PC起動時にAvastブラウザが勝手に開くのを防ぐ4つの対処法
Avast(アバスト)は、世界のアンチウイルス市場を代表する大手企業のひとつです。Avast Antivirusの名で広く知られ、セキュリティ分野において高い評価と知名度を確立しています。あらゆるものがデジタル化し、大量の情報が指先ひとつでアクセスできる現代において、セキュリティは常に重要な関心事です。PCにアンチウイルスソフトを導入しておくのは賢明な選択であり、システム全体を保護するとともに、第三者によるオンライン上の追跡も防いでくれます。

Avast Secure Browser(Avastセキュアブラウザ)は、Avastアンチウイルスに同梱されており、アンチウイルスソフトのインストール時に一緒に導入されます。インストール中にブラウザのインストールをスキップすることも可能ですが、多くのユーザーはインストールウィザードに注意を払わないため、気づかないうちにインストールされていることが少なくありません。
Avast Browserの最も厄介な点のひとつは、PCの起動時に勝手に立ち上がってしまうことです。これはブラウザのデフォルト動作ですが、正直なところ理にかなっているとは言えません。Windowsを起動したら、デスクトップ画面ではなく、招かれざる客であるAvast Browserが出迎えてくる——そんな経験はないでしょうか。起動時にアプリが立ち上がるとブート時間が長くなり、特に特別な理由もなく起動する場合は大きなストレスになります。
そこで本記事では、Avast Browserの起動時自動実行を無効化する方法を、複数のアプローチから詳しく解説します。
方法1:Avast Browserの設定を変更する
まず最初に紹介するのは、ブラウザ自体の設定から無効化する最もシンプルな方法です。ブラウザが起動時に立ち上がる原因は、「システム起動時にAvast Secure Browserを自動的に起動する」という機能がブラウザの設定メニューで有効になっているためです。この機能をオフにするだけで解決します。手順は以下の通りです。
- まず、Avast Secure Browserを開きます。
- ブラウザウィンドウの右上にある「その他」ボタン(3点リーダー)をクリックします。

- 表示されたドロップダウンメニューから「設定」を選択します。
- 設定メニューの左側にある「スタートアップ」をクリックします。
- 「コンピューターの起動時にAvast Secure Browserを自動的に起動する」のオプションをオフにします。

- これで、次回からPC起動時にAvast Browserが立ち上がらなくなります。
方法2:タスクマネージャーでスタートアップを無効化する
次に、Windowsのタスクマネージャーを使って無効化する方法です。タスクマネージャーでは、PCの起動時に読み込まれるアプリの一覧を確認でき、それぞれのスタートアップ状態を有効・無効に切り替えられます。無効化すれば、そのアプリは起動時に自動的に立ち上がらなくなります。手順は以下の通りです。
- タスクバーを右クリックし、表示されたメニューから「タスクマネージャー」を選択して開きます。

- タスクマネージャーが起動したら、「スタートアップ」タブに切り替えて、スタートアップアプリの一覧を表示します。

- 一覧から「Avast Secure Browser」を選択し、右下の「無効化」ボタンをクリックするか、右クリックして「無効化」を選択します。

- これで、アプリの「状態」が「有効」から「無効」に変わります。
- 以上で完了です。以降、このアプリは起動時に自動的に立ち上がらなくなります。
方法3:Autorunsを使って起動を阻止する
タスクマネージャー以外にも、Microsoft Sysinternalsが提供する無料ツール「Autoruns」を活用する方法があります。Autorunsは、システム起動時に自動的に実行されるプロセスやアプリに関する詳細情報を確認できる非常に強力なユーティリティです。数回のクリックだけで、Avast Browserのスタートアップ機能を無効化できます。
- まず、Autorunsをダウンロードします。配布ページにアクセスし、「Download Autoruns and Autorunsc」をクリックしてください。

- ダウンロードしたzipファイルを任意の場所に展開します。
- 展開先のフォルダを開きます。
- 「Autoruns.exe」または「Autoruns64.exe」(お使いのシステム環境に合わせて選択)を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

- Autorunsが起動したら、「Logon」タブに切り替えます。

- ここには、システム起動時に立ち上がるすべてのアプリが一覧表示されます。
- 一覧の中から「Avast Secure Browser」のチェックを外せば完了です。
方法4:Avast Secure Browserをアンインストールする
そもそもブラウザ自体が必要ない場合は、Avast Secure Browserをシステムから丸ごと削除してしまうのも有効な手段です。起動時のポップアップを止めるだけでなく、完全に取り除きたい場合に最適な方法と言えます。
ここで重要なポイントとして、Avast Secure Browserをアンインストールしても、Avastアンチウイルス本体はアンインストールされません。ブラウザはアンチウイルスに同梱されていますが、独立したアプリケーションとして別途インストールされるため、アンチウイルスに一切影響を与えることなく個別に削除できます。「ブラウザを消すとアンチウイルスも消えるのでは」と心配する必要はありません。
- まず、コントロールパネルを開きます。スタートメニューで検索すればすぐに見つかります。
- コントロールパネルが開いたら、「プログラム」カテゴリの下にある「プログラムのアンインストール」をクリックします。

- システムにインストール済みのアプリ一覧が表示されます。その中から「Avast Secure Browser」を見つけてダブルクリックします。

- 画面の指示に従ってアンインストールを完了させます。
- 完了すれば、Avast Secure Browserはシステムから正常に削除され、起動時にAvast Browserのポップアップが表示されることは二度となくなります。
まとめ
Avast Browserの起動時自動実行を止める方法は、ブラウザ設定の変更、タスクマネージャーでの無効化、Autorunsの活用、そしてアンインストールの4つがあります。ブラウザ自体は使いたいという方は方法1〜3を、不要であれば方法4を選ぶのがおすすめです。どの方法でも数分で作業は完了するので、快適なPC起動環境を取り戻しましょう。
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