Windowsで音声をテキストに変換する3つの方法|音声入力・文字起こしを簡単に実現
長文のドキュメントやメールをキーボードで入力するのは、時間も手間もかかって大変です。そこで便利なのが「音声入力」です。声で話すだけでテキスト化できるため、疲れにくく、入力スピードも格段に向上します。Windowsには標準の音声認識機能が搭載されているほか、オンラインツールやサードパーティ製アプリを活用すれば、誰でも簡単に音声をテキストへ変換できます。本記事では、その具体的な方法を3つご紹介します。
1. Windows標準の「ディクテーション」機能を使う
Windows 10以降には、音声をテキストに変換する「ディクテーション(音声入力)」機能が標準搭載されています。音声認識エンジンによって声を文字に起こせるうえ、句読点などの記号もコマンドで入力可能です。まずは機能を有効にしてから使うまでの手順を見ていきましょう。
ディクテーション機能を有効にして使う手順
- Windows + I キーを押して「設定」アプリを開き、設定一覧から「プライバシー」をクリックします。
- 左ペインの「音声認識」を選択し、「オンライン音声認識」のトグルをオンにします。
- Windows + H キーを同時に押すとディクテーションツールが起動します。テキストフィールドを選択するよう促されるので、入力先を指定しましょう。
- Microsoft Wordや任意のテキストエディタを開き、画面に表示されたディクテーションバーのマイクアイコンをクリックします。
- マイクに向かって話しかけると、声がリアルタイムでテキストに変換されていきます。
従来の「音声認識」機能を使う場合
旧式の「音声認識(Speech Recognition)」を使いたい場合は、手順が少し異なります。以下の手順で有効化と初期設定を行いましょう。
- Windowsの検索機能で「コントロールパネル」と検索して開きます。
※「表示方法」が「小さいアイコン」または「大きいアイコン」に設定されていることを確認してください。 - 一覧から「音声認識」をクリックします。
- 「音声認識の開始」をクリックすると、別ウィンドウでセットアップウィザードが起動します。
- 使用しているマイクを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- 案内に従って「次へ」を進めると、音量調整の画面が表示されます。画面に示された文章を読み上げてから「次へ」をクリックしましょう。
- 以降の画面では、手動/自動での起動方法や、スタートアップへの登録の有無などを選択できます。
- すべての設定が完了したら、音声認識を使って音声コマンドや音声入力が行えるようになります。
2. オンラインの音声文字起こしツールを使う
ブラウザだけで利用できる音声文字起こしサイトも数多く存在します。インストール不要ですぐに使えるのが大きな魅力です。ここでは「Dictation」というシンプルなサイトを例に説明します。また、GoogleドキュメントやWord Onlineにも内蔵の音声入力機能があり、どちらも無料で利用できるためおすすめです。
- ブラウザでDictationサイトを開き、右側で使用したい言語を選択してから、マイクアイコンをクリックして録音を開始します。
※動作させるには、ブラウザでマイクの使用を許可する必要があります。 - マイクに向かって話すと、自動的に音声がテキストへ変換されていきます。「音声認識コマンド」のオプションを開けば、段落の変更、句読点の挿入、ディクテーションの開始・停止などのコマンド一覧を確認できます。
- 入力が完了したら、付属の書式設定ツールでテキストを編集できます。テキストファイルとして保存したり、そのまま共有することも可能です。
3. サードパーティ製の音声入力アプリを使う
より高精度な文字起こしを実現したい場合は、専用アプリの導入も検討してみましょう。無料アプリとしては「LilySpeech」が知られており、有料アプリでは業界でも有名な「Dragon NaturallySpeaking」が高い評価を得ています。ここではLilySpeechを例に、導入手順を紹介します。もちろん、自分に合った他のアプリを利用しても問題ありません。
- ブラウザでLilySpeechの公式サイトにアクセスし、「ダウンロード」ボタンをクリックしてアプリを入手します。
- 画面の指示に従ってプログラムをインストールします。
- インストール後、アプリを起動して自分のニーズに合わせた設定を行います。画面上のメッセージアイコンをクリックするか、Ctrl + D を押すだけで音声入力を開始できます。
- このアプリはインターネット接続時にのみ動作します。対応言語の切り替えや、複数のディクテーションモードの選択にも対応しています。
以上のように、Windowsで音声をテキストに変換する方法は複数あります。手軽さを重視するなら標準のディクテーション機能、環境を選ばずすぐに使えるのはオンラインツール、高精度な文字起こしが必要なら専用アプリがおすすめです。それぞれの特徴を理解し、用途に合わせて最適な方法を選んでみてください。
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