Apple Watchのリセット方法 — iPhoneあり・なし両方の手順を徹底解説
新しいApple Watchの購入を検討していて、古いモデルを手放そうとしている方、あるいはWear OS搭載のスマートウォッチへ乗り換えようとしている方も多いでしょう。誰かに譲ったり売却したりする前に、絶対に省略してはいけない重要なステップがあります。それが「正しいリセット」です。
Apple Watchをリセットすべき理由
このガイドでは、Apple Watchをリセットして次の持ち主(またはリサイクル)へ渡す準備ができるまでの手順を、わかりやすく解説していきます。
Apple Watchを出荷時の初期状態——つまり箱を開けたときの状態——に戻したい理由はいくつかあります。
- トラブルシューティング: Apple Watchの動作が不安定になったり、動きが遅くなったり、反応しなくなった場合は、リセットを行うことで問題が解決することがよくあります。
- 機種変更・譲渡: 新しいApple Watchへ買い替えるときや、家族や友人に譲るときは、リセットによってすべての個人データが消去され、工場出荷時の状態に戻ります。
- ペアリングの不具合: iPhoneとのペアリングがうまくいかないときや、別のiPhoneと接続し直したいときは、リセットでまっさらな状態からやり直せるため、互換性の問題を回避できます。
iPhoneを使ってApple Watchをリセットする方法
- 必要なもの: リセットするApple Watch本体、そのパスコード、そして可能であればペアリング済みのiPhone。
- 所要時間の目安: 約7〜9分。
1. Apple Watchをバックアップする
作業を始める前に、必ずApple Watchのバックアップを取っておきましょう。初期化するとすべてのデータが消去されます。新しいApple Watchへ買い替える場合でも、単純に別の端末へ乗り換える場合でも、バックアップがあれば新しいデバイスのセットアップが格段にスムーズになります。
バックアップはとても簡単です。Apple Watchのデータは、ペアリングされているiPhoneへ自動的にバックアップされます。つまり、iPhone自体をパソコンまたはiCloudにバックアップすれば、Apple Watchのバックアップも同時に保存される仕組みです。
2. Watchアプリを開く
まず、Apple Watchに追加している交通系ICカードを事前に削除しておくことが推奨されています。Watchアプリを開き(Apple WatchとiPhoneを近づけておいてください)、「WalletとApple Pay」>「交通系ICカード」へ進み、登録済みのカードを削除しましょう。
次に、iPhoneのWatchアプリで画面下部の「マイウォッチ」タブをタップします。左上にある「すべてのWatch」を選択し、一覧から該当するApple Watchを見つけて、横にある小さな「ⓘ」ボタンをタップしてください。
3. Apple Watchのペアリングを解除する
続いて「Apple Watchとのペアリング解除」をタップし、確認画面でもう一度「ペアリング解除」を選択します。これでApple Watchの初期化プロセスが開始されます。
お使いのモデル(通常のGPSモデルかGPS + Cellularモデルか)に応じて、モバイル通信プランを維持するか削除するかを選択する画面が表示されます。自分の状況に合った方を選びましょう。求められた場合はApple IDのパスワードを入力して完了です。
iPhoneなしでApple Watchをリセットする方法
手元にiPhoneがない場合でも、Apple Watch単体でリセットすることは可能です。ただしこの方法ではアクティベーションロックは解除されない点に注意してください。アクティベーションロックはセキュリティ保護のため、Apple Watchが引き続きあなたのApple IDに紐付けられたままになります。手順は以下の通りです。
- 必要なもの: リセットするApple Watch本体と、そのパスコード。
- 所要時間の目安: 約5〜7分。
1. Apple Watchで設定アプリを起動する
Apple Watch本体で「設定」アプリを直接開きます。
2. 「一般」セクションへ移動する
画面を下にスクロールし、「一般」をタップします。
3. リセットオプションを選択する
一番下までスクロールして、「リセット」をタップします。
4. 初期化を実行する
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。求められた場合はパスコードを入力してください。
5. モバイル通信プランを管理する(GPS + Cellularモデルの場合)
GPS + CellularモデルのApple Watchをお使いの場合は、現在のモバイル通信プランを維持するか削除するかを選択できます。引き続き同じWatchを使うならプランを維持し、売却や譲渡をするならプランを削除しましょう。
6. 最終ステップ:すべて消去
最後に「すべて消去」をタップすると、初期化プロセスが始まります。
この方法なら、iPhoneが手元になくてもApple Watchを直接リセットできます。特にモバイル通信プランの管理が必要な場面で便利です。
Apple Watchのパスコードを忘れた場合の対処法
パスコードを思い出せない場合でも、Apple Watchをリセットする方法は残されています。ただし、この方法でもアクティベーションロックは解除されません。アクティベーションロックは盗難からデバイスを守るための機能です。手順は以下の通りです。
- 必要なもの: リセットするApple Watch本体のみ。他のデバイスや情報は不要です。
- 所要時間の目安: 約5〜7分。
1. Apple Watchを充電器に置く
リセットを開始するには、まずApple Watchを充電器に載せます。
2. 電源オフ画面を表示する
サイドボタンを長押しして、「電源オフ」のスライダーが表示されるまで待ちます。
3. 消去オプションにアクセスする
次に、デジタルクラウン(丸いボタン)を長押しし続けると、画面に消去オプションが表示されます。
4. リセットを実行する
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップし、確認のため「リセット」を2回選択します。
以上の手順で、パスコードがわからなくてもApple Watchを初期化できます。売却や譲渡の前には、忘れずにApple IDからの解除(アクティベーションロックの解除)も行っておくことをおすすめします。
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