【Windows 10】ログイン画面に表示されるHomeGroupUser$アカウントを削除・無効化する方法
Windowsの起動時、ログイン画面に見慣れない「HomeGroupUser$」というアカウントが突然表示され、パスワードを入力する前に「パスワードが正しくありません」というメッセージが出ることがあります。このアカウントは、Windowsのホームグループ用ユーザーアカウントが破損したことで現れるもので、本来のユーザーアカウントへのログイン自体には支障がなく、悪意のあるものでもありません。ただし、毎回表示されるとやはり煩わしく感じるものです。
HomeGroupUser$はWindowsに組み込まれたシステムアカウントのため、完全に削除することはできません。そこで本記事では、アカウントを無効化してログイン画面に表示されないようにする4つの方法を詳しく解説します。
HomeGroupUser$アカウントが表示される主な原因
このアカウントが現れる原因は多くありませんが、主に以下の2つが考えられます。
- ホームグループユーザーアカウントの破損: 最も一般的な原因です。Windows Updateやマルウェア感染などによりユーザーアカウント情報が破損すると、このアカウントがログイン画面に出現することがあります。
- システムへの最近の変更: アカウントが表示される直前に行ったシステム設定の変更やアップデートが、きっかけになっているケースもあります。
それでは、具体的な対処方法を見ていきましょう。
方法1: コマンドプロンプトでアカウントを無効化する
最初の方法は、コマンドプロンプトからアカウントを無効化するやり方です。管理者権限が必要なため、必ず管理者アカウントでログインしてください。
- Win + Xキーを押し、表示された一覧から「コマンドプロンプト(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選択します。
- まず以下のコマンドを入力して、システム上の現在のアカウント一覧を表示します。
net user
3. 一覧の中に「HomeGroupUser$」があることを確認し、続けて次のコマンドを入力します。
net user HomeGroupUser$ /active:no

これでアカウントが無効化され、ログイン画面に表示されなくなります。再度有効化したい場合は、「/active:no」を「/active:yes」に置き換えて実行してください。
方法2: ローカルユーザーとグループで無効化する
「ローカルユーザーとグループ」管理ツールを使うと、非表示のアカウントを含むシステム上のすべてのアカウントを確認・管理できます。HomeGroupUser$もここから無効化可能です。
- Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「lusrmgr.msc」と入力してEnterキーを押します。
- 「ローカルユーザーとグループ」ウィンドウが開いたら、左側の「ユーザー」フォルダーをクリックします。

- 中央のペインに、システム上の全アカウントが一覧表示されます。
- 「HomeGroupUser$」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- プロパティウィンドウ内の「アカウントを無効にする」にチェックを入れます。

- 「適用」をクリックし、「OK」で閉じます。
補足: アカウントアイコンに下向きの矢印が付いているものは、無効化されていることを示しています。
方法3: netplwizで自動ログオンを無効にする
netplwizはWindowsに標準搭載されたユーザーアカウント管理ツールで、ユーザーの追加・削除や自動ログオンの設定などが行えます。ここでは、HomeGroupUser$による自動ログオンの試行を防ぐために使用します。
- スタートメニューで「netplwiz」と検索して開きます。
- 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックボックスがオフになっている場合は、チェックを入れてください。

- 「適用」→「OK」をクリックします。これにより自動ログオンが無効化され、アカウントによる自動ログオンの試行も停止します。
方法4: ホームグループ関連サービスを停止する
最後に、「HomeGroup Listener」と「HomeGroup Provider」の2つのサービスを停止する方法をご紹介します。ネットワーク上でホームグループを利用している場合、この操作により共有機能に影響が出る可能性がある点には注意してください。
- スタートメニューで「services.msc」(または「サービス」)と検索して開きます。
- サービス一覧から「HomeGroup Listener」と「HomeGroup Provider」を探します。

- 各サービスをダブルクリックし、「停止」ボタンをクリックします。

- スタートアップの種類を「無効」に変更しておくと、再起動後も自動的に起動しなくなります。最後に「適用」→「OK」で閉じます。
補足: Windows 10 バージョン1803以降の場合
なお、Windows 10 バージョン1803以降ではホームグループ機能自体が廃止されています。そのため、最新の環境ではHomeGroupUser$アカウントが新たに発生することはほとんどありません。旧バージョンからのアップグレード環境でアカウントが残存している場合は、上記のいずれかの方法で無効化すれば問題を解消できます。
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