Macでファイルを削除する方法を徹底解説!簡単な削除から完全削除・隠しファイルまで
Macintosh HDのストレージ容量が不足して、新しいファイルやフォルダを保存できなくなったら、空き容量を確保するタイミングです。あるいは、動作が遅くなったMacBookを高速化するために、不要なファイルを削除したいと考えている方もいるでしょう。理由は何であれ、使わなくなったファイルを削除することは賢明な選択です。
では、Mac上のファイルをすばやく、または完全に削除するにはどうすればよいのでしょうか?この記事では、MacBook ProやMacBook Airでファイルを削除する一般的な方法をわかりやすく解説します。さらに、隠しファイルの削除方法、削除できないファイルへの対処法、複数ファイルの一括削除方法も併せてご紹介します。
目次:
- 1. Macでファイルをすばやく削除するには?
- 2. Macでファイルを完全に削除するには?
- 3. Macの隠しファイルを削除するには?
- 4. 大量のファイルを削除して空き容量を確保するには?
- 5. Macの「その他」ストレージを削除するには?
- 6. 削除できないファイルを削除するには?
- 7. Macでのファイル削除に関するFAQ
Macでファイルをすばやく削除する方法
Macでアプリをアンインストールしたり、動画・書類・画像などのファイルやフォルダを削除したりする基本操作は、とてもシンプルです。
Macでファイルをすばやく削除する3つの一般的な方法をご紹介します:
- ファイルをDockの「ゴミ箱」にドラッグ&ドロップする

- ファイルを右クリック(Controlキーを押しながらクリック)して「ゴミ箱に入れる」を選択する
- 削除したいファイルを選択し、キーボードのCommand + Deleteキーを押す
ただし、これらの方法はファイルをゴミ箱に移動するだけです。つまり、ゴミ箱内のファイルはまだMacのハードドライブ上に残っており、ディスク容量を占有し続けています。ファイルを完全に削除したい場合は、次のセクションをご覧ください。
Macでファイルを完全に削除する方法
先述の方法はファイルをゴミ箱に移動するだけなので、MacBook Proからファイルを完全に削除して二度と復元できないようにするには、ファイルをゴミ箱に移動した後、Dockのゴミ箱を右クリックして「ゴミ箱を空にする」を選択します。
また、ゴミ箱を経由せずに直接ファイルを完全削除したい場合は、以下の2つの方法のいずれかを使用できます。
- ファイルを選択し、キーボードのOption + Command + Deleteキーを押し続ける
- Finderを開いて対象のファイルを選択します。次に、画面上部のFinderメニューから「ファイル」をクリックします。このときOptionキーを押し続けると、「ファイル」プルダウンメニューの「ゴミ箱に入れる」が「今すぐ削除」に変わります。「今すぐ削除」を選択し、確認ポップアップで「削除」をクリックします。

見落としがちなポイントとして、アプリを完全に削除するにはMacのキャッシュもクリアする必要があります。また、ダウンロードデータを完全に消去するには、ブラウザのダウンロード履歴も忘れずに整理しましょう。
これで、対象のファイルはMacから完全に削除されました。データ復旧ソフトを使用しない限り、元に戻すことはできません。
Macの隠しファイルを削除する方法
Macに隠しファイルが存在することを知らない方も多いかもしれません。実は、macOSはセキュリティやシステムの整理のため、あるいはOSのバグによって、一部のファイルを常に非表示にしています。通常、隠しファイルの名前はドット(.)で始まり、フォルダ名はprivate、tmp、usrなどに固定されています。
Macの隠しファイルを削除するには、まずそれらを表示させる必要があります:
- Finderを開き、左サイドバーの「場所」にあるMacintosh HDを選択します。
- デスクトップ上でCommand + Shift + .(ピリオド)キーを押します。
これで、Macintosh HDフォルダ内に隠しフォルダやファイルが表示されます。あとは、それらをゴミ箱に移動するか、MacBook AirやMacBook Proから直接完全に削除してください。

さらに、アプリケーション、システム、ライブラリなどの各フォルダ内の隠しファイルも、同じ手順で一つずつ表示して削除できます。
大量のファイルを削除して空き容量を確保する方法
Macにより多くのディスク容量を確保したい場合は、不要になった書類、アプリ、写真、iOSファイルなどを整理して、まとめて削除する必要があります。
そのためには、以下の手順に従ってください:
- Appleメニュー >「このMacについて」をクリックします。
- 「ストレージ」タブを選択し、「管理」をクリックします。

- 左サイドバーで「アプリケーション」を選択して不要なアプリを確認します。削除したいアプリを選び、「削除」をクリックします。

iOSファイルや、リストに表示されるその他の推奨項目も同様に削除可能です。
大きなファイルだけをまとめて削除したい場合は、以下の手順を試してみてください:
- 「推奨項目」の下の「書類」を選択し、「大きなファイル」をクリックします。サイズの大きい書類が一覧表示されます。
- 使用しなくなったことが確実な場合のみ、該当する複数のファイルまたはすべてを選択します。
- 右下の「削除」をクリックします。

なお、ストレージの空き容量確保だけでなく、Macのメモリ解放もパソコンの最適化には非常に効果的です。両方を組み合わせると、より快適な動作が期待できます。
Macの「その他」ストレージを削除する方法
「このMacについて」の「ストレージ」タブにあるストレージバーの中に、グレー表示の領域があることに気づいたことはありませんか?これはMacの「その他」ストレージと呼ばれるものです。
「その他」ストレージには、一般的なファイルタイプに分類できないファイルが含まれています。具体的には、OSがサポートしていないファイル、キャッシュ、dmgファイルなどです。
「その他」ストレージ内のファイルを削除する詳細な手順については、関連記事「Macのストレージから『その他』を削除して空き容量を増やす方法」をご参照ください。
削除できないファイルを削除する方法
ファイルを削除しようとしたとき、予期せず警告メッセージが表示され、削除できないこととその理由が通知されることがあります。
どうしてもそのファイルを削除したい場合は、まず警告メッセージの原因となっている問題を解決してから、再度削除を試みてください。
- ファイルがアプリやシステムによって使用中の場合:Dockからアプリを終了または強制終了します。アクティビティモニタで実行中のプログラムを確認し、すべて閉じるのも有効です。
- ファイルがロックされている場合:ファイルを右クリックして「情報を見る」を選択し、「ロック」のチェックを外します。

- ゲストユーザーとしてログインしている場合:管理者に依頼して、不要なファイルの削除をしてもらいましょう。
- ファイルがOSによって保護されている場合:Macをリカバリーモードで起動し、SIP(System Integrity Protection)を無効にする必要があります。SIPは、保護されたファイルをマルウェアの攻撃から守るためのmacOSの組み込みセキュリティ機能です。
- ファイルが破損している、またはシステムに認識されない場合:まずMacを再起動して、一時的な不具合かどうかを確認します。改善しない場合は、セーフモードでMacを起動して削除を試みるか、macOSリカバリーモードに入ってFirst Aidを実行し、起動ディスクをチェックしましょう。
削除したファイルが復活してしまう場合は、「削除したファイルが勝手に戻る原因と対処法」の記事を参考に問題を解決してください。
まとめ
「Macでファイルを削除する方法は?」と尋ねて「簡単だよ」という答えが返ってくることがありますが、実は必ずしもそうとは限りません。Macでのファイル削除は、単にゴミ箱に移動するだけでは済まないケースが多々あります。
ファイルを完全に削除したい、大量のファイルを一度に整理したい、通常の方法では削除できないファイルに直面した——どんな状況でも、この記事がお役に立てるはずです。このチュートリアルを活用すれば、すばやい削除や完全な削除、隠しファイルの削除による空き容量の確保など、目的に応じた対処が可能になります。
Macでのファイル削除に関するFAQ
Q1. MacのDeleteキーはどこにありますか?
A:MacのDeleteキーは、キーボードの電源ボタンの下にあります。機種によってはDeleteキーが搭載されておらず、Backspace(delete)キーに置き換えられている場合もあります。その場合は、Fn + Delete(Backspace)キーを押すことでファイルを削除できます。
Q2. Macでファイルやフォルダを削除するには?
A:まず、Finderで削除したいファイルやフォルダを選択します。次に、Dockにあるゴミ箱アイコンへドラッグ&ドロップします。
Q3. Macのハードドライブからファイルを削除するには?
A:Macのハードドライブからファイルを削除するには、ファイルをゴミ箱に移動した後、ゴミ箱を空にします。または、ファイルを選択してOption + Command + Deleteキーを押すことで、ハードドライブから直接完全に削除することもできます。
Q4. Macでファイルが削除できないのはなぜ?
A:Macでファイルを削除できない理由はさまざまです。主な原因としては、ファイルがプログラムやシステムによって使用中である、ファイルがロックされている、ファイルに対する十分なアクセス権限がない、ファイルが破損しているかシステムに認識されていない、などが挙げられます。
-
Macでターミナルを開く4つの方法を徹底解説
システム設定の詳細な変更、エラーやバグのトラブルシューティング、OSへのさまざまな変更などを行いたいときに活躍するのが「ターミナル」です。Macのターミナルは、Windowsの「コマンドプロンプト」に相当するコマンドラインツールで、macOSに標準搭載されているアプリです。テキストベースでOSを直接操作でき、コマンドを実行して開発者レベルのタスクをこなすことも可能です。 この記事では、Macでターミナルを開く4つの方法をわかりやすく紹介します。ぜひ参考にしてみてください。 Macでターミナルを開く方法 1. Spotlight検索を使う Macでターミナルを起動する最も手軽な方法のひとつが、
-
Macでダウンロードファイルを完全に削除する方法【痕跡まで消す手順】
Macでダウンロードしたファイルの削除方法をお探しですか?この記事では、macOSからダウンロード済みのアイテムやファイルを取り除くための詳しい手順をご紹介します。 実は、ダウンロードファイルをゴミ箱に移動しただけでは、ブラウザの履歴やキャッシュなど、デバイス上に痕跡が残ったままになってしまいます。そこで今回は、ダウンロードファイルに関連するすべての痕跡を消去し、Macからダウンロードデータを完全に削除する方法を解説します。 macOSでダウンロードファイルを削除する方法 ご存じのとおり、「ダウンロード」フォルダは通常、MacのDockに配置されています。もしDockに表示されていない場合は