【解決】api-ms-win-core-timezone-l1-1-0.dll が見つからないエラーを修正する4つの方法
Windows で Internet Explorer やゲームなどを起動したとき、「api-ms-win-core-timezone-l1-1-0.dll が見つからないため、プログラムを開始できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。エラーダイアログの上部には問題となっているプログラム名(例:nitroshare.exe)が表示され、「プログラムを再インストールすると問題が解決する可能性があります」と案内されることもあります。実際に再インストールで直るケースもありますが、それでも解決しない場合は、この記事で紹介する方法を試してみてください。
エラーの主な原因
このエラーは主に以下の原因で発生します。
- Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがインストールされていない
- Windows Update が適用されておらず、必要な DLL ファイルがシステムに存在しない
- Internet Explorer の Microsoft Lync アドオンが干渉している(IE でエラーが出る場合)
また、ウイルス対策ソフトが DLL ファイルを誤って隔離・ブロックすることでもこの問題が起こることがあります。特に AVG Antivirus ではこの事例が多く報告されています。プログラムをインストールする際は、一時的にアンチウイルスソフト(本体機能・拡張機能すべて)を無効化しておくことをおすすめします。
方法1:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールする
Visual Studio 2015 で開発されたアプリケーションは、Windows 10 SDK を使ってビルドされるとユニバーサル CRT(C ランタイム)への依存関係を持ちます。Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールすることで、不足している api-ms-win-core-timezone-l1-1-0.dll ファイルが利用可能になり、エラーが解消されます。
- Microsoft の公式サイトから Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードします。PC の環境に合ったバージョンを選んでください(64bit 版なら x64、32bit 版なら x86)。
- あわせて Microsoft Visual C++ 2012 再頒布可能パッケージもダウンロードし、こちらも正しいバージョンを選択します。
- ダウンロードした vc_redist.x64.exe または vc_redist.x86.exe を右クリックし、「管理者として実行」します。
- 画面の指示に従ってインストールを完了させます。
方法2:Windows Update を実行する
Windows Update KB2999226 は「ユニバーサル C ランタイム(Universal C Runtime)」向けの更新プログラムです。これを適用すると、必要な DLL ファイル一式がシステムに追加され、エラーが解消される場合があります。この更新プログラムにより、Windows 10 のユニバーサル C ランタイムに依存するアプリケーションを、旧バージョンの Windows でも動作させられるようになります。
対象 OS は Windows Server 2012 R2 / Windows 8.1 / Windows RT 8.1 / Windows Server 2012 / Windows 8 / Windows RT / Windows Server 2008 R2 SP1 / Windows 7 SP1 / Windows Server 2008 SP2 / Windows Vista SP2 です。
KB2999226 を手動でインストールする手順
- 使用中の OS とアーキテクチャ(32bit/64bit)に対応したリンクから更新パッケージをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行すると、バックグラウンドでインストールが進みます。インストール済みの更新プログラムは「Windows Update」の履歴から確認できます。
Windows Update から確認してインストールする手順
- スタートボタンをクリックし、「Windows Update」と入力して Enter キーを押します。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックし、検索が完了するまで待ちます。
- 重要な更新プログラムまたはオプションの更新プログラムが利用可能というメッセージが表示されたら、クリックして内容を確認します。
- 一覧から「KB2999226」を探して選択し、インストールします。すべての保留中の更新プログラムをまとめてインストールしたい場合は、該当する項目にチェックを入れて「インストール」をクリックしてください。なお、他の保留中の更新もあわせて適用しておくとトラブルの予防になります。
方法3:Internet Explorer の Microsoft Lync アドオンを無効化する
一部のユーザーからは、Microsoft Office のアップデート後にこのエラーが発生し始めたという報告があります。その場合は、IE の Lync アドオンを無効にすることで解決できます。
- スタートメニューに「IE」と入力して Enter キーを押し、Internet Explorer を起動します。
- 画面右上の歯車アイコン(設定ボタン)をクリックし、「アドオンの管理」を選択します。
- 「Lync Click to Call」と「Lync Browser Helper」を右クリックし、「無効化」を選択します。
- PC を再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認します。
方法4:DLL ファイルを手動でダウンロードして配置する
上記の方法でもファイルが認識されない場合は、DLL ファイルを手動で配置するのが最後の手段になります。
- DLL 配布サイト(dllme.com など信頼できるサイト)にアクセスします。
- 32bit 版と 64bit 版の両方のファイルをダウンロードします。
- 以下の場所にファイルをコピーします。
32bit 版 Windows の場合: 32bit 用 dll ファイルを C:\Windows\System32 に配置 64bit 版 Windows の場合: 32bit 用 dll ファイルを C:\Windows\SysWOW64 に配置 64bit 用 dll ファイルを C:\Windows\System32 に配置
- 作業後、エラーがまだ発生するかどうかを確認します。
補足: AVG Antivirus のアンインストールツールを実行したところ、エラーが解消されたという報告もあります。AVG を利用している場合は試してみてください。
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