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Macでブラウザハイジャッカー(リダイレクトウイルス)を削除する方法

ブラウザハイジャッカーは、フリーソフトのバンドルダウンロードパッケージ経由でインストールされることがほとんどです。ウイルスやマルウェアのように悪意ある破壊的な性質を持つわけではありませんが、一度入り込まれると対処が非常に厄介な存在です。ソフトウェアのインストール中にチェックボックスを読み飛ばしたことで誤って導入してしまうケースも多いため、「潜在的不望プログラム(PUP)」としても分類されています。

ブラウザハイジャッカーの典型的な症状は、ホームページ、検索エンジン、新規タブのURLなど、ブラウザ設定が許可なく強制的に変更されることです。広告・バナー・ポップアップだらけのサイトへ繰り返しリダイレクトされることもあります。さらに一部のハイジャッカーにはスパイウェアが仕込まれており、閲覧活動の監視や機密性の高い個人情報の収集を行う場合があります。

近年報告の多いブラウザハイジャッカーには以下のようなものがあります。

  • Search Mine
  • Search Baron
  • Trovi
  • Weknow.ac
  • Alertsx

上記のような問題に心当たりがある方、似たような症状でお困りの方は、ぜひ本記事をご活用ください。

ここでは、追加のアンチウイルスソフトに頼らず、Macユーザーが手動で不審なブラウザハイジャッカーを特定・除去するための4つの方法を紹介します。

ステップ1:ブラウザの設定と拡張機能を確認する

ブラウザハイジャッカーの存在に最初に気づくのは、多くの場合、ホームページや検索エンジンが許可なく勝手に変更されたときです。まずはブラウザの環境設定から、ホームページや検索エンジンを以前使っていたものに戻してみましょう。そのうえで、不審な拡張機能がないかも併せて確認します。ブラウザやデバイスを再起動しても変更が保存されない場合は、ステップ2〜4でシステムの深部を調査してください。

Safariの拡張機能を確認する

  1. Safariを開き、画面上部のメニューバーから「Safari」→「環境設定」を選択して設定画面を開きます。
  2. 設定画面のツールバーで「一般」タブをクリックします。新しいウィンドウやタブの開き方などの設定が表示され、「ホームページ」欄に現在のホームページアドレスが表示されます。見覚えのない不審なアドレスが設定されている場合は、信頼できるアドレスに戻しましょう。Safariのデフォルトのホームページは www.apple.com/startpage/ です。
  3. 検索エンジンが変更されていないか確認するには、「検索」タブ(左から5番目)をクリックし、「検索エンジン」のプルダウンメニューから使用したい検索エンジンを選択します。
  4. 最後に、「拡張機能」タブ(右から2番目)をクリックして、Safariの拡張機能を確認します。左側のボックスに拡張機能の一覧が表示されるので、名前をクリックすると、大きな表示枠で詳細や権限の確認、アンインストールが行えます。正規の開発元以外による拡張機能には、アドウェアやスパイウェアが含まれていることがあり、不要な広告の表示や、キーチェーン・カード情報の窃取につながる恐れがあります。不明な拡張機能や不審な拡張機能が見つかった場合は、削除することをおすすめします。

Chromeの拡張機能を確認する

  1. Chromeを開き、画面上部のメニューバーから「Chrome」→「環境設定」を選択して設定画面を開きます。
  2. 設定ページを下にスクロールし、「検索エンジン」セクションにある「検索エンジンの管理」をクリックします。現在Chromeに登録されている検索エンジンの一覧が表示されるので、不要なものは右端の3点リーダー(⋮)をクリックして削除します。
  3. 設定のメインページに戻り、起動時のホームページを変更したい場合は、一番下の「起動時」セクションまでスクロールします。3番目のオプション「特定のページまたはページセットを開く」を選択し、希望のホームページアドレスを入力します。
  4. 現在のChrome拡張機能を確認・管理するには、アドレスバー右側の3点リーダー(⋮)をクリックします。ドロップダウンリストから「その他のツール」(下から4番目)を選択し、展開されたリストの2番目のセクションにある「拡張機能」をクリックします。すべての拡張機能が表示されるウィンドウが開き、開発元、バージョン、サイズ、アクセス権限などの詳細を確認したり、Chromeから削除したりできます。各拡張機能カード右下のスイッチで、現在有効になっているかどうかを確認できます。不審な拡張機能については、詳細ページ下部の「Chromeウェブストアで表示」をクリックして、配布元や開発者のプロフィールを確認するとよいでしょう。

ステップ2:システムのログイン項目を確認する

ステップ1でも触れたように、ブラウザやデバイスを再起動するたびに設定が書き換えられる場合は、マルウェアがブラウザ内だけでなく、システムのより深い場所に潜んでいる可能性があります。このステップでは、システムへのログイン時に自動的に起動するプログラムを簡単に確認できます。

  1. 「システム環境設定」を開きます。
  2. 「ユーザとグループ」をクリックします。
  3. 「パスワード」ページでは、ユーザーのログインパスワードの変更やユーザーリストの管理ができます。「ログイン項目」タブをクリックすると、ログイン時に自動的に起動するプログラムの一覧が表示されます。不要な項目を選択して「−」ボタンをクリックすれば、起動対象から除外できます。ステップ1で述べたように、デバイス再起動後にブラウザ設定の変更が保存されない場合は、ログイン時に起動するようマルウェアが仕込まれ、再起動のたびに設定を書き換えている可能性が高いです。

ステップ3:最近変更されたアプリケーションをすべて確認する

「システム情報」アプリでは、バックグラウンドで動作している非表示のアプリを含む、すべてのアプリケーションを確認できます。「システム情報」を開く方法は2つあります。

  1. 1つ目は、Launchpadの「その他」フォルダ内から「システム情報」を開く方法です。もう1つは、画面上部のAppleアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「このMacについて」を選択する方法です。
  2. 「システム情報」が開いたら、ツールバーの「概要」(通常はデフォルトで開いています)をクリックし、「システムレポート…」をクリックします。
  3. 新しいウィンドウで左側のリストを下にスクロールし、「ソフトウェア」セクションを展開して「アプリケーション」をクリックします。アプリケーションの一覧が表示されるので、列見出しの「修正日時」をクリックして、更新日が新しい順に並べ替えます。密かにシステムを改変しているマルウェアを見つけるために有効な方法です。最近アクティブになった不審なアプリが見つかったら、その場所のパスをコピーして該当フォルダに移動し、完全に削除しましょう。
  4. 特定のフォルダパスに移動するには、まずFinderを開きます。画面上部のメニューバーから「移動」→「フォルダへ移動」(下から2番目)をクリックし、パス入力用のウィンドウを開きます。

ステップ4:不審な自動起動ファイルを確認する

このステップでは、ソフトウェアやデバイスの起動時に自動的に読み込まれるファイルが格納されているシステムフォルダを確認します。ここまでの手順でマルウェアが見つからなかった場合は、このフォルダを手動で調べてみてください。正規の開発元による自動起動ファイルには、通常「com.PROVIDER.XXX.plist」のように理解しやすい形式の名前が付けられています。

  1. Finderを開き、メニューバーから「移動」→「フォルダへ移動」をクリックして、パス入力ウィンドウを開きます。
  2. 以下のいずれかのパスを入力します。
    a. /Library/LaunchAgents/
    b. /Library/LaunchDaemons/
    c. ~/Library/LaunchAgents/
  3. これらのフォルダには、システムプロセスを自動的に管理するためのスクリプトが格納されています。たとえばAppleは、Time Machineの「backupd」プロセスをスケジュールし、1時間ごとにバックアップを作成させるために、こうしたスクリプトを使用しています。

一括で対処するなら

上記のすべてのステップで挙げたファイルやフォルダを一つずつ確認するのは、時間と手間のかかる作業です。Antivirus Oneは、あらゆる潜在的なリスクや攻撃からデバイスを保護するプロフェッショナルなアンチウイルスツールです。自動リアルタイムスキャン機能を備えており、ブラウザハイジャッカーが痕跡を残す前に駆除します。安心して快適なネットサーフィンをお楽しみいただけます。

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