【解決】Windows 10アップデートが失敗し続ける「0x8007001f – 0x20006」エラーの直し方
エラーの概要
ユーザーがWindowsオペレーティングシステムを更新しようとした際に、このエラーに遭遇することがあります。「0x8007001f – 0x20006」は、破損したシステムファイルが原因で発生するシステムエラーです。このエラーにより、Windows自体の更新が失敗するだけでなく、他のシステムアプリケーションの更新にも支障をきたす可能性があります。さらに、システムにインストールされているサードパーティ製ソフトウェアが正常に動作しなくなることもあります。

Windowsを常に最新の状態に保つことは非常に重要です。セキュリティ更新プログラムを見逃すと、サイバー攻撃、ウイルス、マルウェアに対してシステムが無防備な状態になってしまいます。たとえ更新によってセキュリティ脆弱性が直接修正されない場合でも、システム全体の安定性が向上し、Windows OSが提供する最新機能が追加され、既にインストール済みのソフトウェアにもパッチが適用されます。
方法1:PowerShellを使ってWindowsを手動アップデートする
この方法では、コマンドラインツールであるPowerShellを使用してWindowsを更新します。PowerShellはオペレーティングシステムをより細かく制御できるため、通常のGUI(グラフィカル環境)では実行できない操作も可能になります。
- スタートメニューから「Windows PowerShell」を開き、管理者として実行します。

- PowerShellに以下のコマンドを順番に入力します。
net stop wuauserv net stop cryptSvc net stop bits net stop msiserver Ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old Ren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old net start wuauserv net start cryptSvc net start bits net start msiserver
- Windowsの検索ボックスに以下を入力してEnterキーを押します。
%systemroot%\Logs\CBS

- 「CBS.Log」という名前のファイルが表示されるので、別の名前に変更(リネーム)します。

- リネームできない場合は、再度検索ボックスに「Services(サービス)」と入力します。

- 「Windows Modules Installer」サービスを探してダブルクリックし、プロパティを開きます。

- スタートアップの種類を「手動」に変更し、コンピューターを再起動します。

- 再起動後、前述の手順に従ってCBS.logファイルのリネームを再度試み、その後もう一度コンピューターを再起動します。
- 再起動が完了したら、「Windows Modules Installer」のスタートアップの種類を「自動」に戻します。
- Microsoft公式サイトにアクセスし、「今すぐ更新(Update Now)」ボタンをクリックします。

方法2:Windows 10の修復インストール(上書きインストール)を実行する
この方法では、Windows 10の修復インストールを行います。この手法では、インストール済みのWindows更新プログラム以外のデータを失うことなく、その場でのアップグレード(in-place upgrade)が可能です。通常のアップグレードと同様に、これまでにインストールしたアプリケーションやプログラムはすべて保持されます。ブートメニューやセーフモードに入る必要はなく、Windows環境から直接実行できます。
作業を始める前に、以下の条件を満たしていることを確認してください。
- Windowsがインストールされているドライブに9GB以上の空き容量があること
- 現在コンピューターにインストールされているものと同一のエディションおよびビルドの.isoイメージファイルを含むインストールメディア(CDまたは起動可能なUSB)があること
- インストールメディアの言語が、現在使用中のWindowsのシステム既定言語と一致していること
- .isoイメージが現在のWindowsのアーキテクチャと一致していること(32ビット版Windowsなら32ビットの.iso、64ビット版なら64ビットの.iso)
- 管理者アカウントでログインしていること
- Windowsの.isoファイルをダウンロードし、右クリックからマウントします。

- マウントオプションが表示されない場合は、「プログラムから開く」をクリックし、「エクスプローラー」を選択します。これで.isoファイルがマウントされます。
- イメージファイルがマウントされると、「PC(My Computer)」内に仮想ドライブとして表示されます。

- マウントされた.isoファイルのあるドライブを開き、setup.exeを実行してWindowsセットアップを開始します。
- プログラムによる変更の許可を求めるダイアログが表示されたら、「はい」をクリックします。
- 「Windowsがセットアップを準備しています」というメッセージが表示されます。
- 準備が完了したら、「Windowsセットアップで更新プログラムのダウンロード方法を変更する」をクリックします。
- 「今は実行しない」を選択して「次へ」をクリックします。
- セットアップが準備を進めます(Getting things ready)。

- ライセンス条項に同意すると、Windowsセットアップが更新プログラムの検索とインストールを開始します。

- 更新プログラムの準備が整ったら「インストール」ボタンをクリックします。ただし、一度インストールを開始すると、更新プログラムの適用が完了するまでプロセスをキャンセルできない点にご注意ください。

- ファイルとアプリを保持するかどうかを選択する画面が表示されるので、適切なオプションを選んで「次へ」をクリックします。
- Windowsセットアップが上書きアップグレード(修復)プロセスを開始します。
- プロセスが完了すると、サインイン画面が表示されます。

- イメージファイルを必ずマウント解除し、お住まいのタイムゾーンに合わせて日付と時刻を設定してください。
- コマンドプロンプトを管理者として実行します。

- コマンドsfc /scannowを入力して、欠落または破損したシステムファイルを修復します。

- 高速スタートアップ機能が有効になっている場合は無効にします。アイコン表示に切り替えたコントロールパネルを開き、「電源オプション」をクリックします。

- 「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

- 「現在利用可能ではない設定を変更します」というリンクをクリックします。

- 「シャットダウン設定」の下にある「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し、「変更の保存」ボタンをクリックして設定を適用します。

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