MacでValorantをプレイする方法|Boot Campを使ったインストール&セットアップ完全ガイド
Macユーザーにとって最も悩ましいことのひとつが、Valorantのような人気ゲームがMacで遊べない点です。ValorantはWindows OS専用として開発されており、他のプラットフォーム向けバージョンが存在しないため、Macには公式にダウンロードできません。しかし、本記事で紹介する回避策を使えば、公式サイト経由でMac用Valorantのプレイ環境を構築できます。
目次
- Part 1. Valorantとは?
- Part 2. MacでValorantをダウンロードしてプレイする方法
- Part 3. MacにValorantをインストールするための要件
- Part 4. まとめ
Part 1. Valorantとは?
Valorantは、League of Legendsで知られるRiot Gamesが開発したヒーローシューター型の対戦FPSです。大規模なマーケティングと既存ファンの期待に支えられ、リリース後わずかな期間で爆発的な人気を獲得しました。残念ながら、ValorantはmacOSをネイティブにサポートしていないタイトルのひとつですが、だからといってMacでプレイできないわけではありません。
Mac上でWindowsを動かす方法は複数ありますが、Valorantをプレイできるのは「Boot Camp」経由でWindowsをインストールした場合のみです。その理由は、Valorantが独自のアンチチートシステム「Vanguard」を採用しているためです。Vanguardはカーネルレベルで動作する厳格なアンチチート機構で、WindowsとmacOSを同時に実行するParallelsのような仮想マシン環境では一切機能しません。Windowsユーザーにとってもトラブルの原因になることがあるほど強力な仕組みであり、仮想環境との完全な非互換性が最大のポイントです。

Part 2. MacでValorantをダウンロードしてプレイする方法
前述のとおり、MacでValorantをプレイする唯一の現実的な方法は、Boot Campを使ってWindowsをインストールすることです。Boot CampはmacOSに標準搭載されている無料ツールで、Macのドライブをパーティション分割してWindowsを導入できます。起動時にmacOSかWindowsを選択できるため、ゲーマーにとってはMac非対応のWindowsゲームへの扉を開く強力な選択肢となります。
Appleが無料提供しているBoot Campは、安心して使える公式ツールです。さらに嬉しいことに、現在ではライセンスキーを購入せずにWindows 10やWindows 11を無料でセットアップできます。Microsoftがアクティベーションコードの購入を求めてくるのは、壁紙などの外観設定を変更したい場合のみで、それ以外は無期限に無料で使い続けられます。
Secure Boot設定の確認
- Macの電源を入れ、Appleロゴが表示された瞬間にCommandキーとRキーを同時に押します。
- ユーザーを選択して「次へ」をクリックし、ログイン情報を入力します。
- macOSユーティリティ画面のメニューバーから「起動セキュリティユーティリティ」を選択します。
- 「フルセキュリティ」を選択し、macOSのパスワードを入力します。

Boot Campアシスタントでパーティションを作成
- アプリケーションフォルダ内の「ユーティリティ」フォルダからBoot Campアシスタントを開きます。
- 画面の指示に従ってUSBメモリをMacに接続します。Boot Campアシスタントはこれを使って、Windowsインストール用の起動可能なUSBを作成します。
- 前提条件の項目で説明したとおり、Macの空き容量に応じてWindowsパーティションのサイズを調整します。
- 後から変更できないため、Windowsアップデート分を見込んだ十分な大きさのパーティションを確保してください。
Windowsパーティションのフォーマット
- 次に、作成したパーティションにWindowsをインストールします。パーティション作成後、Macは自動的に再起動され、Windowsインストーラーが立ち上がります。
- Windowsのインストール先を尋ねる画面が表示されたら、「BOOTCAMP」という名前のパーティションを選択して「フォーマット」ボタンをクリックします。
Windowsのインストール
- フォーマット完了後、インストール処理が始まります。作業中はUSBメモリ以外の外部デバイスをすべて取り外してください。あとは画面の指示に従い、「次へ」をクリックしながら進めます。

Windows側へのBoot Campインストール
- インストール完了後、「Boot Campインストーラへようこそ」というウィンドウが表示されます。画面の指示に従ってWindowsパーティション内にBoot Campをダウンロード・インストールすると、Windowsサポートソフトウェアも同時に導入されます。
macOSとWindowsの切り替え
Windowsのインストール後は、Macの起動時にどちらのOSで立ち上げるかを選択できます。
- Macを再起動し、起動可能なボリュームの選択画面が表示されるまでoption(⌥)キーを押し続けてから離します。
- 「BOOTCAMP」ボリュームを選択すると、WindowsでMacが起動します。
Part 3. MacにValorantをインストールするための要件
MacにWindowsをインストールしてValorantをプレイするために必要な要件を確認しておきましょう。
- 最新版のmacOS(Boot Campアシスタントの動作に必須)
- 64GB以上の空き容量があるMac(ラグなく快適に遊ぶなら128GBを推奨)
- 16GB以上の空き容量がある外部USBデバイスまたはディスクイメージ(Windows 10 Home / Windows 10 Pro用)
- 128GB以上のRAMを搭載したiMac ProおよびMac Proの場合、起動ディスクにはMacのメモリと同等の空き容量が必要
また、Boot Camp経由でWindowsをインストールできるのは、以下のMacモデルのみである点にも注意してください。
- iMac Pro(全モデル)
- iMac(2012年以降)
- Mac Pro(2013年以降)
- Mac mini(2012年以降)
- MacBook Pro(2012年以降)
- MacBook Air(2015年以降)
なお、Apple Silicon(M1/M2/M3など)を搭載したMacはBoot Campに非対応のため、この方法はIntelプロセッサ搭載モデル限定となります。作業前に、お使いのMacのチップ種類を必ず確認しておきましょう。
Part 4. まとめ
Valorantに見られるように、大手PCゲームタイトルの多くは、ゲーム会社がMacプラットフォームを軽視する傾向があるため、macOS向けに提供されていません。しかし、Windowsマシンを持っていなくても、本ガイドの手順に従えばBoot Camp経由で世界的に人気のFPS「Valorant」をMacで楽しめます。ぜひ本記事を参考に、快適なValorantライフを始めてみてください。
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