MacでChromeからウイルスを完全に削除する方法|原因・種類・対処法まとめ
Google Chromeを使っていて、「広告が異常に増えた」「デスクトップにも見慣れない広告が表示される」といった変化に気づいたことはありませんか?その場合、ブラウザがウイルスに感染している可能性があります。
「Chromeにウイルスが入ったかも」と思うと少し不安になりますよね。しかし、早めに適切な対処をすれば、詐欺行為やハッカーによる被害からMacを守ることができます。
この記事では、Google Chromeに感染するウイルスの種類や仕組み、具体的な削除方法、そして今後の感染予防策まで、わかりやすく解説します。
パート1. Google Chromeウイルスとは?
マルウェアにはさまざまな種類がありますが、Chromeに関連するものは他のウイルスほど深刻ではない場合でも、PCやユーザーにさまざまなトラブルをもたらします。例えば「Macに問題が発生しています」といった通知が表示されても、実際にはMac自体は正常に動作していることがあります。
こうした通知はあくまで「餌」です。うっかりポップアップやリンクをクリックすると、別のページへ誘導され、「問題を解決するアプリを購入せよ」「プログラムをダウンロード・インストールせよ」と指示されます。しかし、そのプログラムにはさらに有害なウイルスが仕込まれているケースがほとんどです。

Macで感染しやすいChromeウイルスの主な種類
アドウェア(Adware)
「Ad(広告)」が語源のマルウェアです。ブラウザ上やデスクトップに大量の広告を表示させる原因となります。比較的害の少ないタイプですが、表示された広告をクリックしてしまうと二次被害につながるので注意が必要です。
スパイウェア(Spyware)
非常に巧妙なマルウェアで、普通のソフトウェアや動画ファイルなどに擬態してきます。ファイルをインストールした瞬間にPC内に侵入し、銀行口座情報、閲覧履歴、パスワードなどの機密情報を密かに盗み出します。
ポップアップ(Pop-Ups)
クリックしようとしたアイコンの前後や横に突然現れる小さなウィンドウです。誤ってクリックすると、金銭目的のサイトへ強制的にリダイレクトされ、購入を促される仕組みになっています。
ハイパーリンク(Hyperlinks)
ポップアップと同様に別ページへ誘導し、購入やダウンロードを促す手口です。違いは見た目で、ポップアップは小さなウィンドウ形式であるのに対し、ハイパーリンクはテキスト形式で表示される点です。
Chromeがウイルスに感染しているか診断するチェックポイント
- 内容と無関係な場所に広告が表示され続ける。例えば、Macの技術Tipsについてのページを見ているのに、不動産の広告が出てくる。
- ダウンロードした覚えのないアプリがMacに入っている、または自分が使わない種類のアプリが勝手にインストールされている。
- Chromeや他のアプリを開きながらアクティビティモニタを確認し、Chromeが異常に多くのリソースを消費している場合は、ウイルスが活動している可能性がある。
- アクセスしたサイトが全く別のサイトへ飛ばされる。例えばmygroceries.comを開いたのに、ウイルス対策ソフトや医療保険の販売ページが表示される。
パート2. 手動でChromeをディープクリーン&ウイルス除去する手順
ステップ1. 不審なプログラムをアンインストールする
スパイウェアはPCへの被害が最も大きいマルウェアのため、まず真っ先にMacから取り除くべき対象です。見覚えのないアプリや、実際に必要としていないアプリはすべて削除しましょう。
- 「アプリケーション」フォルダを開く。
- インストールされているアプリを一つずつ確認し、不審に思えるものを探す。
- 認識できないアプリはすべてアンインストールする。ただし、単にゴミ箱へドラッグするだけでは不十分な点に注意。
- そのアプリに関連するファイルも検索して、すべて削除する。
Macでプログラムをアンインストールする方法
アンインストールしたいアプリが起動中の場合は、先にアプリを終了してください。
- アプリケーションフォルダを開き、削除したいアプリのアイコンを長押し(右クリック)してゴミ箱へ移動 > ゴミ箱を空にする。または、
- キーボードで
⌘ command+deleteを同時に押してファイルをゴミ箱へ移動する。
ステップ2. Mac上のウイルス関連ファイルをすべて削除する
不要なアプリをアンインストールしても、それだけで安全が保証されるわけではありません。関連ファイルやブラウザのCookieも残さず削除する必要があります。
- デスクトップでFinderを起動し、ツールバーの「移動」をクリックする。
- 表示されたリストの一番下にある「フォルダへ移動」を選択する。
- ファイルを確認しながら、不審なものを探す。
- 見つけたら該当項目をゴミ箱へ移動する。
不審なファイルの例:「com.adobe.fpsaud.plist」「myppes.download.plist」「mykotlerino.ltvbit.plist」など。
ステップ3. Chromeの設定をリセットする
Chromeにはすべての設定を初期状態に戻す機能があります。ただし、ブックマークや保存済みのパスワードも消えてしまうため、事前にバックアップしておくのがおすすめです。
- 画面上部のアドレスバー右侧にある「縦3点アイコン(⋮)」をクリックする。
- メニューから「設定」を選択する。
- 多数のオプションが並ぶ新しい画面が開くので、下部にある「詳細設定」をクリックする。
- オプション一覧を下にスクロールし、「リセット」セクションの「設定を元のデフォルトに戻す」を選択する。
- 確認ダイアログが表示されたら「設定をリセット」をクリックする。

Chromeをアンインストールして再インストールする
上記の手順でも問題が完全に解決しない場合は、Chrome本体とそのファイル・データを丸ごと削除し、再インストールするのが確実です。以下のパスを順番に確認して、関連ファイルをすべて削除してください。
Finderを開く > 「移動」をクリック > 「フォルダへ移動」を選択し、以下のパスを入力:
/Applications/Chrome.app/Library/Application Support/Google//Library/Google/~/Library/Application Support/Google/~/Library/Google/~/Library/Preferences/com.Google.Chrome.plist
ファイルを削除したらMacを再起動し、Google Chromeを再インストールします。なお、Googleドライブ、Googleスプレッドシート、カレンダーなどの他のGoogleアプリも一緒に削除されている場合があるため、必要に応じて再度ダウンロードしてください。
拡張機能を削除または再有効化する
- Chromeのアドレスバー横にある「縦3点アイコン(⋮)」を選択する。
- 「その他のツール」にカーソルを合わせ、「拡張機能」を選択する。
- 拡張機能の一覧を確認し、悪意のあるもの、または不要なものを見つけて「削除」を選ぶ。
- マルウェアだと判断できる場合は、「不正報告(Report Abuse)」のチェックボックスにチェックを入れる。
- 「削除」をクリックする。
- 拡張機能を再度使いたい場合は、「削除」ボタンの隣にある「有効にする」ボタンをクリックすれば復活できます。

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