Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

ファイルをTime Machineドライブにコピーできないのはなぜ?原因と解決策を徹底解説

Time Machineバックアップの保存先として設定した外付けハードディスクやUSBフラッシュドライブに、別のファイルも保存したい——そんな経験はありませんか?ところが、Macからファイルをドラッグ&コピーしようとしても、うまくいかないことがあります。

そこで「Time Machine用のハードディスクに他のファイルは保存できるの?」という疑問が生じます。結論から言えば、答えは「はい」です。ただし、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

この記事では、Time Machineバックアップドライブにファイルを保存できない理由と、他のファイルも一緒に保存できるようにする具体的な方法をわかりやすく解説します。

症状別・対処法一覧

症状解決策
バックアップドライブにボリュームが1つしかないファイル保存用のボリュームを追加する
現在バックアップが実行中である実行中のバックアップを一時停止する
ドライブの空き容量がほぼない不要なデータを削除して空き容量を確保する
バックアップディスクが破損している①ディスクユーティリティのFirst Aidでチェック
②iBoysoft DiskGeekerでチェック
③再フォーマットする

Time Machineドライブにファイルをコピーできないのはなぜ?

Time Machineバックアップドライブにファイルを保存できない最大の理由は、ドライブ内にバックアップ専用のボリュームが1つだけ存在し、そのボリュームには他のファイルを格納できないためです。この特別なバックアップ用ボリュームには、Time Machine以外のデータを保存することはできません。

また、以下のような原因も考えられます。

  • Time Machineディスクの空き容量不足
  • Time Machineの自動バックアップによる干渉
  • Time Machineハードディスク自体の破損

これらの原因に心当たりがある方は、次の対処法を順番に試してみてください。

方法1:ボリュームまたはパーティションを追加する

ハードディスクが一度Time Machineのバックアップ先として設定されると、ディスク上の専用ボリュームはバックアップ専用として扱われます。したがって、Time Machineドライブにファイルをコピーできない場合、まず最初にすべきことは、ディスクユーティリティでディスク上にいくつのボリュームがあるかを確認することです。

Time MachineバックアップドライブにAPFSまたはMac OS拡張フォーマットのボリュームが1つしか存在しない場合は、他のファイルを保存するために、同じディスク上に新しいボリュームを追加するか、パーティションを作成しましょう。

注意:ボリュームの追加はMacでのファイル保存のみに使用できますが、パーティションを追加すればWindowsとmacOSの両方に対応したフォーマットにできます。

ファイルをTime Machineドライブにコピーできないのはなぜ?原因と解決策を徹底解説

ボリュームまたはパーティションを追加する手順は以下の通りです。

  1. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」からディスクユーティリティを開きます。
  2. 左側のサイドバーからTime Machineバックアップドライブを選択します。
  3. ツールバーの「パーティション」をクリックします(または「+」ボタンでボリュームを追加)。
  4. 新しいボリューム名とフォーマット(APFSまたはMac OS拡張など)を指定します。
  5. 「適用」をクリックして処理が完了するのを待ちます。

作業が完了すると、同じディスク上に他のファイルを保存できる新しいボリュームまたはパーティションが作成されます。Finderのサイドバーまたはデスクトップから新しく作成したボリュームを開き、好きなファイルをコピーして貼り付けてください。

ファイルをTime Machineドライブにコピーできないのはなぜ?原因と解決策を徹底解説

もしボリュームやパーティションの追加に失敗する場合は、「Macでハードディスクをパーティション分割できないときの対処法」を参考にしてください。

方法2:Time Machineバックアップを一時的に停止する

進行中のTime Machineバックアップが、同じ外付けドライブへの同時書き込みと競合している可能性もあります。この場合は、一旦バックアップを停止し、ファイルの追加後に再開するとよいでしょう。

現在実行中のバックアップを停止するには、画面右上のメニューバーにあるTime Machineアイコンをクリックし、「このバックアップをスキップ」を選択するだけです。

ファイルをTime Machineドライブにコピーできないのはなぜ?原因と解決策を徹底解説

方法3:バックアップドライブの空き容量を増やす

複数のボリュームを持つTime Machineバックアップディスクにファイルを保存できない場合は、ディスクユーティリティで空き容量が不足していないか確認しましょう。

バックアップドライブがほぼ満杯の場合は、古いバックアップ、不要ファイル、重複ファイルなどを手動で削除してスペースを解放します。そうすれば再びファイルを保存できるようになります。

ちなみに、Time Machine環境設定で自動バックアップを有効にしている場合、Time Machineは毎時・毎日・毎週と継続的にMacのファイルをドライブへバックアップします。ディスクが一杯になると最も古いバックアップを自動削除してはくれるものの、膨大なバックアップデータは限られたストレージ容量をあっという間に消費してしまいます。

そこで、同じディスクにより多くの空き容量を確保したいなら、ゴミ箱の中身、不要なダウンロードファイル、キャッシュファイルなど、Mac上のジャンクファイルを整理するのも効果的です。そうすることでTime Machineがバックアップするファイル量が減り、他のファイルのためのスペースをより多く残せます。

Macのジャンクファイル削除が時間がかかって面倒だと感じる方は、iBoysoft DiskGeekerのようなMacクリーナーを活用するのもおすすめです。このツールはMac内の不要ファイルをスキャンして一覧表示し、ワンクリックで削除できます。

方法4:First Aidでバックアップドライブをチェックする

それでもTime Machineディスクにファイルを保存できない場合は、ハードディスク自体が破損している可能性があります。まずはディスクユーティリティのFirst Aidを実行して、ディスクの状態を確認してみましょう。

  1. ディスクユーティリティを開きます。
  2. 左側のサイドバーから外付けハードディスクを選択し、「First Aid」をクリックします。
    ファイルをTime Machineドライブにコピーできないのはなぜ?原因と解決策を徹底解説
  3. ポップアップウィンドウで「実行」をクリックし、検証プロセスが完了するまで待ちます。

First Aidで破損したTime Machineドライブを修復できない場合は、iBoysoft DiskGeekerのFirst Aid機能を試してみるのもよいでしょう。

方法5:データを復元してからドライブを再フォーマットする

iBoysoft DiskGeekerのFirst Aidでも修復できないほど深刻に破損している場合は、ドライブを再フォーマットするしかありません。

ただし、ディスクをフォーマットするとすべてのデータが消去される点に注意が必要です。破損した外付けバックアップドライブ上のファイルが必要な場合は、iBoysoft Data Recoveryなどのデータ復元ツールを使って事前にファイルを復元しておきましょう。

iBoysoft Data Recoveryは、破損・アクセス不能・マウント不可・読み取り専用状態になった外付けハードディスク、USBフラッシュドライブ、SDカードなどのストレージデバイスからのファイル復元に対応しています。

Time Machineドライブへのファイルコピーに関するよくある質問

Q1. Time Machineドライブに他のファイルを保存できますか?

A. はい、保存できます。ただし、Time Machineドライブ上に他のファイル保存用のボリュームを追加する必要があります。Time Machineのバックアップと同じボリュームにファイルを保存することはできません。

Q2. Time Machineはドライブ上の既存ファイルを消去しますか?

A. ドライブにボリュームが1つだけで、初めてTime Machineのバックアップ先として使用する場合は、Mac OS拡張またはAPFSフォーマットへの初期化が必要となり、ドライブ上のファイルは消去されます。一方、ドライブに複数のボリュームがあり、新しくフォーマットされたMac OS拡張またはAPFSボリュームと、ファイルを含む他のボリュームが共存している場合は、Time Machineが他のボリューム上のファイルを消去することはありません。

Q3. Time MachineはexFATやFAT32形式のドライブを使えますか?

A. いいえ。Time Machineが対応しているのは、Mac OS拡張(ジャーナリング)、Mac OS拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)、APFS、APFS(暗号化)でフォーマットされたハードディスクのみです。

  1. Googleフォトは本当に非公開?写真のプライバシーを守るための設定とヒント

    Googleフォトは非公開なのか?実は、知らないうちに写真が半公開状態になっていることがあり、思わぬ形で情報が漏れてしまう可能性もあります。ポイントは、自分で変更した設定項目と、デフォルトのままにしている項目の違いにあります。この記事では、Googleフォトのプライバシーを確実に守り、位置情報データの漏えいを防ぐための方法をわかりやすく解説します。 アプリ上で特定の相手やアカウントと写真を共有すると、リンクが生成されます。このリンクを入手した人は、オンライン上でいつでもその写真を閲覧できてしまいます。共有リンクを無効化するには、インターフェース内でも分かりにくい場所にある設定から、手動で操作す

  2. MacBook Proを自分好みにカスタマイズする完全ガイド

    パソコンの初期設定が終わったら、次は自分好みにカスタマイズすることで、直感的でスムーズな操作が実現します。「表示」メニューを使えば、ほとんどのアプリのウィンドウを自分のライフスタイルに合わせて調整できます。Safari、メール、Finderなどの標準アプリを自分仕様にしておけば、必要なものにすぐアクセスでき、時間の節約と作業効率の向上につながります。 Macユーザーの好みは人それぞれです。よく使う項目をお気に入りとしてカスタマイズすれば、目的のものを瞬時に見つけられるようになります。逆に、デスクトップにアイコンを詰め込みすぎると、かえって作業の妨げになってしまうので注意しましょう。 この記事