Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

Macで「ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました」エラーを解決する5つの方法

ターミナルで「diskutil eject disk: Volume timed out while waiting to eject(ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました)」というエラーが表示されるのは、ターミナルアプリがディスクの取り出しに失敗したことを意味します。Macで外付けハードドライブを正しく取り出さずに抜いてしまった場合や、誤って電源ボタンを押してしまった際などに発生しやすい、よくあるトラブルの一つです。

このエラーが起こると、多くの場合、ディスクユーティリティで外付けドライブがグレーアウトして表示される、Finderやデスクトップにドライブが現れない、あるいは「ディスクを読み込み中」のまま固まってドライブ自体が表示されない、といった症状が見られます。

また、「Volume timed out while waiting to eject」エラーと同時にディスクユーティリティのマウント機能が動作しなくなることもあり、ターミナルからマウントを試みても「diskutil mount /dev/disk2: Volume on disk2 timed out waiting to mount」といったエラーで失敗するケースがあります。

本記事では、この「ボリュームのタイムアウト」エラーを解消し、ドライブを再び使えるようにするための対処法を詳しくご紹介します。

対処法1:取り出す前にディスクをアンマウントする

「Volume timed out while waiting to eject」エラーに遭遇したら、まずディスクをアンマウントしてから取り出すという手順を試してみてください。このシンプルな操作で問題が解決したというユーザーは非常に多いです。手順は以下の通りです。

Macで「ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました」エラーを解決する5つの方法

手順が完了すると、ドライブはディスクユーティリティでマウントされ、FinderやMacのデスクトップにも表示されるはずです。それでも問題が解決しない場合は、次の対処法に進んでください。

補足:アンマウント時に「Error: -69888: Couldn't unmount disk」というエラーが表示される場合は、エラーの意味と具体的な解決策をまとめた専用ガイドを参照してください。

対処法2:fsckプロセスを強制終了する

他のプロセスがディスクを使用している間は取り出せないため、作業前には実行中のアプリをすべて閉じておくのが基本です。しかし、アプリを開いていなくても、バックグラウンドのプロセスがドライブにアクセスしていることがあります。

その代表的な犯人がfsckです。ドライブを取り出さずに抜いてしまうと、次回接続時にfsckが自動的にエラーチェックを実行します。以下の手順で、fsckがドライブを占有して取り出しを妨げていないか確認しましょう。該当する場合は、処理の完了を待つだけでもエラーが解消されますし、プロセスを強制終了することも可能です。

  1. 「アプリケーション」>「ユーティリティ」フォルダからターミナルを起動します。
  2. fsckがドライブを使用しているかどうかを確認します。
    ps aux | grep fsck
  3. fsckがディスクを使用している場合、上記のコマンドはPID番号とディレクトリパス(例:/System/Library/Filesystems/exfat.fs/Contents/Resources/./fsck_exfat -y /dev/rdisk2s1)を返します。
  4. ボリュームをマウント可能な状態にするには、処理の完了を待つか、以下のコマンドでfsckプロセスを終了します。
    sudo pkill -f fsck
  5. パスワードを入力してEnterキーを押します。
  6. ディスクユーティリティを開き、ドライブがマウントされているか確認します。
  7. ドライブを再接続した際にfsckが再度実行されないよう、ディスクユーティリティでドライブ名の横にある上向き矢印アイコンをクリックして取り出しておきます。
  8. その後、fsckが完了するまでドライブを接続したままにします。完了まで長時間かかる場合があるため、手順2のコマンドで実行状況を随時確認しましょう。

fsckの処理が完了したら、ドライブを抜き差しして正常に動作するか確認してください。それでもマウントされない場合は、切断前にもう少し待ってみてください。約1時間放置したところ、ドライブが自動的にマウントされたという報告もあります。

ヒント:どのプロセスがディスクを使用しているかを調べるには、「sudo lsof | grep ディスク識別子」コマンドを実行します。PID番号で該当プロセスを特定し、アクティビティモニタから終了させることができます。

対処法3:mountDiskコマンドを試す

もう一つの有効な手段が、mountDiskコマンドの使用です。うまくいかない場合は、readOnlyオプションを付けて実行すると解決することもあります。手順は以下の通りです。

  1. ターミナルで以下のコマンドを実行し、外付けドライブの一覧を表示します。
    diskutil list external
  2. disk3などのディスク識別子を控えておきます。
  3. 以下のコマンドでドライブをマウントします(disk_identifierの部分は実際の識別子に置き換えてください)。
    diskutil mountDisk /dev/disk_identifier
  4. One or more volume(s) failed to mount」や「Volume on disk2s1 failed to mount. If the volume is damaged, try the "readOnly" option」というエラーが返された場合は、readOnlyモードでマウントを試みます。
    diskutil mountDisk readOnly /dev/disk_identifier
  5. ドライブがマウントされたら、ディスクユーティリティで一度取り出し、抜き差しして動作を確認します。

ドライブが復活しましたか?解決した場合は、同じ悩みを持つ方のためにこの記事をシェアしてみてください。まだマウントできない場合は、引き続き以下の対処法をお試しください。

対処法4:ドライブを修復する

ディスクユーティリティには、ファイルシステムのエラーを検証・修復できる「First Aid(応急処置)」機能が備わっています。これを使えば、ドライブにエラーがないかチェックできます。ディスクユーティリティを開き、左側のサイドバーでドライブを選択して、上部の「First Aid」ボタンをクリックしましょう。

ディスクユーティリティが「ディスクを読み込み中」のまま固まってしまう場合は、以下の手順でターミナルからドライブを修復できます。

  1. ターミナルを開き、以下のコマンドでディスク識別子(例:disk2)を確認します。
    diskutil list external
  2. 以下のコマンドを実行し、ドライブに修復が必要かどうかを判定します。
    diskutil verifyVolume disk_identifier
  3. 検証でエラーが報告された場合は、以下のコマンドで修復を実行します。
    diskutil repairvolume disk_identifier

Macで「ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました」エラーを解決する5つの方法

補足:「File system check exit code is 1. Error: -69845: File system verify or repair failed」と表示されて修復に失敗する場合は、実証済みの解決策をまとめた専用記事を参照してください。

対処法5:データを復元してからドライブをフォーマットする

上記のどの対処法でも「Volume timed out while waiting to eject」エラーが解消できない場合は、最後の手段としてiBoysoft Data Recovery for Macでデータを救出した後、外付けハードドライブを再フォーマットしましょう。

iBoysoft Data Recovery for Macは、アクセス不能またはマウント不可のドライブから失われたファイルを復元するために開発されたプロフェッショナルなデータ復元ソフトです。外付けハードドライブ(SSD・HDD)、USBフラッシュメモリ、SDカード、Macの起動ディスクに対応しており、画像、動画、音声ファイル、書類、メール、アーカイブなど1000以上のファイル形式をサポートしています。

Mac OS X 10.11〜macOS 13 Venturaが動作するIntel、T2、M1チップ搭載のMacからデータを復元できます。直感的なインターフェースを採用しているため、Macに不慣れな方でも簡単に失われたファイルを検索・復元できます。以下に、「Volume timed out while waiting to eject」エラーが発生しているドライブからデータを復元する手順をご紹介します。

ステップ1:iBoysoft Data Recovery for Macを無料ダウンロードし、画面の指示に従ってインストールします。

ステップ2:ソフトを起動し、マウント・取り出し・アンマウントができないディスクを選択して「Search for Lost Data」をクリックします。

Macで「ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました」エラーを解決する5つの方法

ステップ3:ファイルを選択し、サムネイル下部の「Preview」ボタンをクリックして無料プレビューします。

Macで「ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました」エラーを解決する5つの方法

ステップ4:復元したいファイルにチェックを入れ、「Recover」をクリックして別の場所に保存します。

Macで「ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました」エラーを解決する5つの方法

必要なデータをすべて取り戻せたら、ドライブを再フォーマットします。ディスクユーティリティが「ディスクを読み込み中」で固まっている場合は、ターミナルからフォーマットを実行しましょう。

Macで「ボリュームの取り出しを待機中にタイムアウトしました」エラーを解決する5つの方法

補足:Macで外付けハードドライブをフォーマットする詳細な手順(ディスクユーティリティおよびターミナルを使う方法)は、専用ガイド記事で解説しています。

まとめ

本記事では、ターミナルでマウントできないドライブを取り出す際に発生する「Volume timed out while waiting to eject」エラーを解決するための、実証済みの5つの対処法を紹介しました。今後このエラーに遭遇しないためには、Macで外付けハードドライブを抜く前に、必ず正しい手順で取り出す習慣をつけることが大切です。

「diskutil eject disk Volume timed out while waiting to eject」エラーが無事に解決した方は、同じトラブルで困っている方のために、この記事をぜひシェアしてください。

  1. MacでCDRファイルを復元する実証済みの方法|破損・未保存・削除されたファイルも回復可能

    CorelDRAWを使用している方なら、デザイナーやイラストレーターにとって欠かせないCDRファイルをよく目にするでしょう。しかし、誤操作による削除、ファイルの破損、保存前のクラッシュなどによって、大切なCDRファイルを失ってしまうことがあります。「私のCorelDRAWは約50%の確率でクラッシュします。CDRファイル自体に何か問題がある気がします。何か復元する方法はありますか?」―― reddit.com「破損したCDRファイルからデータを取り出せるアプリを探しています。」―― discussion.apple.comこの記事では、Macで破損したCDRファイルを復元する最速かつ効果的な方

  2. 外付けハードドライブからMacへのファイル転送完全ガイド:移動・コピーの手順とトラブル対処法

    画像、書類、動画、音声などのファイルを、素早くアクセスしたり編集したりiCloud Driveにアップロードしたりするために、外付けハードドライブからMacへ移動したいことがあります。外付けドライブ全体をMacでバックアップしたいというケースもあるでしょう。外付けハードドライブからMacへファイルをコピーしたい場合でも移動したい場合でも、この記事でその方法をすべて解説します。この記事をシェアして、外付けハードドライブからMacへのファイル転送に悩む人を助けましょう!外付けドライブからMacへファイルを転送する前の準備外付けハードドライブからMacへのファイル転送をスムーズかつ確実に行うには、作