Windows 10で従量制接続をオフにする2つの方法|設定アプリとレジストリエディタでの手順を解説
Wi-Fiや3G/4Gドングルなど、さまざまな方法でネットワークに接続している方なら、「従量制ネットワーク」に関する警告を目にしたことがあるかもしれません。従量制接続とは、通信できるデータ量に上限が設けられている接続のことです。接続が従量制に設定されていると、Outlookなどの一部のアプリは自動的にインターネットへ接続せず、従量制接続の警告を表示します。
この警告が表示されるのは、Outlookなどのアプリが接続状態をチェックし、従量制と判定された場合に、インターネットへの自動接続を自ら停止する仕組みになっているためです。データの過剰使用を防ぐという点では理にかなった機能ですが、どうしてもOutlookを接続させたい場面では困ってしまいます。特にOutlookには「従量制接続でも接続する」というオプションが用意されていないため、従量制のままではユーザー側でできることがありません。
そのような場合は、従量制接続の設定をオフにすることで、Outlookやその他のアプリがネットワークを利用できるようになります。仮に同様の挙動をするアプリがなくても、以下の方法はWindowsの従量制接続を解除したいときにいつでも活用できます。
方法1:設定アプリから従量制接続をオフにする
最も簡単なのは、Windowsの設定アプリから変更する方法です。設定のネットワークセクション内に、従量制接続のオン/オフを切り替える項目があります。これをオフにするだけで、接続は従量制ではなくなります。
以下の手順に沿って操作してください。
- キーボードのWindowsキーを1回押します
- 設定(歯車アイコン)をクリックします
- ネットワークとインターネットを選択します

- 変更したい接続に応じてWi-Fiまたはイーサネットを選択します
- 現在接続中のネットワーク名をクリックします

- 従量制接続セクションにある「従量制接続として設定」のスイッチをオフにします

ウィンドウを閉じれば完了です。以降、接続は従量制として扱われなくなり、アプリも正常に動作するはずです。
補足:イーサネット接続の場合も、基本的に同じ手順で従量制の設定変更が可能です。
方法2:レジストリエディタから従量制接続を変更する
従量制接続の設定は、レジストリエディタから変更することもできます。設定アプリの手順がうまくいかない場合や、より確実に変更したい場合におすすめの方法です。
注意:レジストリを誤って編集するとシステムに不具合が生じる可能性があります。作業前にレジストリのバックアップを作成しておくことをおすすめします。
- Windowsキーを押しながらRキーを押します
- 「regedit」と入力し、Enterキーを押します
- レジストリエディタで次の場所へ移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\NetworkList\DefaultMediaCost
移動方法がわからない場合は、左側のペインを以下の順にダブルクリックしていきます- HKEY_LOCAL_MACHINEをダブルクリック
- SOFTWAREをダブルクリック
- Microsoftをダブルクリック
- Windows NTをダブルクリック
- CurrentVersionをダブルクリック
- NetworkListをダブルクリック
- DefaultMediaCostを選択


- 右側のペインにWi-FiやEthernetなどのキーが表示されます。ここで値を変更できます。値が「1」なら非従量制、「2」なら従量制を意味します。例えばWi-Fiを非従量制にしたい場合は、右側のペインでWi-Fiをダブルクリックし、値のデータを1に変更してOKをクリックします

編集が完了したらレジストリエディタを閉じ、Wi-Fiに再接続してください。設定した値に応じて、接続が従量制/非従量制として認識されるようになります。
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