MSVCP140.dllが見つからないエラーの原因と解決方法【Windows対応】
一部のユーザーから、WordPressアプリの起動時に「MSVCP140.dllが見つかりません(MSVCP140.dll is missing)」というエラーが表示され、アプリが起動できないという報告が寄せられています。この症状は主にWindows 10で発生していますが、Windows 8やWindows 7で同様の問題に遭遇したケースも確認されています。

注意:DLLファイルの単体ダウンロードは危険です
インターネット上には「MSVCP140.dllファイルだけをダウンロードして置き換えれば解決する」といったアドバイスが数多く見られますが、絶対に従わないでください。DirectX再頒布可能パッケージなしでMSVCP140.dllのみを配布していると主張するサイトの多くは、改変されたDLLファイルを提供しており、その中にはマルウェアなどの悪意あるコードが仕込まれている場合があります。こうしたファイルを使用すると、システムがウイルス感染のリスクにさらされることになります。
WordPressアプリを開いた際に「MSVCP140.dllが見つかりません」というエラーが表示される場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。実際に同様の状況に悩まされていたユーザーの問題を解決できた方法を2つご紹介します。問題が解決するまで、上から順番に実施していきましょう。
方法1:保留中のWindowsアップデートをすべて適用する
過去の事例では、Windows Update(WU)経由で保留中のアップデートをすべて適用したところ、問題が自然に解消されたという報告があります。まずはWindows Updateを開き、この問題を自動的に修復できる更新プログラムが存在しないか確認しましょう。
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。Windows 10の場合は「ms-settings:windowsupdate」と入力し、Enterキーを押すとWindows Updateの画面が表示されます。

補足:古いバージョンのWindowsをお使いの場合は、「ms-settings:windowsupdate」の代わりに「wuapp」と入力してください。 - Windows Updateの画面で「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。保留中のアップデートがある場合は、画面の指示に従ってすべて適用してください。

- すべてのアップデートの適用が完了したら、パソコンを再起動し、WordPressアプリを再度開いて問題が解決したかどうかを確認します。それでも「MSVCP140.dllが見つかりません」というエラーが表示される場合は、次の方法2に進んでください。
方法2:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(Visual Studio 2017)をインストールする
この問題に悩まされていた大多数のユーザーは、最新のMicrosoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2017をインストールすることで問題を解決しています。以下の手順に従って進めてください。
- Microsoftの公式ダウンロードページにアクセスし、Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2017のインストーラーをダウンロードします。その際、お使いのOSのアーキテクチャ(32ビット/64ビット)に対応したvc_redist実行ファイルを選択するようにしてください。

- ダウンロードしたインストーラーを開き、画面の指示に従ってMicrosoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2017をシステムにインストールします。

- インストールが完了したらパソコンを再起動します。再起動後にWordPressアプリを開き、「MSVCP140.dllが見つかりません」というエラーが表示されずに正常に起動するかどうかを確認してください。
それでも解決しない場合
上記の手順を実行しても同じエラーが発生する場合は、Visual Studio 2013 用の Visual C++ 再頒布可能パッケージ、およびVisual Studio 2015 用の Visual C++ 再頒布可能パッケージについても、同じ手順でインストールを試みてください。アプリによっては異なるバージョンのランタイムライブラリを必要とするため、複数のバージョンをインストールすることで問題が解決するケースがあります。
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