外部ドライブへのmacOSインストールで「このボリュームはこのアップデートと互換性がありません」エラーが出たときの解決方法
外部ドライブにmacOS Big Surをインストールして、そこから直接起動できるようにしたい——そんなニーズを持つ方は少なくありません。しかし、GUIDパーティションマップでドライブをフォーマットしたにもかかわらず、いざBig Surをインストールしようとドライブを選択すると「このボリュームはこのアップデートと互換性がありません(The volume is not compatible with this update)」というエラーが表示され、先へ進めなくなってしまうことがあります。LaCie Rugged 500GB Thunderbolt USB-Cなどの外付けドライブでも同様の報告が見られます。
同じトラブルでお困りなら、この記事が役立つはずです。外付けハードドライブにmacOSをインストールして起動ディスクとして使おうとしたところ、途中でこのエラーメッセージにつまずくケースは多く、特にmacOS SonomaやmacOS Big Surで発生しやすいことで知られています。

ご安心ください。この記事では、このエラーを解消し、外部ドライブへのmacOSインストールを成功させるための手順を丁寧に解説します。順を追って読み進めてみてください。
Macで「このボリュームはこのアップデートと互換性がありません」エラーが発生する理由
具体的な解決策に入る前に、まずはなぜこのエラーが発生するのかを確認しておきましょう。検証の結果、このエラーは選択したディスクのファイルシステムやシステムファイルが古すぎることが主な原因であることがわかっています。そのため、インストーラー側が「互換性がない」と判断し、インストールを拒否してしまうのです。
原因がわかれば、対策も自ずと見えてきます。つまり、外付けハードドライブを最新のファイルシステムでフォーマットし直せば、macOSのインストールを問題なく進められるようになります。
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「このボリュームはこのアップデートと互換性がありません」エラーの修正手順
前述の通り、根本的な解決策は外付けハードドライブをmacOSと互換性のある最新のファイルシステムでフォーマットすることです。
AppleはmacOSのバージョンに合わせて複数のファイルシステムを開発してきましたが、現在もっとも広く使われているのがAPFS(Apple File System)です。外付けHDD/SSDへのmacOSインストール中にこのエラーが表示された場合は、まず対象ドライブをMac上でフォーマットし直しましょう。

注意:フォーマットを実行するとドライブ内のデータはすべて消去されます。必ず事前に重要なファイルのバックアップを取ってください。別のドライブへコピーする方法でも、クラウドストレージに保存する方法でも構いませんが、バックアップだけは忘れずに行いましょう。
バックアップが完了したら、以下の手順でドライブをフォーマットします。
ドライブをフォーマットする手順
ステップ1: アダプタやケーブルを使用して、対象のドライブをMacに接続します。
ステップ2: ドライブがマウントされたら「ディスクユーティリティ」を開き、ツールバーの「表示」ボタンから「すべてのデバイスを表示」を選択します。

ステップ3: 左側のサイドバーで外付けハードドライブ本体を選択し、上部メニューバーの「消去」をクリックします。

ステップ4: 新しいウィンドウが表示されたら、ドライブに好きな名前を付けてください。
ステップ5: 「フォーマット」欄で「APFS」を、「方式」欄で「GUIDパーティションマップ」を選択します。

ステップ6: 「消去」をクリックして操作を確定します。
フォーマットが完了したら、改めてmacOSのインストールを実行し、エラーが再発しないか確認してみてください。
この方法でエラーが解決できたら、同じ悩みを抱える方のために、ぜひこの記事をシェアしてください。
フォーマット中・フォーマット後にデータを失ってしまった場合の対処法
「バックアップを取り忘れた」「バックアップデータが予期せず失われた」という場合でも、諦める必要はありません。データ消失に気づいたら、できるだけ早くデータ復元作業を行うことが重要です。時間が経過するほど、上書きによって復元成功率は下がってしまいます。
おすすめなのが高機能データ復元ソフト「iBoysoft Data Recovery」です。優れたディスクスキャン技術と高度な復元アルゴリズムを備えており、フォーマット済み・読み取り不可・起動不可・破損・物理障害寸前といった状態の内蔵/外付けドライブからも、削除・紛失したファイルを高い成功率で復元できます。
フォーマット前にバックアップを忘れた場合でも、バックアップファイル自体を失った場合でも、本ソフトはドライブをビット単位・セクタ単位で精査し、失われたファイルの痕跡を探し出します。

iBoysoft Data Recoveryを使ってMac上で失われたファイルをスキャンする手順は以下の通りです。
ステップ1: アダプタを使用して外付けハードドライブをMacに接続します。(内蔵ドライブでデータ消失が起きた場合はこの手順は不要です。)
ステップ2: iBoysoft Data RecoveryをMacに無料ダウンロードしてインストールします。データ消失が発生したドライブにはインストールしないでください。
ステップ3: ソフトを起動し、デバイス一覧から対象のハードドライブを選択します。
ステップ4: 「失われたデータを検索(Search for Lost Data)」をクリックして、ディスクスキャンを開始します。

ステップ5: スキャンが完了したら、結果を右クリックして「プレビュー」を選択し、復元前にファイルの中身を確認できます。

ステップ6: 必要なファイルにチェックを入れ、「復元(Recover)」をクリックして復元を開始します。復元が完了したら、保存先に十分注意してファイルを保管し、二次被害を防ぎましょう。
無事にファイルを復元できたら、この便利なツールの存在を周囲の方にも教えてあげてください。
外部ドライブにmacOSをインストールするときに知っておきたいポイント
外付けSSD/HDDへのmacOSインストールはそれほど難しい作業ではありませんが、いくつかのポイントを押さえておくと、よりスムーズに進められます。

1. ドライブの空き容量を確認する
対象ドライブにmacOSを収容できるだけの十分な空き容量があるかを事前にチェックしましょう。容量不足だとインストールは失敗します。また、OSを快適に動作させるためにも、余裕をもった容量を確保しておくことをおすすめします。
2. データの完全なバックアップを取る
予期せぬトラブルによるデータ消失を防ぐため、対象ドライブ内のデータは必ずバックアップしてください。別のドライブに保存しても、クラウドストレージを利用しても構いません。
3. 信頼できるソースからmacOSを入手する
macOSのダウンロードは、Appleの公式サイトやApp Storeなど信頼できる経由で行いましょう。第三者の配布元から入手したOSは動作が不安定だったり、マルウェアやトロイの木馬、不要なソフトウェアが仕込まれているリスクがあります。
まとめ
この記事では、Macで「このボリュームはこのアップデートと互換性がありません」エラーが発生する原因と、APFS形式でのフォーマットによる解決手順を解説しました。さらに、インストール作業中やその後にデータを失ってしまった場合の復元方法もご紹介しています。
加えて、外部ドライブへのmacOSインストールをよりスムーズに行うための実用的なヒントもまとめました。気になる項目があれば、ぜひ本文全体を通してご一読ください。
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