macOSでPostgreSQLを完全にアンインストールする方法|ターミナルとアンインストーラーを使った手順ガイド
PostgreSQL(Postgresとも呼ばれます)は、人気の高いオープンソースのリレーショナルデータベース管理システムです。小規模なWebアプリケーションから大規模なエンタープライズシステムまで、さまざまなアプリ開発の現場で広く利用されています。
プロジェクトのためにMacにPostgreSQLをインストールしたものの、もう使わなくなった、あるいはMacシステムとの競合などの不具合が生じている場合は、アンインストールすることをおすすめします。この記事では、MacからPostgreSQLを完全にアンインストールする2つの効果的な方法をわかりやすく解説します。
PostgreSQLをアンインストールすべき理由
PostgreSQLをアンインストールする最大の理由は、そのツールをもう使用しなくなるからです。不要になったユーティリティは削除して、Macのストレージ容量を確保しておくのが理想的な運用と言えます。
また、使用していないソフトウェアはアップデートも疎かになりがちです。古いバージョンのまま放置されたソフトウェアは、システムとの競合を引き起こしたり、セキュリティの脆弱性からマルウェア攻撃のリスクにさらされたりする可能性があります。PostgreSQL自体がトラブルの原因になることは少ないものの、将来的な問題を防ぐためにも、不要になった時点でアンインストールしておくことをおすすめします。
ターミナルを使ってPostgreSQLをアンインストールする方法
PostgreSQLを単にゴミ箱へ移動しただけでは、完全な削除にはなりません。関連するシステムファイルやサービスファイルがMac内に残ってしまうためです。PostgreSQLを完全にアンインストールする第一の方法は、ターミナルでコマンドを実行することです。これまでPostgreSQLを操作した経験があれば、特別難しい作業ではありません。
以下、ターミナルを使って手動でアンインストールする具体的な手順を紹介します。
手順1:PostgreSQLサーバーをシャットダウンする
PostgreSQLサーバーが稼働中の場合は、削除作業の前に必ず停止させてください。画面上部のメニューバーにあるゾウのアイコンをクリックし、Shutdown server(サーバーを終了)を選択します。

手順2:ターミナルアプリを起動する
Finder > アプリケーション > ユーティリティから「ターミナル」を見つけ、ダブルクリックして起動します。
手順3:アンインストーラーコマンドを実行する
macOS向けのPostgreSQLパッケージは入手元が複数あり、それぞれアンインストール方法が異なります。自分の環境に合ったコマンドを実行し、管理者パスワードを求められたら入力してください。
EDBインストーラーで導入したPostgreSQL 15をアンインストールする場合:
sudo /Library/PostgreSQL/15/uninstall-postgresql.app/Contents/MacOS/installbuilder.sh
※「15」の部分は、実際にインストールされているPostgreSQLのバージョン番号に置き換えてください。
メニューバー常駐型のネイティブアプリ「Postgres.app」を削除する場合:
open /Library/PostgreSQL/15/uninstall-postgresql.app
HomebrewでインストールしたPostgreSQLを削除する場合:
1. 次のコマンドを実行し、自分の環境のPostgreSQLの正しいパッケージ名(postgresql94、postgres、postgresql@14など)を確認します。
brew list
2. 次のコマンドでPostgreSQLをアンインストールします。「postgresql@14」は先ほど確認したパッケージ名に置き換えてください。
brew uninstall postgresql@14
手順4:PostgreSQLの関連ファイルを削除する
上記のコマンドではPostgreSQLサーバー本体しか削除されず、サービスファイルはディスク上に残ります。以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれReturnキーを押して実行してください。
データフォルダとiniファイルを削除する場合:
sudo rm -rf /Library/PostgreSQL
sudo rm /etc/postgres-reg.ini
Homebrewでインストールしたローカルファイルを削除する場合:
rm -rf /usr/local/var/postgres
rm /usr/local/var/log/postgres.log
rm -f ~/.psqlrc ~/.psql_history
手順5:PostgreSQLユーザーアカウントを削除する
macOS 13 Ventura以降の場合:
1. Appleメニュー > システム設定 > ユーザーとグループを開きます。
2. PostgreSQLユーザーを選択します。
3. 「i」アイコンをクリックし、「アカウントを削除」を選択します。
macOS Monterey以前の場合:
1. Appleメニュー > システム環境設定 > ユーザーとグループを開き、鍵アイコンをクリックして管理者パスワードを入力し、設定パネルのロックを解除します。
2. PostgreSQLユーザーを選択し、「−」(マイナス)ボタンをクリックします。

手順6:共有メモリ設定を元に戻す(任意)
次のコマンドを入力してReturnキーを押します。
sudo rm /etc/sysctl.conf
iBoysoft MagicMenuでワンクリックアンインストールする方法
上記の手順が難しいと感じた場合は、iBoysoft MagicMenuを使う方法もあります。このツールはPostgreSQLに関連するすべてのファイルを自動検出し、残骸を一切残さずアプリを削除できます。ターミナルコマンドを使用しないため、技術に詳しくないユーザーでも安心して利用できるのが大きな魅力です。
PostgreSQLサーバーを終了したら、以下の手順で簡単にアンインストールできます。
手順1:iBoysoft MagicMenuをダウンロード・インストールする
iBoysoft MagicMenuはApp Storeから無料でダウンロードできます。すべての機能を利用するにはヘルパーツールのインストールが必要です。Install iBoysoft MagicMenu Helperをクリックし、画面の指示に従ってインストールを進めてください。
手順2:ワンクリックでPostgreSQLを完全アンインストールする
Postgres.appには、PostgreSQLのコマンドラインクライアントであるpsqlが含まれています。また、pgAdmin 4やPosticoなど、使い勝手のよいグラフィカルクライアントも数多く公開されています。
使用しているクライアントソフトをFinderで見つけ、右クリックしてドロップダウンメニューから「Uninstall」を選択します。iBoysoft MagicMenuがpgAdmin 4(またはその他のPostgreSQLクライアントソフト)を削除し、システム全体をスキャンして関連ファイルをすべて検出・削除してくれます。


まとめ
PostgreSQLを再インストールしたい場合も、単純にもう必要ない場合も、Macから完全にアンインストールすることが大切です。コマンドで削除することもできますが、Macへのインストール方法によって実行すべきコマンドが異なる点には注意しましょう。
MacからPostgreSQLを最も簡単かつ迅速に削除したいなら、iBoysoft MagicMenuがおすすめです。ワンクリックでPostgreSQLクライアントソフトのアンインストールと関連ファイルのクリーンアップが完了します。さらにiBoysoft MagicMenuはアンインストーラー以外にも、ファイル圧縮、重複ファイル検索、重複画像の整理、画像変換など多彩な機能を搭載した右クリックメニュー強化ツールです。この機会にぜひ試してみてください。
よくある質問
PostgreSQLとはどのようなデータベースですか?
PostgreSQLはSQL言語を活用・拡張した強力なオープンソースのデータベースシステムです。構造化データを保存・管理するための豊富な機能を備えています。
MacでPostgreSQLをアンインストールすると、作成済みのデータベースも削除されますか?
通常、アンインストールだけではPostgreSQLで作成したデータベースが自動的に削除されることはありません。ただし、PostgreSQL関連のファイルやディレクトリを手動で削除した場合はデータベースも失われるため、事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
-
macOSの「修復のためにボリュームをアンマウントできません(-69673)」エラーの解決方法|完全ステップバイステップガイド
Macで内蔵ドライブや外付けドライブをチェック・修復する際、多くのユーザーがまず頼りにするのが「ディスクユーティリティ」のFirst Aid(応急処置)機能です。しかし、この機能が正常に動作せず、「修復のためにボリュームをアンマウントできません。:(-69673)」というエラーが表示されることがあります。エラーメッセージが示す通り、この問題はボリュームのアンマウント(取り出し)ができないことで発生します。この記事では、失われたファイルを復旧させる方法と、「修復のためにボリュームをアンマウントできません(-69673)」エラーを根本的に解決する方法を詳しく解説します。【重要】エラー発生時にはまず
-
外付けハードドライブからMacへのファイル転送完全ガイド:移動・コピーの手順とトラブル対処法
画像、書類、動画、音声などのファイルを、素早くアクセスしたり編集したりiCloud Driveにアップロードしたりするために、外付けハードドライブからMacへ移動したいことがあります。外付けドライブ全体をMacでバックアップしたいというケースもあるでしょう。外付けハードドライブからMacへファイルをコピーしたい場合でも移動したい場合でも、この記事でその方法をすべて解説します。この記事をシェアして、外付けハードドライブからMacへのファイル転送に悩む人を助けましょう!外付けドライブからMacへファイルを転送する前の準備外付けハードドライブからMacへのファイル転送をスムーズかつ確実に行うには、作