレードの際、意図せず追加のドライバーがシステムに組み込まれることがあります。その代表例が「IDT(Integrated Device Technology)オーディオドライバー」です。このドライバーがアップグレード後のシステムと相性が悪く、更新ループを引き起こすケースがあります。以下の手順でアンインストールしましょう。

  1. コントロールパネルを開き、「ハードウェアとサウンド」を選択します。
  2. デバイスマネージャー」をクリックします。
  3. 表示された一覧から「IDTオーディオドライバー」を探します(通常は「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の下にあります)。
  4. IDTオーディオドライバーをダブルクリックし、開いたウィンドウの「ドライバー」タブにある「アンインストール」をクリックします。右クリックから「アンインストール」を選択しても構いません。
  5. 確認メッセージが表示されたら「OK」をクリックしてアンインストールを実行します。
  6. デバイスを完全に削除するため、パソコンを再起動します。

再起動後は、他のオーディオドライバーによってサウンド機能は正常に動作します。面倒なデスクトップとタスクバーの更新も収まるはずです。

対処法3:Bitdefenderのアンインストーラーを使う

PCにIDTオーディオドライバーがそもそも存在しない場合は、原因が別にある可能性があります。アップグレード後にプログラムのパッチやモジュールの整合性が崩れるとこの症状が起こることがあり、最も多い原因として知られているのがセキュリティソフト「Bitdefender」です。

少し手間がかかりますが、Bitdefender専用の削除ツールを使って修正する手順を紹介します。

  1. 別のPCでBitdefender公式サイトのダウンロードページにアクセスし、アンインストールツールをダウンロードしてUSBメモリに保存します。なお、これは標準のWindows Defenderとは別のもので、旧バージョンに関連するレジストリ情報を完全に消去する専用ツールです。
  2. 同じページから、自分のシステムに合ったアップグレーダープログラム(32ビット版または64ビット版)もダウンロードし、同じUSBメモリに入れておきます。
  3. USBメモリを問題のPCに挿入し、Bitdefenderアンインストーラーを実行します。注意: 処理には時間がかかることがあります。削除の完了を確認できるまで途中でキャンセルしないでください。「プログラムと機能」の一覧からBitdefenderが消えていること、またはタスクバーに「システムが保護されていません」という通知(Windows Defenderへの切り替えを求める内容)が表示されることで、完了を確認できます。
  4. PCを再起動します。
  5. 再起動後、保護ソフトのダウンロードを促す案内が表示されてもすべて無視します。USBメモリ内のインストールキット(32ビット/64ビットのうち自分の環境に合ったもの)をインストールします。このパッケージはオフラインインストール用に作られているため、インターネット接続は不要です。
  6. インストールが完了したら、再度PCを再起動します。

ポイントは、ここで導入されるのが「以前のバージョンの更新版」ではなく「Windows 10向けの正式版」だということです。多くの場合、Windows 10へのアップグレード後にBitdefenderのアップグレード通知が届かず、旧バージョンのまま放置されていたことが問題の発端になっています。

もし再起動後もデスクトップとタスクバーの更新問題が続く場合は、上記の手順3〜6を繰り返してください。(完全に解消するまで数回繰り返す必要がある場合があります)

これでタスクバーの異常な点滅やデスクトップのフリーズは発生しなくなるはずです。

対処法4:Windowsエラー報告サービスを無効化する

一部の環境では、Windowsエラー報告サービス(WerSvc)がOSの動作に干渉し、この問題を引き起こしていることが確認されています。無効化する手順は以下の通りです。

  1. Windows」キー + 「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. services.msc」と入力して「Enter」を押します。
  3. サービス一覧を下にスクロールし、「Windows Error Reporting Service」をダブルクリックします。
  4. スタートアップの種類」のドロップダウンから「無効」を選択し、「OK」をクリックします。
  5. ウィンドウを閉じて、問題が解決したかどうかを確認します。

それでも解決しない場合:クリーンブートを試す

注意: 対処法1で解決せず、Bitdefenderを使用していない場合は、アップグレード後に競合を起こしているソフトウェアを自身で特定する必要があります。その際は、不要な常駐アプリを一時的に無効化できる「クリーンブート」を実行して原因を絞り込むのが最も効率的な方法です。クリーンブートの手順については、Microsoft公式サポートページなどを参考に進めてください。

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